阪神からはセカンド西岡、ショート鳥谷、外野手マートンと優勝した巨人と同じセでは最多の3人が選出されたわけですが、これ以外の選手が…というか、それを動かす方がorz(それ以上言わんでもわかるやろw)ssasachan / スーパーサウスポーあさちゃん。
RT @fukudasun: ベストナイン
【投】田中=楽、前田健=広
【捕】嶋=楽、阿部=巨
【一】浅村=西、ブラ=D
【二】藤田=楽、西岡=神
【三】マギー=楽、村田=巨
【遊】鈴木=ロ、鳥谷=神
【外】長谷川、内川=ソ、中田=日、バレ=ヤ、マートン=神、長野=巨
【指】ア… at 11/21 17:39
【投票結果】
ということも含め、さらに詳しいことはこちらをご覧いただくとして、
↓ ↓ ↓




いまツイッターで話題のまとめはこちらです。「#今年のプロ野球個人的もう忘れてやれよ大賞」 http://t.co/f95k1zNDkr
— togetter_jp (@togetter_jp) 2013, 11月 21
そのあたりの振り返りのうち、阪神タイガースに関するものは、当ブログで11月7日付に掲題した「2013年の阪神タイガースを振り返る」にて語ってやって下さい。
そして、野球関連で気になったNumber WebのMLBコラム「上原の「息子と練習」、日本では無理?“仕事と家族”にまつわる日米格差。」
良記事。「スポーツの世界に限らず日本人の中では、職場に家庭、家族を持ち込むのはある意味、御法度だと考えられている部分があるように思う。」---Number Web/上原の「息子と練習」、日本では無理? “仕事と家族”にまつわる日米格差。http://t.co/eLtFguKmCO
— synchro (@masa_synchro) 2013, 11月 21
ということで、この本。

著者が比較しているのは、日本とアメリカではなくて、イギリスですが…
それはさておき、確かにめいろまさんの言うとおりなんですが…
・メイロマさんインタビュー「『いまの日本』が当たり前じゃないと気づいてほしい」―「いま、日本で働く」ということ(3)
この発言も含めて。
いや〜普段は地味〜な人だと思います…ネット弁慶。RT @hyakutanaoki: Twitterで見知らぬ他人に一方的に絡む人間がこんなにいるとは知らなかった。そういう人は、日常でも、目上の人や上司に向かっても、相手が 間違っていると思ったら堂々と意見を言うのだろうか。
— めいろま (@May_Roma) October 21, 2013
谷本真由美「日本が世界一「貧しい」国である件について」(祥伝社)
ツイッターのご意見番として今、その発言が多くの人の注目を集めている「メイロマさん」こと谷本真由美さん。海外での豊富な経験を元に、日本人では気付けなかった点に鋭く、面白おかしく斬り込むその「毒舌ツイート」は賛否両論を集め、いつも「祭り」の中心となってきました。今回はメイロマさんが注目を集めるきっかけとなったTogetter(ツイッターのつぶやきを本人や第三者が自由に編集し、まとめるサイト)「本当は『貧困』な日本社会」を出発点に、「なぜ、日本(人)はこうなってしまったのか?」「これから日本はどうしていくべきなのか?」など、ツイッターの切れ味そのままに書き下ろし。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「日本が世界で尊敬されてるってのは嘘」「日本人が勤勉で責任感があるというのも大嘘」「何か考えを突き詰めて議論するよりも、『空気』に合わせることの方が重要」「不幸の押し付け合い」-それが、今の日本。「クレクレ病、何でも人のせい、傲慢で怠け者」-世界は今のJapanをこう見ている。日本生まれでロンドン在住、元国連職員の「ツイッター芸人」あのMay_Roma、初の完全書下ろし。
【目次】(「BOOK」データベースより)
1章 ニッポンはなぜ貧しくなったのか
2章 ニッポン人の働き方はこんなにおかしい
3章 グローバル人材ってなんだ?
4章 文明未開の国ー本当に「貧困」な日本社会
5章 ドメ思考では取り残される!世界と日本のこれまでとこれから
6章 2020年を生き抜くために
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
谷本真由美(タニモトマユミ)
1975年、神奈川県生まれ。シラキュース大学大学院修士課程修了。ITベンチャー、コンサルティングファーム、国連食糧農業機関(FAO)などを経て、現在はロンドンの金融機関で情報システムの品質管理とITガバナンスを担当中。その傍ら、ロンドン大学教授である夫とともに日本人の英語指導にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2013年4月発行/2013.10.21読了】
【備忘録】
はじめに
自分が日本でかかっていた洗脳。競争しなくてはいけない、家族や友より仕事、進歩は偉い、田舎はださい、自販機とコンビニは重要、電車とバスは定時でなければいけない、痩せてなければいけない、群れなければいけない、流行は追わないといけない。どれも自分を不幸にしていた。
— めいろま (@May_Roma) March 19, 2012
1章 ニッポンはなぜ貧しくなったのか
・日本の人々の多くが「傍観者」に徹していて自発性がないことに起因しているからではないか
・若年層の死因トップが自殺となっているのは先進7か国(米・英・独・仏・伊・加・日)中、日本のみ
・前途ある若者が、仕事や就職のことで自殺してしまうのが日本。仕事がないというのは生死を左右するような重要なことではない(もはや、イギリスの大学新卒のうち50%が卒業後3カ月以内に就職できない)
・日本には「モノ」はあふれていても、「遊び」や「ゆとり」がないように見える
・物やお金や朽ちるから、家族や時間、友人などを大事にしなくてはいけない。仕事は生活の最優先事項ではない。(←これが「グローバルスタンダード」)
2章 ニッポン人の働き方はこんなにおかしい
・日本の仕事の常識(ブラック企業大賞)
(仕事が全てに優先する/滅私奉公は当たり前/家族や友達関係を仕事に優先するのは社会人失格/会社に貢献するのは当たり前/期待される以上のことをやるのが当たり前/労働は「道」であり自分の心を磨く「修業」/まじめに働くのは当たり前)
・(一方)日本の外では「労働は生活の手段にすぎない」と考えている人が大多数
・日本で美徳とされていることは、単なる弱い者イジメに、我慢大会としか思えない
・日本ではお客になるのはいいけど、働くもんじゃない
・アングロサクソン系の企業は「結果重視」、日本では結果より人間関係重視
・業者に丸投げするのは日本企業くらい。それで海外で失敗することが多い
・日本のジェネラリストビジネスマンは、「世界基準」では評価されない
・そもそも「カイシャ」はひとりではできないことを、何人もの人が集ってやり遂げるという目的をもった「手段」でしかない
3章 グローバル人材ってなんだ?
