2014年09月11日

9月10日のプロ野球の件を前振りに、倉山満「歴史問題は解決しない」+同日の天皇杯サッカーの件

本題に入る前に、昨日のプロ野球の結果から。
9月10日のセ・リーグ
◇DeNA2―0ヤクルト(ハマスタ)
 DeNAが3連勝。1回に梶谷が先頭打者本塁打、6回はグリエルが適時打。山口はプロ初完封。ヤクルトは新人杉浦の力投が実らず。

◇広島4―3中日(マツダ)
 広島は5回、松山の右前安打を足がかりに、長短5安打を集めて逆転した。中日は森野の本塁打などで追い上げたが、届かなかった。

巨人3―1阪神(甲子園)
 巨人は7回、井端の左越えソロで同点に追いつき、8回に坂本の遊撃強襲内野安打で勝ち越した。菅野は2年連続の2桁勝利。阪神は5連敗

9月10日のパ・リーグ
◇オリックス6―0楽天(コボスタ宮城)
 オリックスは2回、駿太の適時三塁打で先制。5回に安達の2点適時二塁打で突き放した。金子は4月25日以来の完封でリーグ1位の13勝目。

ロッテ4―3西武(QVCマリン)
 ロッテが6回にクルーズの3ランで勝ち越し、2連勝。石川は約1カ月ぶりの白星を挙げた。西武は中軸の中村、メヒアが2日連続で無安打。

ソフトバンク2―1日本ハム(東京ドーム)
 ソフトバンクは同点の7回、李大浩の適時二塁打で1点を勝ち越した。摂津は4年連続の2桁勝利。日本ハム打線は木佐貫を援護できず。
個々の試合に関するさらに詳しいことはこちらをご覧いただくとして、
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マートンを1番に置いて、初回1点先制したまでは良かったけど
いわたた(+救援陣)が虎の子の1点を守りきれるなんてとても想定できず…
結局、そのとおりになってしまうとわね
6回裏無死三塁で無得点の時点で勝負あった?
なぜ、レフトポール際のホームランの出やすいところに相手チームの選手にばかり打たれる?(´・ω・`)
振り向けば、横浜(^_^;)
たまには、予想をいい方に裏切ってくれ(●`ε´●)
他の虎クラスタの方の見解はこちらをご覧いただくとして、
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居酒屋六甲(平塚).jpg←この店荒れたろだろうなぁ(´・ω・`)
ともあれ、「歴史は繰り返す」というか、「タイガースが、毎年終盤に失速するのは永遠に解決不可能?」という流れでこの本。
歴史問題は解決しない 日本がこれからも敗戦国でありつづける理由

渡部昇一氏も後継者が出てきてよかったね(^_^;)

本倉山 満歴史問題は解決しない 日本がこれからも敗戦国でありつづける理由」(PHP

本が敗戦国から抜け出すためには何が必要なのか。新進気鋭の論者が歴史認識を根本から改める覚悟を日本国民にせまる戦慄の書。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
安倍内閣でも戦後レジームを覆すことはできない。学校では絶対に教えられない歴史講義。

【目次】
序章  安倍内閣が「歴史問題」を解決できない理由
第一章  近代の前提−歴史問題を解決させたくない
 第一節  古代ヨーロッパが先進地域だとの思い込み
 第二節  七百年も恨みを抱き続ける意味
 第三節  正しい歴史を知る恐ろしさ
第二章  ウェストファリアと反近代の衝動
 第一節  キリスト教の克服から近代が始まる
 第二節  絶対王権が国家主権の原点
 第三節  国際法とは「王際仁義」であり「法則」である
 第四節  戦争はなくせないとの思想が「文明」をもたらした
 第五節  ウェストファリア体制を認めなかった人たち
第三章  ヨーロッパ近代の成立と身勝手な「文明」の押しつけ
 第一節  ヨーロッパ、東方のアジアに勝利す
 第二節  果たし合い(ゲーム)を楽しむ国王立ち
 第三節  国民戦争は相手を抹殺しない
 第四節  中華帝国の「文明」観
第四章  総力戦では歴史認識こそが最大の武器
 第一節  日本−近代の模範生
 第二節  世界史に巻き込まれ、撥ね返した日本
 第三節  日露戦争とクラウゼヴィッツ
 第四節  南北戦争で生まれたアメリカ合衆国の遺伝子
第五章  日本は敗戦国から抜け出せないのか
 第一節  聖戦論に回帰した第一次世界大戦
 第二節  怨念と抑圧の第二次世界大戦
 第三節  「戦争」が根絶された世界
 第四節  日本が敗戦国から抜け出せない理由
終章  敗戦国から抜け出す方法

