

本題に入る前に、初代(2010年)、3代目(2012年)と通算2年間ベルマーレクィーンをやっていた地元平塚出身の井上ゆりなちゃんが知らないうちにママになっていた件。
しかも、お相手は2012年に期限付き移籍で1年間在籍していた選手とわねΣ(・□・;)!
その件で、Twitterのベルマーレ系TLが湧く中、そのタイミングで「2014ベルマーレクイーン」募集のお知らせとは、なんてグッドタイミング!!!
ssasachan / スーパーサウスポーあさちゃん。
1年間キングベルの嫁になったのち、もしかしたら選手の嫁に… RT @take_12: キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!: 「2014ベルマーレクイーン」募集のお知らせ ≪ 湘南ベルマーレ公式サイト http://t.co/bUK5TYsDfS at 02/05 17:45

ssasachan / スーパーサウスポーあさちゃん。
「2014ベルマーレクイーン」募集のお知らせ ≪ 湘南ベルマーレ公式サイト http://t.co/uj4oK2dQec 去年は途中から色違いのユニ着てたんだよね。その方が緑のかすみん、ピンクのみっさ、青のゆきち、白のさーにゃって名前と顔を一致できるからいいよね。 at 02/05 18:02
ssasachan / スーパーサウスポーあさちゃん。
おじいちゃんのキャラって、キングベルT世のパクリじゃん。巨人はベルマーレに使用料払えよ。 RT @hiyu12345: 【巨人】創設80周年に新キャラ「おじいちゃんジャビット」登場(スポーツ報知) - Y!ニュース http://t.co/KxGEF6dfjf wwwwwwww at 02/05 17:07

そのキングベルが讀賣にパクられた件や、2014シーズン監督・選手キャッチフレーズ募集の件や、ベルマーレのトルコキャンプの件(練習試合2vs0GAZOVIK ORENBURG戦など)や、去年まで2年間在籍していた古橋選手がHONDA FCに移籍決定の件も含め、さらに詳しいことはこちらをご覧いただくとして、
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「恋するフォーチュンクッキー ベルマーレバージョン」を撮影する一大プロジェクトが決定!AKB48の大ヒット曲に合わせ、選手はじめベルマーレに関わる皆さんに踊って頂く企画。ワンダーランドと開幕戦でも撮影しますよー︎http://t.co/T8hy1EeYnf #bellmare
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2014, 2月 5
Google先生に聞いてみたら、2011年と2012年に2回にわたりあだっちぃーこと足立梨花ちゃんととベルマーレクイーンとの対談が掲載されていたサカマガことサッカーマガジン関連本の紹介。

サカマガイズム
そのサカマガですが、「2013年11月12日号(NO.1483・10月29日発売)」をもって20年間の「週刊サッカーマガジン」終了。


「サッカーマガジンZONE」として今は月刊化されているのですが、その「週刊サッカーマガジン」最後の編集長北條さんの巻頭コラムをまとめたのが「サカマガイズム」。
全部は読み切れないので、湘南ベルマーレ関連部分をメインに読みました。

・とにかく、自分の頭で考える。失敗を恐れず、トライ(主張)する。この本は、そんな試行錯誤の証
(サッカーと同じ)

・才能豊かな子供たちが順調に育っていかないのはなぜ?
・メッシは14歳のときに、30歳の大人とゲームをしていた。日本のジュニアは同世代とばかり。
・年代別カテゴリーで区切るのではなく、本来は才能や実力で区切るべきであろう

・10点満点、平均6という採点方法は、イタリアのスポーツ紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」を参考にした
・偏った基準、ひとつの物差しで採点しない

・(本人もオシムに影響を受けたと認める)反町監督のサッカー観「やらないで後悔するより、トライして後悔する方がいい」
・「うちの攻撃は特定のストライカーに頼ったものではない。(対戦相手から)策の施しようがない、という声を何度も聞いた」

・(2010年)昇格組の湘南は、既に昨シーズン(2009年)からこの布陣を用いて成功している
・ストイコビッチ監督(名古屋)「アタッキングフットボールこそ、私の哲学」
・この布陣のキーパーソンは3人のMFの「神出鬼没」(特に、湘南の坂本絋司)

・2010年3月27日湘南(2―0)新潟戦(J1で11年ぶりの勝利)〜自陣の深い位置から寺川能人がボールを持ち出し中盤で相手3人に囲まれるが、縦に走った右サイドバックの臼井幸平につなぎ、あっという間に中村祐也がカウンターアタックでフィニッシュまで持ち込んでいる
・走力を使って、技術のハンデを逆転

