さらに詳しいことはこちらをご覧いただくとして、
【大会日程】
■第1日 3月21日(金)〜1回戦
10:30〜 第1試合 神村学園(九州/鹿児島)vs. 岩国(中国/山口)
13:00〜 第2試合 福知山成美(近畿/京都)vs. 山梨学院大付(関東/山梨)
15:30〜 第3試合 履正社(近畿/大阪)vs. 小山台(21世紀枠/東京)
■第2日 3月22日(土)〜1回戦
9:00〜 第1試合 駒大苫小牧(北海道)vs. 創成館(九州/長崎)
11:30〜 第2試合 池田(四国/徳島)vs. 海南(21世紀枠/和歌山)
14:00〜 第3試合 日本文理(北信越/新潟)vs. 豊川(東海/愛知)
■第3日 3月23日(日)〜1回戦
9:00〜 第1試合 報徳学園(近畿/兵庫) vs. 沖縄尚学(九州/沖縄)
11:30〜 第2試合 白鴎大足利(関東/栃木) vs. 東陵(東北/宮城)
14:00〜 第3試合 鎮西(九州/熊本) vs. 佐野日大(関東/栃木)
■第4日 3月24日(月)〜1回戦
9:00〜 第1試合 智弁学園(近畿/奈良)vs. 三重(東海/三重)
11:30〜 第2試合 関東一(東京)vs. 美里工(九州/沖縄)
14:00〜 第3試合 智弁和歌山(近畿/和歌山)vs. 明徳義塾(四国/高知)
■第5日 3月25日(火)〜1回戦
9:00〜 第1試合 広島新庄(中国/広島)vs. 東海大三(北信越/長野)
11:30〜 第2試合 今治西(四国/愛媛)vs. 桐生第一(関東/群馬)
14:00〜 第3試合 大島(21世紀枠/鹿児島)vs. 龍谷大平安(近畿/京都)
■第6日 3月26日
・1回戦
9:00〜 第1試合 横浜(関東/神奈川)vs. 八戸学院光星(東北/青森)
・2回戦
11:30〜 第2試合 ―― vs. ――
14:00〜 第3試合 ―― vs. ――
■第7日 3月27日(木)〜2回戦
9:00〜 第1試合 ―― vs. ――
11:30〜 第2試合 ―― vs. ――
14:00〜 第3試合 ―― vs. ――
■第8日 3月28日(金)〜2回戦
9:00〜 第1試合 ―― vs. ――
11:30〜 第2試合 ―― vs. ――
14:00〜 第3試合 ―― vs. ――
■第9日 3月29日(土)〜準々決勝
8:30〜 第1試合 ―― vs. ――
11:00〜 第2試合 ―― vs. ――
13:30〜 第3試合 ―― vs. ――
16:00〜 第4試合 ―― vs. ――
■第10日 3月31日(月)〜準決勝
11:00〜 第1試合 ―― vs. ――
13:30〜 第2試合 ―― vs. ――
■第11日 4月1日(火)〜決勝
12:30〜 ―― vs. ――
↓ ↓ ↓
(Ser.7540・3339日連続更新)
元旦から\横浜優勝/ #天皇杯
— スーパーサウスポーあさちゃん。 (@ssasachan) 2014, 1月 1
神奈川県民としては元日のマリノスに続けと…それはさておき、この時期の甲子園。花粉もだけど西の方から飛来するPM2.5も気になりますね。
という流れでこの本。
ここまでわかったPM2.5本当の恐怖 謎の物質を科学する
・PM2.5(微小粒子状物質)
大気中に浮遊する微粒子のうち、粒子径が概ね2.5μm以下のもの。粒子径2.5μmで50%の捕集効率を持つ分粒装置を透過する微粒子。日本では訳語として「微小粒子状物質」の語が充てられるが、日本以外では相当する熟語はなく専らPM2.5と呼ぶ。PM10と比べて小さなものが多いため、健康への悪影響が大きいと考えられている。アメリカで1997年に初めて環境基準が設定されて以降、1990年代後半から採用され始め、世界の多くの地域でPM10とともに大気汚染の指標とされている。(Wiki)
ということで、PM2.5とは「中国方面からやってくる、なにやら怪しいもの(有害物質)」だけではないことを改めて認識。
(1)PM2.5は、とても小さい物質
(2)PM2.5は、どこでもある物質である
「小さくて、どこにでもある」ために、非常にとらえにくく、かつ人の健康に大きな影響を与えるものである。
と。
たとえば、タバコの煙も含まれますので、中国に文句言う前に禁煙してくださ〜い!
