
系列企業がこんなことしてれば、ましてや「誤表示」なんて言い逃れまでしてたら、2回クジを外すのもやむなし?ssasachan / スーパーサウスポーあさちゃん。
RT @NK1z: 【主張】メニュー偽装表示 信頼こそ最高の調味料だ - MSN産経ニュース http://t.co/DS6TQgvdCT 「船場吉兆」も引き合いに出して、さりげなく大阪(関西)をdisっている件。阪神ファンの奇行・悪行やハシゲへのバッシングも同根 at 10/25 05:33
というか、スパイス監督。去年藤浪くんを当てたことで「運」を使いきった?
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2回とも最後にクジを引いた時点で既に当たりクジはなかったとはいうけど、それでも星野監督は日ハム・横浜・ソフトバンク・中日と5球団競合しても松井くん当てたし…(実際にクジを引いたのは立花社長ということは置いといて…)
もっとも、大瀬良くんにしてみれば、高校3年の春から5年近く成長を見守ってきてくれた田村スカウト(広島)が当たりくじを引いてくれて良かったと思うしね。
ということで、1巡目指名で大瀬良投手(九州共立大)を広島・ヤクルトと3球団競合の末外し、次に日本生命の柿田投手も日ハム・横浜と3球団競合の末、こちらも横浜が交渉権確定。三度目の正直で日ハムと競合の末横浜商科大の岩貞投手の交渉権確定。栗山監督の方が持ってませんでしたね…
で、この岩貞投手。
![救命救急フライトドクター 攻めの医療で命を救え! [単行本] / 岩貞 るみこ (著); 講談社 (刊) 救命救急フライトドクター 攻めの医療で命を救え! [単行本] / 岩貞 るみこ (著); 講談社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/517oR0HBcwL._SL75_.jpg)
左腕で憧れの選手が能見ちゃんって、
「岩貞最高や!大瀬良・柿田なんて最初からいらんかったんや!」
となりますように…
ちなみに、岩貞投手をはじめ、阪神が指名した選手は次のとおり。
1位 岩貞祐太(投手・横浜商大・左投左打)
2位 横田慎太郎(外野手・鹿児島実・左投左打)〜父親は元ロッテなどでレギュラー外野手だった横田真之
3位 陽川尚将(内野手・東農大・右投右打)〜金光大阪の主砲だった4年前、巨人から育成3位指名されたが入団拒否!
4位 梅野隆太郎(捕手・福岡大・右投右打)〜亡き母と交わした約束(;_;)
5位 山本翔也(投手・王子製紙・左投左打)
6位 岩崎 優(投手・国士舘大・左投左打)
一方、12球団の1位指名選手は次のとおり。
巨人 小林誠司(24)(捕・日本生命)各球団の指名選手はこちら
阪神 岩貞祐太(22)(投・横浜商大)
広島 大瀬良大地(22)(投・九州共立大)
中日 鈴木翔太(18)(投・聖隷クリストファー高)
横浜 柿田裕太(21)(投・日本生命)
東京 杉浦稔大(21)(投・国学院大)
楽天 松井裕樹(17)(投・桐光学園高)
西武 森 友哉(18)(捕・大阪桐蔭高)
千葉 石川 歩(25)(投・東京ガス)
福岡 加治屋 蓮(21)(投・JR九州)
オリ 吉田一将(24)(投・JR東日本)
日公 渡辺 諒(18)(内・東海大甲府高)
(負広いわく)外れ一位で指名する予定だったらしい高校生ナンバーワン捕手の森 友哉(大阪桐蔭)は西武が単独指名。その代わりに、大学生ナンバーワン捕手の梅野隆太郎(福岡大)を4位指名。ここまで残っていたのが意外。
って、福岡ソフトバンクホークスさん。大瀬良と梅野のご当地選手をなんで指名しなかった?とか、「ピン子うるさい!」とかいう件も含めて、さらに詳しいことはこちらをご覧いただくとして、
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ドラフトで指名されたことは「ゴールではなく、スタート」であるということも忘れないように…
ということで、今後のご参考にこの本。

著者の井箟さんって、同じ大学出身じゃん。
「上智大学外国語学部を経て、59年丸善石油入社。会社員の業務を行いながら上智大学野球部監督を務め〜」って、母校の野球部が練習している所を在学中には見たことがないんですが(^^ゞ

HPのGeocitiesも新入生BBSのteacup(無料レンタル掲示板)も、自分でブログ始める前に使ってたなあ。今も更新やアクセスできるんだろうか?