・この季節になると、知らないうちにあのテーマソングを口ずさんでテンションが上がってしまう
>管理人自身も親戚が某名門校のサッカー部のコーチ(現在は系列校の校長)をしていたころは、「○○さん映った」ってよく見ていたし…
・大久保嘉人、松井大輔が日本代表で何かに憑かれたように走っていたあの走力は、どう考えても高校サッカーで培われたもの
・松井大輔「当時の練習から学んだのは、限界は自分が思っているよりも先にあるということ。人間、切羽詰まれば、なんでもできる」

・この中でとりわけ功績を称えたいのが、チーム最年長の山郷のぞみ(GK)〜縁の下の力持ち
・2010年のワールドカップでも(第3のキーパー)川口能活が縁の下の力持ちとして、周りの選手への心配りが素晴らしかった。国際大会で大きなことをやってのけるチームにはそういう選手が必ずいるもの

・安藤梢「私たちは、この先も、結果を残し続けるしかない」
・女子の場合、みんなに注目してもらえるのはワールドカップではなくオリンピック
・「今の人気がいつまで続くのだろうか」という危機感
・女子サッカーの発展、環境改善につながる機会を得るのは結果を残し続けるしかない

・コストカットは「その場しのぎ」でしかない
・Jクラブの命綱とはモノではなく、人。この人が消費者に「夢」を売っている。今は弱くても、育てれば、やがては強いチームを作れるかもしれない
・お金でもって夢を提供できないクラブは、手作りでそれをやり遂げなければいけない。必要なのは人づくりのプロ

・ピッチならボールを、ゴールを、リーグ戦やカップ戦ならタイトルを、ピッチの外なら、観る者たちの心を「奪う」という意味
・受け身では難しい。自ら仕掛けていく勇気が必要になる
・仕掛けるのは「攻撃」よりもむしろ「守備」〜相手からボールを奪うことへの姿勢、発想、挑戦が日本サッカーを次なるステージへと導く要

・物を考えたくない人にとっては、規則は実に都合がいい。背後には物を考えない人たちを歓迎する悪人(扇動、陽動、支配が容易)
・「ミスを犯した」「指示に従わなかった」これらを「罪」と定義する指導者の思い込み、思考回路そのものにひっかかりがある。不器用な足をつかうサッカーはミスのスポーツ
・ヨハン・クライフ「人は、大きな失敗(ミス)からしか学べない」
・「失敗を恐れない」「果敢に挑戦する」そうした人材の育成に体罰(体罰と偽った暴力)の入り込む余地はない

・小さくまとまり、積極的に戦う。勝者の、好チームの必要条件
・5月11日、湘南(3−2)FC東京(BMWス)〜一度は逆転されながらも、コンパクトでアグレッシブな戦いを」続け、勝利をたぐりよせた

・東西8チームずつの2リーグ制+上位4チームでのプレーオフ+ナビスコは東西交流戦へ
>管理人的には2リーグに分けるのなら「実業団リーグ(企業名を冠しても可)」と「市民クラブリーグ」に分けますがな…

・J2時代のセレッソで育った香川真司、徳島で再生した柿谷曜一朗、J2得点王に輝いた豊田陽平、エヒメッシ齋藤学等々
・他者を生かし、己も生かされる
北條 聡「サカマガイズム」(ベースボール・マガジン社)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
この世に完全無欠のシステムなど存在しない。サッカーオタクの独り言!朝から晩まで、サッカーの話をしたら止まらない!マニアック過ぎる視点に、あなたは、どこまで付いていけるか!?
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 2009→2010
(真か偽か、よりも。善か悪か、美か醜か。/意地の悪いオランダが本当に教えてくれたこと ほか)
第2章 2011
(『蹴球民族大移動』が理想のタレント循環を導く/高校サッカー神話は限界を越えた経験にあり ほか)
第3章 2012
(2011年を彩る誇らしきスピリット/天皇杯チャンプの新しいキャッチは何か? ほか)
第4章 2013
(『錬金術』のススメ。買えない時代の補強策/ないのは金か、夢かー。Jクラブとは何ですか? ほか)
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
北條 聡(ホウジョウサトシ)
1968年、栃木県生まれ。早大卒業後、93年のJリーグ開幕と時を同じくしてベースボール・マガジン社に入社、週刊サッカーマガジン編集部に配属となる。以降、同誌磐田担当、日本代表担当、ワールドサッカーマガジン編集長などを歴任し、その間ワールドカップ、UEFAチャンピオンズリーグなどを現地で取材した。09年2月から13年10月まで週刊サッカーマガジン編集長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2013年10月発行/2014.1.27一部読了】
【参考書評等】
・週刊サッカーマガジン最終号とサカマガイズム。(いしかわごうオフィシャルブログ「サッカーのしわざなのだ。」)
・[書評] サカマガイズム