井上浩義「ここまでわかったPM2.5本当の恐怖」(アーク出版)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
最近、人々の関心を呼ぶPM2.5。目に見えず、臭いもせず、存在に気づかないが、いったん体内に入ると、じわじわと細胞や器官を蝕んでいく。乳幼児や高齢者、あるいは呼吸器や循環器に疾患のある人はもちろん健常者でさえ注意を要する。長年、PM2.5の人体への影響を研究してきた著者が謎の物体の正体と危険性を警告する!
【目次】
1章 なぜいま「PM2.5」が騒がれているのか
◦そもそもPM2.5とは何のこと?
◦これまでの大気汚染とは何が、どう違うのか
◦えッ!? PM2.5は日本でも発生しているの?
◦欧米ではPM2.5にどう対処しているの?
◦日本の基準値はどれくらい?
◦なぜ、いまPM2.5が問題になっているの?
◦PM2.5問題はいつまで続くの? 収束するメドはある?
〈コラム〉◆自分が知りたい地域の測定値も簡単に知ることができる
◎全国30カ所PM2.5濃度(速報値)の推移(平成25年3月〜)
2章 「PM2.5」にはどんな特徴があるのか
◦目に見えないほど小さいのに何が問題なの?
◦小さいからこそ人を傷つけるとはどういうこと?
◦PM2.5は何から、どうやって作られる?
◦物理的な脅威に加え有毒な液体PM2.5も飛来する
◦窒素酸化物や硫黄酸化物が酸になるメカニズムは?
◦黄砂由来のPM2.5が水に触れるとどうなるの?
◦中国からの汚染物質は大気だけでなく海洋にも及ぶ
◦PM2.5に注意すべき地域は西日本だけ? その他の地域は大丈夫?
◦1日のうちでPM2.5に注意すべき時間帯は?
◦排ガスからもかなりのPM2.5が排出される
◦PM2.5の集め方・測定の仕方は?
〈コラム〉◆酸性雨とPM2.5
〈コラム〉◆日本以上に深刻な韓国の大気汚染
〈コラム〉◆年々早まる黄砂の飛来時期。やはり春先が多い?
◎北京からのPM2.5レポート
3章 「PM2.5」の何が問題なのか
◦PM2.5は人の健康に害を及ぼすの? どんな病気を引き起こすの?
◦PM2.5はどこから、どれくらい身体に入ってくるの?
◦花粉症を誘発したり、症状を悪化させたりするの?
◦呼吸器系疾患のある人の注意点は?
◦呼吸疾患をより悪化させる「憎悪因子」にも注意する
◦循環器系疾患のある人の注意点は?
◦消化器系疾患のある人の注意点は?
◦眼科系疾患のある人の注意点は?
◦冬場の肌荒れも実はPM2.5が原因だった!?
◦PM2.5は神経細胞にも影響を与える!?
◦PM2.5の影響はすぐに出るもの? それとも時間がかかるもの?
◦医学的な治療法にはどのようなものがある?
◦食べ物は大丈夫だが、調理には注意を要する
〈コラム〉◆地上に降り注ぐPM2.5の影響
4章 「PM2.5」の脅威からどうやって身を守るか
◦実は家庭内でもPM2.5は発生している
◦手洗い、うがいで効果はあるの?
◦どんなマスクなら有効なの? 効果を高める方法は?
◦目は洗浄液よりも何度も洗ったほうが効果がある
◦PM2.5に対する食事療法と運動療法
◦空気清浄機は換気量よりフィルターの性能で選ぶ
◦職場でできるPM2.5対策は?
◦タバコは1本吸っただけで環境省の基準値を超える!
◦いま話題の遠心力タイプの掃除機では効果がない!?
