2014年06月03日

AKB劇場再開の件を前振りに、@yonda4 4062882337[ユーミンの罪 (講談社現代新書)] 酒井順子

本題に入る前に、(先月25日に岩手県の握手会で起きたメンバー襲撃事件を受け26日から休館していた)AKB劇場(秋原町)が昨日から警備を強化して再開の件。 
詳しいことはこちらもご覧いただくとして、
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管理人自身は、もうAKBにはついていけない世代(笑)なので、自分の分相応のところでこの本。
ユーミンの罪

この本に取り上げられているユーミンのアルバムの対象期間が1973年のデビューアルバム「ひこうき雲」から1991年の「DAWN PURPLE」までで、それ以降の、「TEARS AND REASONS」から直近の「POP CLASSICO」までがスルーなのはなんで?

(著者の位置づけからすれば)バブル期の象徴としてのユーミンを書きたかったから?

輝きは、もどらない〜♪

ってか?!

本酒井順子ユーミンの罪」(講談社現代新書)
ユーミンの歌とは女の業の肯定であるーー。ユーミンとともに駆け抜けた1973年からバブル崩壊まで、キラキラと輝いたあの時代、女性達の意識と世の中に与えた影響を検証する。ユーミンが我々に遺した「甘い傷痕」とは? 著者初の新書(単著)。

【目次】
1  開けられたパンドラの箱  「ひこうき雲」(1973年)
2  ダサいから泣かない  「MISSLIM」(1974年)
3  近過去への郷愁  「COBALT HOUR」(1975年)
4  女性の自立と助手席と  「14番目の月」(1976年)
5  恋愛と自己愛のあいだ  「流線型‘80」(1978年)
6  除湿機能とポップ  「OLIVE」(1979年)
7  外は革新、中は保守  「悲しいほどお天気」(1979年)
8 “つれてって文化”隆盛へ  「SURF&SNOW」(1980年)
9  祭の終わり  「昨晩お会いしましょう」(1981年)
10 ブスと嫉妬の調理法  「PEARL PIERCE」(1982年)
11 時を超越したい  「REINCARNATION」(1983年)
12 女に好かれる女  「VOYAGER」(1983年)
13 恋愛格差と上から目線  「NO SIDE」(1984年)
14 負け犬の源流  「DA・DI・DA」(1985年)
15 1980年代の“軽み”  「ALARM a la mode」(1986年)
16 結婚という最終目的  「ダイアモンドダストが消えぬまに」(1987年)
17 恋愛のゲーム化  「Delight Slight Light KISS」(1988年)
18 欲しいものは奪い取れ  「LOVE WARS」(1989年)
19 永遠と刹那、聖と俗  「天国のドア」(1990年)
20 終わりと始まり  「DAWN PURPLE」(1991年)

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
酒井順子(サカイジュンコ)
エッセイスト。1966年東京都生まれ。立教大学卒業。2004年『負け犬の遠吠え』で講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2013年11月発行/2014.3.12読了】

【備忘録】
1.開けられたパンドラの箱/「ひこうき雲」(1973年)

・ユーミンは「瞬間」を歌にする人
・ユーミンに対しては、「いい夢を見せてもらった」という気持ちと、「あんな夢さえ見なければ」という気持ちとが入り混じる感覚を抱く人が多いのではないでしょうか

2.ダサいから泣かない/「MISSLIM」(1974年)

・「山の手のドルフィン」

3.近過去への郷愁/「COBALT HOUR」(1975年)
・「卒業写真のあの人」の正体は
>自分はずっと好きだった同級生のことだと思ってましたが…

4.女性の自立と助手席と/「14番目の月」(1976年)
・荒井由実での最後のアルバム
・八王子出身という適度に都会から離れたところゆえの客観性
>管理人自身も適度に都会から離れた厚木出身

5.恋愛と自己愛のあいだ/「流線型‘80」(1978年)
・助手席性〜行為には参加せず、賛同し、共にいる

8.“つれてって文化”隆盛へ/「SURF&SNOW」(1980年)
・80年代の幕開け
・ユーミンは(その頃までに)スキーをしたことがないのでは?
・山下達郎が「BIG WAVE」で表現するもののサーフィン未経験者ならではのあこがれがあるのと同じ
・サンタが連れて行ったおねえさん

11.時を超越したい/「REINCARNATION」(1983年)
・輪廻

12.女に好かれる女/「VOYAGER」(1983年)
・優しくて陽気な女友達
・ユーミンには異性に媚びる姿勢がなかった

13.恋愛格差と上から目線/「NO SIDE」(1984年)
・ラグビーブーム〜野球にないおしゃれ感
・期間限定の輝きほどせつなく眩しい

14.負け犬の源流/「DA・DI・DA」(1985年)
・女の軍歌
・晩婚化を促進

15.1980年代の“軽み”/「ALARM a la mode」(1986年)
・荒井由実時代〜青春のそして人生の気だるさを、湿り気がたっぷり湛えられた歌詞とメロディで表現
・松任谷由実時代になるとその湿り気が抜けてきた
・松任谷由実の「額縁性・演劇性」〜「私もあの中の人物になりたい」

17.恋愛のゲーム化/「Delight Slight Light KISS」(1988年)
・恋人達の「間」を埋めるユーミン

18.欲しいものは奪い取れ/「LOVE WARS」(1989年)
・女の「軍歌」の代表的存在
・恋愛は戦いだ

19.永遠と刹那、聖と俗/「天国のドア」(1990年)
・「仕事」というものが持つ刹那性

20.終わりと始まり/「DAWN PURPLE」(1991年)
・バブルのことユーミンのアルバムの発売は一つのイベント>あるある
・ITは恋愛をも激変させることを暗示
・(作者は)「自分の青春時代に携帯がなくてよかった」
>固定電話にかける→本人がでるかどうかわからない→長電話していると怒られる

あとがき
・ユーミンは救ってくれすぎ(某四十代の独身女性)
〜失恋した時には「ガールフレンズ」、嫉妬に苦しむときは「真珠のピアス」
・ユーミンは求める永遠とは「いつまでも若く美しく」といった卑近なものではないか


【参考書評等】
福島みずほ:「ユーミンの罪」(酒井順子著)を読んで
>そういえば、学生時代中島みゆき(派)は暗いと言われてたし…
速水健朗(フリーライター):ブック・アサヒ・コム〜恋愛がレジャーだった時代
川瀬見つばさ@IRORIO(イロリオ):日本にまだ中産階級があった『ユーミンの罪』の時代 (輝きは戻らない)
人権は国境を越えて-弁護士伊藤和子のダイアリー:「ユーミンの罪」を読んで改めてユーミンに深く感謝する。
良書悪書『ユーミンの罪』私たちは恋愛資本主義を超えられたのか/常見 陽平(アゴラ)
碧(あお)い日記:ユーミンの歌が流れない時代  酒井順子著「ユーミンの罪」を読んで 雑感
町田の独り言:ユーミンの罪
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日本の恋と、ユーミンと。 The Best Of Yumi Matsutoya 40th Anniversary


posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 05:43 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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