と本題と関係ないところでしみじみとなってしまった件。
それはさておき、井箟さんはもうご高齢だから無理だとしても、清武さん(元巨人GM)や瀬戸山さん(オリックス・バファローズ執行役員球団本部長補佐・ダイエー球団代表やロッテ球団社長を歴任)あたりが阪神のフロントに来ないかなあ。FA選手や外国人選手に高いカネを使うより、そっちの方にカネ使ったほうがいいんじゃね?
井箟重慶「プロ野球 もうひとつの攻防 「選手vsフロント」の現場」(角川SSC新書)
プロ野球でチーム編成を司るのがフロント。ドラフト、トレード、契約更改などを行い、勝てるチームを作る。オリックス球団代表として、日本一も成し遂げた著者が、イチローらとのやりとりを例に、その内容を記す。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
オリックス球団代表が記すフロント業務の実際。「ドラフト」「トレード」「契約更改」「MLB移籍」「外国人選手獲得」「戦力外通告」などに直接かかわった著者が、それらの現場で起こる「攻防」をイチロー、長谷川滋利、田口壮ら選手、そして仰木彬監督などとのやりとりを交えながら具体的に記す。例えば、史上初の200本安打を放ったイチローの年俸が800万円から一気に1億円になる過程で行われた事前交渉の内容や、MLB移籍を熱望する長谷川とのやりとり、ドラフト会議前日に行われる球団内の会議の様子など、実際の内容を示すことでプロ野球界をより深く紹介していく。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 選手vsフロントの攻防ー契約更改・MLB移籍・外国人選手らとの交渉現場
(契約更改と年俸決定のメカニズム/MLB移籍を望む選手たち ほか)
第2章 チーム編成に関する攻防ースカウト会議・トレード・監督招聘の現場
(新人選手獲得へのスカウト活動/トレードによる即戦力選手の補強 ほか)
第3章 球団経営をめぐる攻防ー無駄の削除・観客増員・優勝の収支の考察
(古き慣習の打破と観客動員策/優勝すれば収入は増えるか)
第4章 プロ野球界の改革ー進むべき8つの道の提言
(一軍40人枠+ファームの実現ー選手契約の改革/「二軍」と「独立リーグ」の一元化 ほか)
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
井箟重慶(イノウシゲヨシ)
1935年3月15日生まれ。岐阜県出身。上智大学外国語学部を経て、59年丸善石油入社。会社員の業務を行いながら上智大学野球部監督を務め、69年からは丸善石油野球部マネジャー。77年米国丸善石油(現米国コスモ石油)に出向し、88年副社長で退社。オリックス球団の創設に伴う幹部一般公募に応募し、89年に球団常務として入団。翌90年球団代表就任。95年阪神淡路大震災の年に初優勝、96年日本一を成し遂げる。2000年シーズン終了後に球団代表を辞し、01年球団顧問、02年退団(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです
【2013年3月発行/2013.10.1読了】
【備忘録】
第1章 選手vsフロントの攻防ー契約更改・MLB移籍・外国人選手らとの交渉現場
・契約更改の争点は年俸額のみ。統一契約書では金額だけ◯◯円になっているほかは皆同じ
・1試合ずつスコアラーがチェックしているので、選手の査定はサラリーマンより簡単。
・選手は、球団の理解してもらいたいことがあるときには契約更改の場で言うしかない
・年俸は「後払い(前年実績)+先払い(期待料)」のミックス
・パンチ佐藤はつかみきれない選手。決して、1回でOKはしない
・'95年以降のイチローの年俸は推定額より2千万円多かった。当初は8,000万円になるつもりが、「広告効果」を聞かれて2,000万円上積み
・交渉事は本人でないと伝わらないものがある。本人以上に選手の気持ちを語れる代理人がいるとは思えない
・長谷川滋利は日本一を実現した後の円満MLB移籍
・イチローは、提携先のマリナーズのスプリングキャンプに参加したことでMLBでもやれるという手応えを得てしまったのだろう
・ポスティングはイチローを高く売るために考えたシステムではない。自分自身が球団代表の間は引き止めていた
