甲子園での試合に引き続き、Liveで見ることが出来ず、報道ステーションでダイジェストを見た程度なので、さらに詳しいことは(FA宣言選手の動向の件なども含めて)こちらをご覧いただくとして、11/12 18:07〜 日本対MLB(日本1勝、京セラドーム大阪、2時間42分、33,003人)
MLB 000 000 000|0
日 本 010 100 00X|2
【投手】
(M)シューメーカー●、ハンター、サンティアゴ、メランソン−ペレス
(日)前田○、牧田、大谷、西野S−嶋
【戦評】
日本が競り勝った。日本は二回無死二、三塁で松田の中犠飛で1点を先取。四回には山田の適時打で1点を追加した。先発した前田は5回無失点。その後も大谷が八回を三者凡退に抑えるなど継投で無得点に封じた。
↓ ↓ ↓



80年前の日米野球はベーブ・ルースが来日したとかいう綺麗な事よりもメンバーに選ばれてたモー・バーグという選手が実はスパイでその後の戦争で情報が活用されたという裏の事も語らないとダメだろ
— もりりん (@moririn1119) 2014, 11月 12
という流れでこの本。
要は、戦争は儲かるということと、その儲けはほんの一部の人しか潤さないということが理解できれば、あとはトンデモ本だと思って、適当に流していけばOK?←な、わけない(^_^;)
後掲のAmazon書評でも、星5つか4つしかないのもなんだかなぁ〜
とは思うんですが、
「無知は最大の敵」
「無知とは、目の前にある貴重な情報を見ないこと」
これらを肝に銘じます。
苫米地英人「日本人の99%が知らない戦後洗脳史」(ヒカルランド)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
日本の体制はすべて占領期につくられていた!戦後レジームの洗脳を苫米地博士が初めて明らかにした!
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 戦後は終わっていない
第2章 天皇家のゴールド
第3章 本当の世界大戦
第4章 戦後レジームの正体
第5章 戦後復興の真相
第6章 インペリアル・ジャパン
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
苫米地英人(トマベチヒデト)
1959年、東京生まれ。認知科学者(機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学)。計算機科学者(計算機科学、離散数理、人工知能)。カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLab兼任フェロー、ロシア極東連邦大学客員教授、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、角川春樹事務所顧問、米国公益法人The Better World Foundation日本代表、米国教育機関TPIジャパン日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長、一般財団法人苫米地国際食糧支援機構代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2014年4月発行/2014.8.28読了】
【備忘録】
はじめに―日本の洗脳の歴史
・「日本は太平洋戦争で負けた」ということをまったく理解していない
「日本人の99%が知らない戦後洗脳史」お読みしました。一度は日本を外側から見る必要があると思います。海外旅行でも留学でもいいし、外国人の多くいる場所に身を置く、外国語を習ったり。日本国内でのほほんと生活していたら、見なくて良いものは見なくなってしまうでしょう。
— 大瀧 葎子 (@rtsk2014) 2014, 5月 17
第1章 戦後は終わっていない
・世界経済を動かしているものは「ゴールド」
・隠匿退蔵物資事件
隠退蔵物資事件(いんたいぞうぶっしじけん)は、旧日本軍が戦時中に民間から接収したダイヤモンドなどの貴金属類や軍需物資について、GHQ占領前に処分通達を出し、大半が行方知れずとなった事件。
その後、この資金が辻嘉六などを通じて政界に流れていることが分かり、その調査のため衆議院に「不当財産取引調査特別委員会」が置かれた。日本国憲法に規定された国政調査権をフル活用し、政界・財界の大物を次々と喚問。これが芦田内閣の早期瓦解につながった。
また検察には「隠匿退蔵物資事件捜査部」が設置された。この隠匿退蔵物資事件捜査部は、東京地方検察庁特別捜査部の前身にあたる。
・官僚とマスコミが一体となって、邪魔な人間を陥れる体制h戦後すぐに出来上がっていた
・GHQの2つの派閥〜リベラル派と反共派
・いまの日本のリベラル派は、GHQのリベラル派が積極的に左派勢力を優遇した置き土産
・GHQが残していったものは、日本国憲法だけでなく、現在の警察と検察の対立の構図、改憲派と護憲派という対立の枠組など意図していないものまで
・改憲論争の発端は、そもそもGHQの内輪もめ
・M資金はあると知っていたからこそ、一流企業の要職にある人ほど騙された
>キアッソ米国債事件
>米国債13兆円持ち出し事件の真相(zeraniumのブログ)
第2章 天皇家のゴールド
黒田久太「天皇家の財産」
・昭和20年9月22日のGHQ「金融取引の統制に関する件」という通達で、天皇家のことを「the greatest of the "Money gang"」と表現していた
・明治維新後から国会開会前までに集中して、明治政府は天皇家に日本の富を集中すべく画策していた
・その後、日清・日露・日中戦争の中で、天皇家の資産は飛躍的に増大していった〜(戦争ビジネスへの)投資による資産運用
・銀行家は敵国への協力と利潤を秤にかけると、必ず利潤を取る
・最優先する事項は利潤の追求。これがBÏS(国際決済銀行)のモットー
・ガリオア・エロア資金
⇒ガリオア資金 (Government Appropriation for Relief in Occupied Area) =占領地域救済政府資金
⇒エロア資金=占領地域経済復興資金 (EROA Fund:Economic Rehabilitation in Occupied Area Fund)
〜これらは現物支給(ガリオア資金:小麦粉や脱脂粉乳、エロア資金:綿花など、当時米国でたぶついていたもの)

