2013 年は「輪」を喜び、「輪」の大切さを感じた年
◆日本中が歓喜にわいた「輪」
〜2020年オリンピック・パラリンピックの開催都市に東京が決定し、富士山が世界文化遺産に登録など。
◆人とのつながりの「輪」を感じた一年
◆未来に向けた更なる「輪」
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今年の漢字が「輪」ということで、「車輪」につなげてこの本。

十津川警部とたどる時刻表の旅
まずは、この本でひっかかったところ。
P23〜24 上り「わかしお」のある列車の東京着の時刻が土休日は平日より1分遅い。到着ホームが、普通はは京葉線ホームなのに、その列車に限り土休日は地上ホームになっている。

くまモンが表紙の時刻表(2013年10月号)で確認したら平日と土休日で到着時刻が違っていたり、到着ホームが違っているのはあるけど、地上ホームに到着にはなってない。
だいたい、京葉線から東京駅の地上ホームへ電車を走らせるのは無理。蘇我から千葉を経て総武本線を通ったとしても、総武・横須賀線地下ホームへたどり着くのみで、東海道線ホームへは無理なのでは?
西村京太郎「十津川警部とたどる時刻表の旅」(角川Oneテーマ21)
【内容】
旅好き、鉄道好きに、トラベル・ミステリーの第一人者・西村京太郎が、究極の旅の楽しみ方を「伝授」する。『寝台特急殺人事件』以来の35年にわたる創作活動と時刻表をベースに、旅のノウハウを「全公開」。
【目次】
第一章 時刻表から謎解きを
思いがけなくベストセラーに/再婚列車とは?/何気ない疑問から/たった一分の違いにも意味が/鉄道トリックでアリバイを/時刻表は生きている/取材の時には、確かに成立したのに……
第二章 謎の路線図
不思議なルート/くるりとループ線/のどかなスイッチ・バック
第三章 鉄路を巡って
日本一周も時刻表なら簡単/郷愁と現実の五能線/秘境を走る飯田線/新幹線の駅ができるのは嬉しいが/新幹線の陰で/がんばっている小さな鉄道
第四章 駅もさまざま
駅を探せ/せっかく日本一だったのに/降りられない駅、出られない駅/最南端の駅に行ってみれば/私の最も愛する駅
第五章 列車に誘われて
ユニークな列車が続々と/オリジナルの臨時列車を/眺望のため一時停止/懐かしのSL/消えていく列車/消えてしまった駅
第六章 取材はやはり綿密に
いよいよ九州新幹線が全通/列車編成を確認/新幹線の非常口/ユニークな列車を楽しむ/贅沢な列車の旅/夜行列車の郷愁
第七章 ミステリーを求めて旅に
一枚の写真に誘われた取材/温泉と「なでしこジャパン」/取材の依頼/秘湯を巡る/自分の目で確かめる/温泉に泊まって小説を/日本一評判のいい宿
第八章 名所・景勝地を訪ねる
得する切符を見つける/世界遺産を訪ねるなら/京都と小京都/創作意欲そそる北への旅
第九章 旅の味は格別
懐かしの食堂車/豪華ディナーを堪能/駅弁の世界は無限/弁当で各地の名物料理を知る/名物料理を味わう/駅のグルメは意外なところに
コラム@ 十津川シリーズの主要登場人物
コラムA ネットとはひと味違う時刻表ならではの旅の検索法
コラムB 駅構内図の活用法
コラムC オリジナル著書が五百冊に!
コラムD お得なきっぷ色々
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
西村京太郎(ニシムラキョウタロウ)
1930年東京都生まれ。都立電機工業学校卒業後、人事院に勤務。63年『歪んだ朝』で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。65年『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。78年にはトラベル・ミステリー・ブームの先駆けとなる『寝台特急(ブルートレイン)殺人事件』を発表、ベストセラーに。81年『終着駅(ターミナル)殺人事件』で第34回日本推理作家協会賞を受賞。2004年には、第8回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2012年4月発行/2013.9.11読了】
【備忘録&経験値】
まえがきー時刻表と私
・トラベルミステリーには時刻表が必須
第一章 時刻表から謎解きを
・思いがけなくベストセラーに〜寝台特急ミステリーは作者としては最初は手応えなかった
・再婚列車とは?〜急行さんべ3号(博多ー鳥取)1999年廃止
鳥取を午前8時26分に発車した7両の急行「さんべ3号」は、途中長門市駅で二つに分かれる。前より1号車〜4号車までは美祢線経由、後より5号車〜7号車は山陰本線を走る。二つに分かれた急行「さんべ3号」は、別々の線を走り、再び下関駅で一緒になり博多まで行く。
・リゾートしらかみ3号の蜃気楼ダイヤ
2006年春から「くまげら」編成投入により、「リゾートしらかみ」が3往復体制での運行になったために、この蜃気楼ダイヤでの運行はされなくなった。
第二章 謎の路線図
・北陸本線のループ線(敦賀→新疋田)〜管理人自身は米原→敦賀間の乗車のみだったため、見ただけ
・のどかなスイッチ・バック〜立野(1998年3月)も姨捨(2012年8月15日・ブログ記事)も経験済み
第三章 鉄路を巡って
・郷愁と現実の五能線
>「リゾートしらかみ」乗車の件。一回ツアーに申し込んだものの結局応募者が少ないとの理由でキャンセルに。その後まだ実現できていないまま、はや10年。
第四章 駅もさまざま
・せっかく日本一だったのに
【一畑電鉄】ルイス・C、ティファニー庭園美術館前駅→松江イングリッシュガーデン前駅
今の日本一は、南阿蘇鉄道の南阿蘇水の生まれる里白水高原駅(表記文字数)、ひらがななら鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の「長者ケ浜潮騒はまなす公園前駅」も同じ22字。
一番短い方は、「津」
・降りられない駅、出られない駅
鹿島サッカースタジアム駅はサッカーの試合のある日だけ。海芝浦駅は東芝関係者のみしか降りられず
・最南端の駅に行ってみれば
普通の鉄道では指宿枕崎線の山川駅。
モノレールも含めれば、沖縄都市モノレール線の赤嶺駅
最西端なら沖縄空港駅


