公明党の山口那津男代表は「賛同できない」と反対したようですが、宗教的観点?
中国や韓国が文句を言うのは「知ってた」ですみますが…
アメリカまで(´・ω・`)ガッカリ…
というのは、首相の想定の範囲外?
↓ ↓ ↓
(Ser.7388・3263日連続更新)
安倍首相の靖国神社参拝(12月26日)についての声明 #BLOGOS http://t.co/uhQmfD73Os 原文に当たる大事
— コーリー(贋) (@boguscorey) 2013, 12月 26
もっとも、ジョージタウン大学のケビン・ドーク教授が言うてるように、アメリカのアーリントン国立墓地には、奴隷制度を守るために戦った南軍将校も埋葬されているわけで、ここを歴代大統領が訪れたというだけで「奴隷制度を肯定したことにはならない。同様に靖国神社参拝も、日本が関わった戦争の全面的肯定を意味しない」わけですが…
中国は勝手に尖閣諸島を含む防空識別区域を設定するし…
韓国は相変わらず従軍慰安婦問題で日本を批判しているだけだし…
で、日本まで首相が靖国神社に参拝m9(^Д^)
┐(´∀`)┌ヤレヤレ
といったところなんでしょうが…
ということで、欧米も含め諸外国では安部首相は極右のかかっている危険人物と見られているようですが、この本を読んで本当にそうかどうか判断してみてください。
「新しい国へ 美しい国へ 完全版」
「新しい国」は国民の皆さんにとって、より「美しい国」になるかどうか?
それは、神のみぞ知る。
←一応「湘南海神」という神様らすいw
安倍晋三「新しい国へ 美しい国へ 完全版」(文藝春秋 文春新書)
3年3ヵ月に及んだ民主党政権から、ふたたび自民党が政権与党に復帰しました。そして総理大臣の重責は安倍晋三氏が再び担うことになりました。戦後では吉田茂以来2人目、64年ぶりの総理の再登板です。長引くデフレからどう脱却するのか、緊張がつづく外交・安全保障問題にどう対処するのか。こうした疑問に答えた月刊「文藝春秋」1月号掲載の政権構想「新しい国へ」は、話題を集めました。本書『新しい国へ−−美しい国へ 完全版』は、2006年に刊行した50万部を超える大ベストセラー『美しい国へ』に、この政権構想を増補した、新装完全版です。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
日本を取り巻く環境は日増しに悪化している。長引く景気低迷、押し寄せる外交・安全保障の危機、さらには少子高齢社会の訪れによる社会保障の拡充。この国のリーダーは今なにをすべきなのか?大ベストセラー『美しい国へ』に、新たな政権構想を附した完全版。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 わたしの原点
第2章 自立する国家
第3章 ナショナリズムとはなにか
第4章 日米同盟の構図
第5章 日本とアジアそして中国
第6章 少子国家の未来
第7章 教育の再生
増補最終章 新しい国へ
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
安倍晋三(アベシンゾウ)
内閣総理大臣。1954年、東京生まれ。93年、衆議院議員当選。自由民主党幹事長、内閣官房長官などを歴任し、2006年、戦後生まれとして初の内閣総理大臣に就任。2012年には第96代内閣総理大臣として、再登板を成し遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2013年1月発行/2013.12.13読了】
【備忘録(所感を含む)】
はじめに―「闘う政治家」「闘わない政治家」
>「闘う政治家」の例に、英国議会で(ヒトラーとの宥和を進めるチェンバレン首相に対して、野党を代表して質問に立った)アーサー・グリーンウッド議員が対独開戦を政府に迫る歴史的な名演説を行った件を引き合いに出すなんて、なんて好戦的な(・・;)
〜安倍首相の闘う相手は国民ですか?
第1章 わたしの原点
・「リベラル」とはどんな意味か?(Wiki:自由主義)
〜ヨーロッパでは他者の介入を許さない「個人主義」に近く、アメリカでは社会的平等や公正の実現には政府が積極的に介入すべきであるという「大きな政府」を支持する立場
・(安倍晋三氏の立場は)開かれた保守主義
・その時代に生きた国民の目で歴史を見直す
・(父・安倍晋太郎から学んだ大事な教訓)政治家は自らの目標を達成させるためには淡白であってはならない
・たじろがず、批判を覚悟で臨む
第2章 自立する国家
・「日本人に手をかけると日本国家が黙っていない」という姿勢を国家が見せることが、海外における日本人の経済活動を守ることにつながる
・外交というのは、まずメッセージが先になければならない。交渉はその先の問題
・日本を守るということは、その体制の基盤である自由と民主主義を守ること
第3章 ナショナリズムとはなにか
・1964年の東京オリンピックは日本のめざましい経済発展の原動力にはなったが、敗戦により傷ついたナショナリズムの回復はスポーツの分野のみにとどまり、その後も愛国心という言葉へのアレルギーと警戒心は日本人からなくならなかった
・自らのアイデンティティを否定する「地球市民」は国際的には信用されない
・事実、天皇は国民とともに歩んできた〜天皇は他国の王室とは違って富や権力の象徴ではなかった
第4章 日米同盟の構図
・アメリカ外交の伝統3パターン
(孤立主義/国益重視で国際社会に積極的に関与する現実主義/理想主義的・福音主義的な使命感からアメリカ憲法の理念を世界に広めようとする立場)
・アメリカは(理念と合意で形成された)つとめて人工的な国家
・外国の軍隊が国際法の範囲内での「これはやってはいけないが、他はいい」のネガティブリストであるのに対し、日本の自衛隊は「ほかはだめだが、これだけはよい」というポジティブリストに縛られ、政策判断の余地がほとんどない
第5章 日本とアジアそして中国
・中国の頭の痛い問題(都市と農村の格差拡大/環境汚染)〜国民を引っ張っていく精神的な目標のひとつとしての「反日」
・いままで日本のやってきたことを他国にきちんと説明していない
・中国は悠久の歴史と文化をもつ、きわめてチャーミングな国。多くの専門家は恋に落ちる
第6章 少子国家の未来
・子育ての価値は損得を超える
・少子化に対応した、女性や高齢者の活用と労働生産性の向上が必要
・社会保障は人生のセーフティーネット
第7章 教育の再生
・自虐的歴史観にたった教育では国民としての自尊心は育たない(イギリスも)
・教科書の記述にバランスを(負の面だけではなく、正の部分も載せる)
・学力回復より時間がかかるモラルの回復
・三丁目の夕日のアフィリンク挿入
・警戒すべきは格差の再生産
増補最終章 新しい国へ
「アメリカは日本経済の復活を知っている」
【当ブログ書評】
・今、問われているのは、交渉する上での総合力(国益を守っていくことができるのかをしっかり見極め、対応)
・市場主義の中で伝統・文化・地域が重んじられる、瑞穂の国にふさわしい経済のあり方を考えていきたい
・日本国憲法の「諸国民の公正と正義に信頼して」は妙な前文
>公正と正義に信頼できる諸国民ってどこの国のこと?
>少なくとも、今回の安倍首相靖国神社参拝に文句言うてる国ではないことは確か…
【ご参考】
「取り戻せ、日本を。 安倍晋三・私論」【当ブログ書評】