第3章 本当の世界大戦
・金融資本を握ったものが戦後世界を牛耳ることができる
・ブレトンウッズ会議では、ドルが世界の基軸通貨になり、世銀、IMF設立などのほか、BISの解散も決まっていた
・中央銀行の独立性に正当性はない〜リーマンショックなど金融危機を引き起こし、世界経済を混乱させているし…
4章 戦後レジームの正体
・GHQにより財閥解体が行われたはずが、今でも「三菱」「三井」「住友」っていう名前の会社がいっぱいあるのはなんで?
・一時は共和党の大統領候補になったマッカーサーにしてみれば、日本がどんな国になろうが知ったことはない。大切なのはアメリカ国民に自分が大統領にふさわしい人間に映っているかどうか。
・日本の占領政策の目的が当初の「日本を軍事的にも経済的にも無力化」することから、「安定した日本を太平洋地域の経済に組みいれ、親米的で、有事の際には準備の整った同盟国」を作ることに変わった
・今で反米的な政治家が現れると必ず東京地検がつぶしにかかるのは、いまだに対米従属の証
・GHQによる財閥解体はなかったが、ウォール街による財閥解体はあった
第5章 戦後復興の真相
・ウォール街による財閥解体〜財閥を抜け殻にすること
・持株会社の解体と独占禁止法の施行〜持株会社傘下の事業体は残っていた
・持株会社の代わりは、グループ間の株の持ち合い〜リーダー、資本家は不在に
・企業の私物化はここから始まった
・累進課税制度の導入もリーダーシップと資本家を不在とするための施策
・日本の経済復興は、アメリカの国益を睨んだもの
第6章 インペリアル・ジャパン
・占領下の6年で日本人は腑抜けになっていった

・日本は再軍備だけは受け入れなかった
・NSC−48/4文書〜日本を反共親米国にし、アジアにおける軍需工場化を進めていく方向
・テレビはもともとアメリカ文化を日本に刷り込むためのもの。反共思想を強固にするための目的も隠されていた
・憲法第9条の改正より、国連憲章の敵国条項も撤廃こそが日本の最優先事項〜これができないと本当に独立したとはいえない
・JAPANは国連を脱退し、NIHONという名で国連に再加盟という奇策
・日本国民の真の敵は、自分の利益のためにアメリカを使う日本の権力者たち
【参考書評等】
←清水有高:一月万冊
・Seastar Dreaming〜アートなデジタルライフを!

・西村まゆみ official blog
・ハワイとランニングとグルメ...そしてHappy Healthy Life
・のびやかな暮らし
・SF大好き
・雷ブログ
・こーぞーの金融日記
・Amazon書評
・読書メーター