◦落葉樹の森がPM2.5を防ぐ
〈コラム〉◆暫定基準値の設定は事態収束のための姑息な手段!?
エピローグ──子どもたちにより良い環境を残すために
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
井上浩義(イノウエヒロヨシ)
1961年生まれ。九州大学大学院理学研究科博士課程修了後、山口大学医学部助手、久留米大学医学部教授などを経て、慶應義塾大学医学部教授。理学博士、医学博士。NPO法人新世紀教育研究会・理事長。医薬品の開発を通じて、PM2.5やナノ粒子の合成および安全性試験を1990年代から研究してきた。また、科学の社会への影響について、多くの講演や解説を行っている。慶應義塾大学医学部に赴任以来毎年ベストティーチャーに選ばれ、丁寧な講義には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2013年7月発行/2014.2.1読了】
【備忘録】
1章 なぜいま「PM2.5」が騒がれているのか
・PM2.5とは「大きさが2.5μm以下の微粒子」〜髪の毛の太さの約30分の1。肉眼で見ることができない
・PM2.5の例
<自然発生>
黄砂(砂漠・中国)、飛散土壌、火山灰、山火事の煤煙、塩・海藻、花粉・カビ粒子
<人為発生>
自動車排気ガス、ばい煙、粉塵、タイヤ摩耗粉塵、たばこ、野焼きのばい煙
・これまでの大気汚染物質との違い〜複合的な環境問題/問題が地球規模のテーマ
・自分が知りたい地域の測定値も簡単に知ることができる
1.大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)→神奈川県
2.環境省_微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報 →神奈川県(本日の予報及び昨日の測定状況)
・環境省・黄砂飛来情報(黄砂ライダー)
・BeijingAir(Twitter)
2章 「PM2.5」にはどんな特徴があるのか
・PM2.5物質とは大別すると3種類
1.粉じん〜固体が粉砕されて細かくなったもの
2.金属フューム〜粉じんの中でも、金属が熱などで蒸発し、再び凝縮して微粒子となったもの
3.煙〜ものを燃やすときに発生するもの
・PM2.5に注意すべき地域
〜中国から飛来するもの:偏西風の通り道にあたる九州や山陰地域で濃度が高くなるが、全国的に注意
〜日本で発生するもの:高速道路ICや交通量の多い道路の近く、盆地、火山の噴煙の影響を受けるところ、風の強いところ
・PM2.5に注意すべき時期
〜黄砂がらみは秋から春先。1日のうちでは産業活動の活発な日中、特に西風が吹く時
3章 「PM2.5」の何が問題なのか
・非常に小さな粒子であるがゆえに、知らないうちにに身体の奥深くまで入り込み、器官に多くの傷をつけ、少しずつ傷つけていくのがPM2.5の恐ろしさ
・PM2.5がもたらす数々の疾患
〜呼吸器疾患、循環器疾患、アレルギー疾患、ガン、眼疾患、消化器疾患
・PM2.5は涙の働きを阻害
・神経系にも刺激を与えている可能性あり(因果関係はわかっていない)
・日本の浄水場では沈殿、濾過、消毒の過程で不純物を十分に取り除いているので、上水道経由でのPM2.5の心配はしなくてもよい
4章 「PM2.5」の脅威からどうやって身を守るか
・家庭(日常生活)におけるでも発生するPM2.5
〜調理(焦げ)、車の運転(ブレーキダスト、タイヤ摩耗粉じん)、喫煙(間接も含む)、ヘアドライヤー・掃除機(ホコリの粉砕)、衣類乾燥機、ろうそく、ジューサー・ミキサー、トースター、ヘアアイロン、蒸気アイロン、自家焼却
・空気清浄機は(0.3μmの粒子を取り除くことのできる)HEPAフィルターを使ったものを
・タバコを一本吸っただけで環境省の基準値を超える
【参考書評等】
・アーク出版 市ヶ谷外堀日記/『PM2.5 本当の恐怖』の著者がテレビ生出演!
・日刊ゲンダイ
・第二級活字中毒者の遊読記
・株式凍死家の読書記録
・「住宅・健康関連本」の独善的週評 鵜野日出男
・Amazon書評
・読書メーター