阪神からは鳥谷 敬選手(ファン投票でも選出)とマット・マートン選手が選出。
ファン投票選出の選手以外では、セはマートンはじめ、菅野(巨人)、ブランコ(DeNA)、村田(巨人)の4人。パは金子(オリックス)、李 大浩(ソフトバンク)、藤田(楽天)、長谷川(ソフトバンク)の4人が選出。球団別では、ソフトバンクの4人が最多で、巨人から3人、広島・阪神・オリックス・楽天から各2名、DeNA・ヤクルト・日ハムから各1名。選手間投票の方が実力・実績を反映していると思うのは自分だけではないはず。
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(Ser.7762・3,449日連続更新)
で、やはり能見ちゃんは登録抹消orz
最短の10日間で戻ってこられることを祈念(でも無理はしないでね)してこの本。
「医療否定本」に殺されないための48の真実
「医療否定本」とは、
「医者に殺されない47の心得」のことですが、近藤先生の「47の心得」より1つ多い「48の真実」にしたのは長尾先生の意地ですね。
・【バトル勃発】「医者に殺されない47の心得」VS「医療否定本」に殺されないための48の真実(NAVERまとめ)
長尾和宏/「医療否定本」に殺されないための48の真実 」(扶桑社)
本当に長生きするための医療の真実とは?
話題のベストセラー名医が教える、治療をするとき、休むとき、やめるとき。
“がんもどき理論”は、あと出しジャンケン!
“がん放置療法”で後悔する前に、必ず読んでください。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 知っておきたい日本の医療の基礎知識
(日本の医療システムは、文句なしに世界一/足りないのは、「医者」ではなく「総合医」 ほか)
第2章 検診を受けるか、受けないか
(「がん」と「がんもどき」の間がある/2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死ぬ ほか)
第3章 患者よ、もっと賢くなれ
(「早期発見」は、やっぱりラッキー!/「がんもどき理論」は、あと出しジャンケン ほか)
第4章 抗がん剤の真実
(毒をもって毒を制す/近い将来、「分子標的薬」が主役になる ほか)
第5章 今日からできる暮らしの見直し
(生活習慣病は老化現象ではない/がんも認知症も、生活習慣病があるとなりやすい ほか)
第6章 「尊厳生」を全うする秘訣
(「余命」は最後の最後までわからない/「末期」の定義よりも、話し合うことが大事 ほか)
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
長尾和宏(ナガオカズヒロ)
医療法人裕和会理事長、長尾クリニック院長。1958年香川県生まれ。1984年東京医科大学卒業後、大阪大学第二内科に入局。1995年兵庫県尼崎で開業。年中無休の外来診療と365日24時間体制での在宅医療に従事。医学博士、日本慢性期医療協会理事、日本ホスピス在宅ケア研究会理事、日本尊厳死協会副理事長・関西支部長、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本内科学会認定医、日本在宅医学会専門医、日本禁煙学会専門医、日本病態栄養学会評議員、労働衛生コンサルタント、関西国際大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2013年9月発行/2014.4.17読了】
【備忘録】
はじめに
・がんは町医者に始まり、町医者に終わる
・がんにしても、その他の病気にしても、上手に付き合って欲しい
・ひとつの万能な答えはない。年齢や病気の状態、その人の考えによって答えは変わるもの
第1章 知っておきたい日本の医療の基礎知識
真実1 日本の医療システムは、文句なしに世界一
真実2 足りないのは、「医者」ではなく「総合医」
〜日本の医者はニューヨークの医者の10倍働いている、何でも屋をもっと評価すべき
真実3 「薬好き・検査好き」は、国民性の裏返し
真実4 良い医者探しは、結婚相手を探すようなもの
真実5 「万人によい病院、医者」なんて存在しない
真実6 高血圧・高コレステロール、基準が甘いのは高齢者だけ
〜動脈硬化があるかどうかがカギ
第2章 検診を受けるか、受けないか
真実7 「がん」と「がんもどき」の間がある
〜グレーゾーン(前がん病変)
真実8 2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死ぬ
〜まずは受診から
真実9 がん検診を受ける権利、受けない自由
真実10 集団のメリットはなくても、個人のメリットはある
〜時代は「ハイリスク検診」へ/ピロリ菌陽性の人を対象とした胃がん検診、喫煙者を対象とした肺がん検診、パピローマウイルスに感染している人を対象とした子宮がん検診など
真実11 いちばん楽な方法は「ついでに診てもらう」こと
真実12 予防医療は、個人の生き方次第 ほか
〜費用対効果の低いメタボ検診より、禁煙治療無料化の方が効果があると思う
第3章 患者よ、もっと賢くなれ
真実13 「早期発見」は、やっぱりラッキー!