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
倉山 満(クラヤマミツル)
1973年香川県生まれ。憲政史研究者。1996年中央大学文学部史学科卒業。2006年同大学院文学研究科日本史学専攻博士課程単位取得満期退学。1999年より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、同大学で日本国憲法を教え現在に至る。2012年希望日本研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2014年2月発行/2014.5.26読了】


【備忘録】
序章 安倍内閣が「歴史問題」を解決できない理由
・日本の保守勢力は歴史問題の深刻さを理解していない
・誰が戦後レジームからの脱却を望むのか?
・台湾やASEAN諸国のような親日国が望んでもいずれも小国。インドも遠い。
・中国は日本の復活を望んでいないし、ロシアも日露戦争の敗北の復讐の機会をうかがっている。イギリスやオランダからも第二次世界大戦中のことで恨まれているかの理解も足りない
・北朝鮮は明らかな敵国。韓国は友好国であるはずが、徹底的に日本を恨んでいる
・アメリカはストロングジャパンを望む方も望まない方も日本はアメリカの持ち物であるという認識では一致している

第1章 近代の前提――歴史問題を解決させたくない
・古代から世界の文明先進国はアジアだった
〜四大文明のエジプト、メソポタミア、インダス、黄河はいずれも非ヨーロッパ
〜ヨーロッパで文明が生まれたのはギリシャ文明から。ローマ帝国時代は例外中の例外
〜ヨーロッパの中世の歴史は、実はよくわからない(実は退化していた)
・日本の歴史は、一度も途切れることもなければ退化した経験もない
・韓国はヨーロッパ(十字軍)のように本当に700年も恨み続けられるのか?
・十字軍は欧米の白人にとっては東方世界に善戦した栄光の歴史
・ルネサンスとは、カトリックによって破壊された中世から黄金の古代への回帰を意味する
・中南米やアフリカの歴史教育で正しい事実を伝えれば、人殺しの正当化にしかならない

第2章 ウェストファリア体制と反近代の衝動
・江戸幕府は布教と称して日本を侵略しようとするカトリックを禁止しただけ。布教より貿易に徹したプロテスタントのオランダとの交易は認めた
・国家の統一には王権(天皇)の権威が求められた日本。皇室は武力も経済力も持ってはいないが政治的&文化的権威に徹した
・ヨーロッパでは王権そのものが政治動乱の主体
・国際法とは王際仁義
・グロチウスの提唱(国際法3原則)
1.世の中の状態には戦争と平和の区別がある
2.戦時において味方と敵と中立国の区別がある
3.戦時において戦闘員と非戦闘員の区別がある
戦争と平和の法 フーゴー・グロティウスにおける戦争、平和、正義
・近代国際法の体系は戦国時代の日本そのもの〜戦国時代の合戦はすべて目的限定戦争であり、何らかの世俗的利益に基づいて行われ、すべての戦争は外交の手段

第3章 ヨーロッパ近代の成立と身勝手な「文明」の押しつけ
・西欧人の「文明」を押し付ける侵略戦争
・ナポレオンは国民軍による逃げ場所のない散兵戦術採用で、当時の他国の主流だった傭兵依存の(傭兵が逃げないようにする)密集隊戦法を圧倒した。ナポレオンは敗れたが、他国も国民軍制度に移行
・日本は西欧以上に模範的な国民国家へ脱皮したのに対し、中国(清)は帝国の枠組みにこだわり続けた
・「我は中華、他は野蛮」とする華夷秩序は、王朝の軍事力が強い時こそ周辺諸民族に適用されるが、弱ければ儀礼にすぎない

