このうち管理人自身は、ナゴドおよび東京ドームの試合経過はTwitterのTLやYahoo!の一球速報で適宜追っかけていたほか、神宮の試合はNHK BS1で地元厚木市依知中出身の田中選手が代打で出てきて三振したところと、9回表の松山の本塁打ほか広島の追加点のところしか見ていないので、個々の試合に関する詳しいことはこちらをご覧いただくとして、
【5月8日のセ・リーグ】
◇中日2―1阪神
中日は8回、ルナのソロで追いつき、9回に荒木の適時打でサヨナラ勝ち。阪神は先発岩田は好投したが、(誰がとは言わんが)先制した後の追加点のチャンスを逃した上、救援陣が誤算だった。今日はピッチャー悪くないよ 福留が悪い福留を使う和田も悪い 急造セカンドでミスした大和がさらに悪くならんかったらええけど #hanshin #tigers
— きまぐれふぇいとさん (@WhimTigerFate) 2014, 5月 8
◇DeNA7―6巨人(東京ドーム)
点の取り合いとなった試合をDeNAがものにした。同点の8回2死二塁、代打多村が右翼線へ決勝の適時打を放った。巨人は西村が誤算。
◇広島13―7ヤクルト(神宮)
広島が今季最多の16安打で13得点。中継ぎ陣が踏ん張り、9回に集中打で一気に突き放した。大瀬良は4勝目。ヤクルトの連勝は3止まり。
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(Ser.7654・3396日連続更新)
NPBのHPにはまだ2012年度(2013年5月公表)の調査結果しか載ってませんが…
昨日発表された「2013年戦力外選手/現役引退選手の進路調査結果」の件に無理やりこじつけてこの本。
「60歳で小説家になる。」
タイトルは「60歳から〜」ですが、著者自身は30代なかばで小説家デビューしているので、プロ野球選手のセカンドキャリアへの指針本としてもOK?
ところで、管理人。
ブログ小説「優勝請負人」どうした?!
それと森村さん。
60歳の定年を期に本格的に小説を本格的に書き出して賞を取るようになったわけじゃないから、その分説得力が弱くなるかな?
森村誠一「60歳で小説家になる。」(幻冬舎新書)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
60〜70代の文学新人賞受賞者が急増中だ。その多くがリタイア後に、本格的に執筆を始めている。実は、出世できない人ほど小説家に向いている。自己顕示欲が強く、哲学的疑問を持ち、社会に不適合であることは、作家として重要な資質だからだ。現役時代にタネを仕入れ、時間が自由になる定年後にデビューすることこそ、理想の第二の人生。自身もサラリーマン経験を持ち、プロ作家を多数養成してきた著者が、その戦略とノウハウを伝授。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 なぜ60歳で小説家デビューを目指すのか
第2章 会社で成功しない人が小説家として成功するかもしれない5つの理由
第3章 小説を書き始める際に必要なこと
第4章 感性の保ち方
第5章 作家になると、こんなに得をする
第6章 アイディアはどこから生まれるか
第7章 小説の書き方
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
森村誠一(モリムラセイイチ)
1933年埼玉県生まれ。青山学院大学卒業。ホテルマンを経て執筆生活に入る。『高層の死角』で江戸川乱歩賞、『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞を受賞。『人間の証明』でブームを巻き起こし日本中を席捲。『悪魔の飽食』は731部隊を初めて一般に知らしめ、ベストセラーとなった。2011年、『悪道』で第四十五回吉川英治文学賞を受賞。現在は精力的な執筆活動の傍ら、プロ作家養成講座「山村教室」の名誉塾長も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2013年1月発行/2014.4,20読了】
【備忘録】
第1章 なぜ60歳で小説家デビューを目指すのか
・小説家にはヒエラルキーの上位からのプレッシャー(ストレス)がない
・自分の能力に疑いを持つことはあるが、外(所属組織)に対するものはない
・人生の3つの期間(学生時代→現役時代→余生)
・誉れのある余生を過ごす上での4つの大切な心構え
1.健康であること
2.多少の貯金があること
3.友人を持つこと
4.新たな出会いを恐れないこと
第2章 会社で成功しない人が小説家として成功するかもしれない5つの理由
1.自己顕示欲が旺盛
2.哲学的疑問が常にある
3.寄らば大樹の陰という発想を持たない
4.人格的支配に反発している
5.会社の規格に合わず社会的に不適合な人間すらフィットする
第3章 小説を書き始める際に必要なこと
1.人生をあきらめない
2.小説家には定年がなく、永遠の途上であり続ける
3.事務および自己管理能力を高める
4.人間関係には気を使わなくてもいい
第4章 感性の保ち方
・小説にとって「感性」は非常に重要な要素
・感性の劣化を防ぐには、常に好奇心を維持し、新しい文化との出会いを心がけることが大切
第5章 作家になると、こんなに得をする
・搾取がない
・取材によって広がる伝聞
・取材の方法(文献や資料の収集、専門家へのインタビュー、現地取材)
第6章 アイディアはどこから生まれるか
・メモは取らない。デジカメでパチリとボイスレコーダー(大事なことは記憶に残っているもの。細部の補完に画像&音声を活用)
・新聞は、日本語のリードを読み、英語で記事本文を理解し、日本語で資料としてスクラップする
・不幸な体験が最強の武器になる
〜角川春樹氏の「そこにある すすきが遠し 檻の中」は芭蕉の不朽の名句「夏草や 兵どもが 夢の跡」に匹敵する秀句だと思う
第7章 小説の書き方
・まずは日記に嘘を書きなさい〜経験した事実を正直に書いてはいけない。人に見せる意識がないと文体と文章が甘くなる
・題材に対応する小説のタイプ
1.お屋敷型(本格ミステリー、忠臣蔵〜設計図のとおり動く)
2.建て増し型(エッセイ風、新選組〜主人公が勝手に動き出す)
3.ワンルーム型(主に短編小説)
・新人は自伝に応募してはいけない〜間口が狭いと自ら宣伝するようなもの、自伝は死ぬ直前に書けばいい
・新人におすすめなのは「時代小説」
・新人賞の突破に必要なのは、
1.実力
2.選択
3.運
4.執念
4.決して諦めない精神
>小説家になるための準備としてブログを書く場合には「備忘録」的なものでとどめてはいけないようですが…
【参考書評等】
・かめちゃんのブログ
・新東可児第13同盟
・たかぽんワイド
・四天王寺小説道場
・中高年 闘いの日々(元「中高年失業中日記」)
・60歳で小説家になる。でわかった作家への道筋(戦後史の激動)
・作家が語る「小説家に向いてる人」の特徴(NAVERまとめ)
〜【森村誠一】「会社で成功しない人が小説家として成功する」
・Amazon書評
・読書メーター