・外国人選手の場合は、契約条件を細かく決めないとトラブルになる。日本人がなあなあでやっていることを認識しているだけに余計に。
・ともあれ、先入観を持たずにつきあうこと
第2章 チーム編成に関する攻防ースカウト会議・トレード・監督招聘の現場
・初の代表として参加したドラフト('89)では野茂英雄(新日鉄堺)を指名するかどうかで最後まで迷った。上田監督は「野茂」指名を主張。結局、外れて加藤和弘(熊谷組)。
・理想のドラフト指名だと思うのは、長谷川滋利('90・立命館)や田口 壮('92・関学)。いずれも、関西(兵庫)出身を指名したいという考えに合致した選手。長谷川は単独指名だったが、田口は日ハムと競合した
・イチローは指名した後、キャンプで初めて見て、愛工大名電の中村監督が「ヒットだけならなんぼでも打ちます」が誇張でないことを実感
・逆指名制度導入の頃から、プロ野球界は誤った道に進んでしまったと思う。巨人戦の放送権料が高かったから、セの他の球団も巨人の意見には逆らえなかった。これによって、契約条件の異常な高騰が進んだ。新垣渚(沖縄水産)との交渉に入れず、三輪田スカウトが自殺したのもこれが遠因
・平井(宇和島東高)の指名には(早くから目をつけていたとされたダイエーの)根本さんに仁義を切った
・'95は当初仁志敏久(日本生命)を指名する予定だった。しかし、直前で仁志が心変わりして巨人の逆指名が決まり、急遽(仰木監督の意見に従って)福留孝介(PL)指名し、クジに外れた
・高校生でレギュラーになれるのは5人にひとり〜ビッグマウス川口知哉(平安)も4球団競合の末、1位指名できたが、結局プロでは1勝もできなかった。ブルペンでは最高の球を投げるのに、試合になるとストライクが入らなかった
・山口和男(三菱自動車岡崎)は、中日・巨人の提示条件の方が良かったようだが、最初に声をかけてくれた三輪田スカウトの気持ちに答えてオリックスが逆指名できた
・トレード〜お互いのチームのために選手は戦力として請われて移籍していく
・藤田監督とのもつれに乗じて阪神・新庄のトレードを申し込んでみた〜他の球団からも打診はあっただろう。監督との折り合いが悪い選手はトレードの格好のターゲット
・オマリーもオリックスに移籍してくるはずだったが、代理人に時間稼ぎをされ、結局ヤクルトに行ってしまった
・外国人選手の成功には、日本での生活が馴染めるかどうかの要素が大きい
・監督続投は8月に決まる(ただし、シーズン中は緘口令)
・仰木監督誕生時に呼んだ中西太コーチの方が給料が高かった。
・西本聖と岡田彰布の獲得は将来の指導者の人材確保のきっかけとはなった
第3章 球団経営をめぐる攻防ー無駄の削除・観客増員・優勝の収支の考察
・打撃投手は投げない時はスコアラー兼務
・FA宣言した選手は引き止めない(石嶺・山沖・星野伸之)
・競輪場と兼用の西宮にいたままでは女子を呼べない→神戸移転
・神戸移転後は無料チケットの配布は廃止(ただし、平日は女子大生無料や小学生に野球帽の配布とかの集客策も合わせて実施)
・登録名:パンチを佐藤和弘に認めさせてから、登録名:イチローを納得させた仰木監督
・自分がいたオリックスでは優勝すれば客が増え、収入も増えた
・幻の米国開幕戦(オリックス−ロッテ@シアトル)
・マリナーズとの業務提携
第4章 プロ野球界の改革ー進むべき8つの道の提言
1.一軍枠40名+ファームの実現(選手契約の改革)
2.「二軍」と「独立リーグ」の一元化(独立採算を目指す)
3.完全ウェーバー方式の採用(ドラフト制度改革)
4.徹底した単年度契約と再就職斡旋支援
5.ボーナス制度の創設(生え抜き選手の流出阻止)
6.(対MLBの)プロテクト制度とレンタル制度(MLB流出への対抗策)
7.代理人制度の廃止
8.審判学校の創設
>管理人的には、二軍の独立採算化、完全ウェーバー制、レンタル制度(国内外問わず)、審判制度の創設には賛成
おわりに
・フロントにはプロが育っていない。親会社からの出向ではあかん。
>同じ地域の別リーグのチームへの皮肉か?
【参考書評】
・会社帰りの読書日記、など
・No.6921 プロ野球 もうひとつの攻防 「選手vsフロント」の現場(taka9126)
・読書メーター