第4章 総力戦では歴史認識こそが最大の武器
・ペリーの開国時、日本は軍事力(鉄)と経済力(金)では劣っていたが、外交力と文化力(紙)では負けていなかった
1.最初の開国相手をアメリカにした(英国だったらロシアが黙っていない。ロシアだったら飲み込まれていた)
2.不平等条約を受け入れた(受け入れなければ植民地化された)
3.不平等条約を受け入れて時間を稼ぎつつ、西欧と同じような国民国家を建設すべく改革を行った
(例:琉球の帰属の明確化、アイヌを日本人化、憲法の制定と遵守)
・日本がロシアに勝ったから真の国際法になった
・そもそもアメリカ合衆国建国の父と言われるピルグリム・ファーザーズとは宗教的価値観が支配する中世から離脱しようとするヨーロッパで居場所がなくなり、新大陸に自由な信仰を求めてたどり着いた放浪者(宗教原理主義、反近代の集団)
・独立当初のアメリカ合衆国は今のEUみたいなものだった
・今のアメリカ合衆国はリンカーンが建国したようなもの〜相手国(アメリカ南部州)の国家体制の完全な破壊、復習裁判による悪魔化、歴史的教育の撤退
⇒占領軍(GHQ)が日本でやったことと同じ

第5章 日本は敗戦国から抜け出せないのか
・近代ヨーロッパ、日本:無差別戦争観
〜戦争は人間社会におけるやむを得ない事実としてとらえ、戦争のやり方に関して善悪をつけよう。軍事的合理性に反する無意味な殺傷を軽減または根絶させよう。敵とは利害が異なるだけで、犯罪者ではない
・アメリカ合衆国:差別戦争観
〜正義の戦争はある。(Cf.自分が正義で敵を悪魔と思う戦争は宗教戦争)
・第一次世界大戦から再び無秩序な暴力(総力戦)の時代へ
・総力戦に対する無理解が日本の国策を誤った
〜満州事変では軍事的には勝利しながら、宣伝戦に失敗した結果、国際的孤立に追い込まれた
〜第一次世界大戦では当事者でなかったゆえ、近代プロパガンダに対する認識が欠落していた
・国際連合成立〜米国的国際法理解(条約国際法)>慣習国際法
・終戦記念日はアメリカの総力戦開始の日
・過去に決着済みの問題の蒸し返しは、敗戦の講和条約の条件を釣り上げたのと同じ
・ドイツは戦争責任はすべてナチスに押し付け、ドイツ民族や国家としては補償しか行っていない(お悔やみであって、自分の非は認めていない)。そのかわり、ナチスを徹底否定する教育を行っている
・日本が敗戦国のままでいてくれたほうが国際社会には都合がいい
・歴史問題を解決しようと真剣に思うのなら、もう一度戦争をやって勝つしかない

終章 敗戦国から抜け出す方法
・現代社会は大きな意味でh主権国家が並立するウエストファリア体制ではあるが、その中核である無差別戦争観はかなぐり捨てられ、中世以来の聖戦論に回帰している。ヨーロッパ人が世界中に押し付けた「文明」の異端児であるアメリカが現在の世界を支配している
・日本は幕末以来の自己努力により「文明」を受容、消化し、かつヨーロッパ人以上に「文明的」に振る舞った。日本がヨーロッパ人の作ったルールでうまくゲームをこなせるプレーヤーになったとたん、ルールそのものを破壊するアメリカが世界の覇権国家となった
・アメリカは相手の総力を抹殺するまで戦いをやめない国。中国は対等の主権国家関係が理解できない
・安倍内閣に過度な期待はするな。いかに強い政権であろうとも、憲法と教育と歴史問題だけは解決できないのだから
・歴史問題の解決に特効薬はない。軍事力と経済力を蓄える努力は政府の責任だが、文化力は国民全体の問題

【参考書評等】
めんどくせぇことばかり
ギッコンガッタン
龍馬プロジェクト代表 神谷宗幣
ADDER 〜ジュエリーと日々の雑記〜
Amazon書評
読書メーター

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一方、昨日はサッカー天皇杯の4回戦のうち7試合開催。
こちらの方は、NHKのニュースでダイジェストを見た程度なので、さらに詳しいことはこちらをご覧いただくとして、
個々の試合に関するさらに詳しいことは(日本代表GKの川島永嗣(31)結婚の件も含め)こちらをご覧いただくとして、
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 05:36 | 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(3) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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