【2011年2月12日乗車・ブログ記事】
第五章 列車に誘われて
・リゾート21(伊豆急行)なら何回も
第六章 取材はやはり綿密に
・いよいよ九州新幹線が全通
>管理人自身は、2004年3月【ブログ記事】と2005年3月【ブログ記事】に先行開業していた鹿児島中央→新八代間乗車
>2011年の全通後は、同年9月に新大阪発の「みずほ」(N700系)で博多→熊本間、新八代→熊本間乗車【ブログ記事】




>2013年1月にも「つばめ」(800系)で博多→熊本間乗車
・ユニークな列車を楽しむ
「A列車で行こう」〜見たことすらない
「あそぼーい!」〜見たことはある


・贅沢な列車の旅
トワイライトエクスプレスは見ただけ
第七章 ミステリーを求めて旅に
・一枚の写真に誘われた取材
小海線は国鉄時代に全線乗車。

乙女駅に降りたことはない
第八章 名所・景勝地を訪ねる
・世界遺産を訪ねるなら
知床、日光の社寺【画像なし】
古都京都の文化財(過去多数)


【京都タワーからの画像でソマソ】
法隆寺(中学の修学旅行)
姫路城(2008年8月13日)


厳島神社(2008年8月12日)


・京都と小京都
湯河原、修善寺、上田市別所温泉、
創作意欲そそる北への旅
第九章 旅の味は格別
・駅弁の世界は無限
森駅「いかめし」(ただし、駅では購入していない)
宮古駅「いちご弁当」(ただし、東北新幹線の車内販売で購入)
高崎駅「だるま弁当」
横川駅「峠の釜めし」
名古屋駅「名古屋コーチンとりめし」
西明石駅「ひっぱりだこ飯」(ただし、近所のスーパーの駅弁フェアで購入)

駅のグルメは意外なところに
・駅そばもホームによって営業時間が異なる