真実14 「がんもどき理論」は、あと出しジャンケン
真実15 がんは治療をしてもしなくても、痛むときは痛む
〜痛みを増やすのは余計な延命治療、痛みを取り除くのが医療の存在意義
真実16 「がんの基準は国によって違う」は当たり前
真実17 「放置」ではなく、「監視」するがんもある
真実18 「闘うか・闘わないか」から、「いかに付き合うか」へ
真実19 目指すべきは勝率を上げる「付き合い方」
〜点滴ではなく、口から食べることが大切
真実20 初回治療が運命を決める
真実21 「がん幹細胞療法」の時代へ ほか
真実22 がん患者ががんで死ぬとは限らない
真実23 放射線医療という選択肢もある
〜放射線医療は安全で苦痛の少ない治療法、他の正常な細胞を傷つけないようにピンポイントで照射する技術が格段に上がっている
真実24 「免疫療法」は未知のもの
真実25 ”門番”が裏切ることもある
〜マクロファージの裏切り
第4章 抗がん剤の真実
真実26 毒をもって毒を制す
真実27 近い将来、「分子標的薬」が主役になる
真実28 抗がん剤が効くがんと、効きにくいがんがある
〜抗がん剤で完治する可能性のあるがん:急性白血病、悪性リンパ腫、睾丸潰瘍など
〜抗がん剤が効きにくいがん:脳腫瘍、腎臓がん、すい臓がん、肝臓がんなど
真実29 緩和医療なくして始まらない
〜痛さや辛さは抱え込まない
真実30 ”オーダーメイド”といっても予測は予測
真実31 腫瘍マーカーに一喜一憂しない
真実32 迷ったら、休んでもいい
〜抗がん剤と漢方薬(補中益気湯、十全大補湯:免疫力UP/牛車腎気丸:しびれ対策)や温熱療法との併用
真実33 「やる・やらない」より、「いつやめるか」
第5章 今日からできる暮らしの見直し
真実34 生活習慣病は老化現象ではない
〜肥満で生活習慣病がある人はとにかくやせること
真実35 がんも認知症も、生活習慣病があるとなりやすい
〜糖尿病があると認知症は3,4倍、すい臓がんは2倍
真実36 「脂っこいもの好き」はやっぱり危険―脂肪依存症は、糖尿病やがんを引き起こす
真実37 適度な飲酒、適度な刺激が長寿につながる
〜結局は、昔の日本人が食べていたような食事が良い
真実38 現代人は「空腹」の時間帯がない−週末断食、プチ断食のすすめ
〜人間は水さえあればそう簡単には死なない
真実39 水は適量を飲めばいい
〜尿の濃さを確認して適度に調節
真実40 「ポックリ逝く技術」なんてあるわけない ほか
第6章 「尊厳生」を全うする秘訣
真実41 「余命」は最後の最後までわからない
真実42 「末期」の定義よりも、話し合うことが大事
真実43 「最期は自宅」は自分次第
〜元気なうちから、近所で評判の良いクリニックにカゼなどの軽い病気で外来受診しておくこと
真実44 おひとりさまも、老老、認認も大丈夫
〜家族の意向が入らない分、かえって自分の思い通りにできる
真実45 医療はすべて延命治療
真実46 「リビングウィル」は、いのちの遺言
〜日本尊厳死協会
真実47 「平穏死」とは「待つ」ということ ほか
〜平穏死の条件(アピタル)
「平穏死」10の条件 胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか?
真実48 死は他人事ではなく、身近なもの
おわりに
・医者に殺されても、医療否定本に殺されてもいけない〜医療のいいとこ取りを
【参考書評等】
・がんになっても、あわてない(という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。)
・戦後史の激動
・Dr.和の町医者日記「医療否定をするドクターの責任」
・Amazon書評
・読書メーター