・英語が出来るだけではグロバール人材足り得ない。専門性が必須(Cf.(社)経済団体連合会「グローバル人材の育成に向けた提言」(2011年6月14日発表))
・必要な英語力は、自分の仕事がすべて英語に置き換わると想像すればいい
・日本の教育における無駄
1.暗記とそれを吐き出すためのテスト〜重要なのは知識を使いこなすこと
2.学級会〜悪口大会、つるし上げ大会になっている面も
3.入学式と卒業式や運動会や文化祭などの学校行事
4.部活やクラブ活動〜そもそも集団行動なんて、生活していく上では重要なことではないのかもしれません
5.意味がわからない規制〜持ち物に名前を書けetc.学校の本質は勉強をすること
6.掃除〜家庭でも教えられるのでは?
・日本の問題の多くは、「人任せ」と「クレクレ詐欺」が蔓延していることが基本にある気がしてならない
4章 文明未開の国ー本当に「貧困」な日本社会
・日本を支配する「世間様」という目に見えない独裁者=「空気」
・日本では、自分の意見をはっきり言う人、人と異なった意見を言う人は「おかしい人」「異端な人」「決まっていることに文句をいうけしからん人」にされる
・世界的には「人は自分と違うのが当たり前」だと思うようになる
・「みんなが言っているからこうする」セルフ洗脳の罠
・日本では、何か考えを突き詰めて議論するよりも、「空気」に合わせることが重要なので、「哲学」を学ぶ必要も、考える必要もない
・世界中、どこへ行っても「ブレナイ」奴は尊敬される(例:加トちゃん、池田信夫、イケダハヤト、鳥肌実、勝間和代)
・もっともらしい理由とかデータとかを使って他人様を納得させる能力の訓練となるのが「哲学」あるいは「哲学的思考」
5章 ドメ思考では取り残される!世界と日本のこれまでとこれから
・日本の影響力低下を示す「The Economist」のTOPページ〜「World politics」に「Japan」の文字はない
・日本人は劣化したのではなく、傲慢になり、怠惰になった
・日本では相変わらず80年代のような根性論での仕事、長時間残業をやっているのに景気が良くならないのに対し、イギリスや大陸欧州ではプロセスを明確にし、ITで仕事のやり方をうんと効率化して、洗練したやり方をしている。
・今や日本は「哀れみ」の視線で見られている
・東日本大震災を契機に「日本のメディアは何かおかしいのではないか?」と考えるようになった人が日本国内でも増えているようだが、実は外国では結構前から日本のメディアの閉鎖性や「記者クラブ」という「実質検閲機関として機能する組織」が存在することが度々指摘されていた
・日本では記者は無記名で記事を書くことが普通、英米では記名が普通で専門職
・政府を信用しないのがグローバルスタンダード
・自分で判断するためには、日本だけではなく、世界各地の様々な情報を拾って読むことが最適〜物事を多面的な方向から見る態度を培う
6章 2020年を生き抜くために
・破壊による思考の転換やひらめきが大事になってくる
・食べていくためのスキルとは「物を考えるための教養や考える方法(哲学、歴史など)」や「原理原則が変わらないもの(数学、物理、医学など)」の組み合わせ
・「他の人がなかなか真似できないもの」「やりたがらないもの」「身につけるのが難しい技能を使ったもの」を仕事にするのも良い
・外国で食べていける仕事とは
1.言語や文化的な違い、地縁、血縁など関係なく稼ぐことの出来る仕事
2.人手が足らない仕事
3.日本人であるメリットが生かせる仕事
・「違う」から価値が生み出せる〜誰にも真似できないスープと麺を出す世界でたった一軒のラーメン屋台になれ
・生き残るためには「自分ならこうする」「ワタシは違う」「俺は出来る」と決心し、口に出していう「勇気」が必要
・これからの日本に必要なもの
1.働き方を変える
2.自分のこととして考え行動する
3.多様性を受け入れる〜自分とは異なる「他者」というものを尊敬し、認める
【参考書評等】
・もうやめて、日本の社畜のライフはゼロよ(世界はあなたのもの。)
・琥珀色の戯言
・体操着の名前はなんなんだ?〜『日本が世界一「貧しい」国である件について』を読んで(まつひろのガレージライフ)
・ihayato.書店
・Amazon書評
・読書メーター


