2013年11月02日

山本太郎参院議員の天皇陛下への直訴の件などを前振りに、@yonda4 4794510640[改訂新板 「日本国憲法」なのだ!] 赤塚不二夫

本題に入る前に、Kスタ宮城に戻っての日本シリーズ第6戦(予告先発:楽天・田中将大、巨人・菅野智之)は今晩18時30分プレーボール。既に昨日の時点で球場には外野自由席の入場ゲート前に場所取りの長い列ができたようですが…
第5戦で左足に死球を受け、途中交代となった楽天の藤田選手が出てこれるか?
そして、今晩楽天が日本一を決めるか?
それとも、巨人が今シーズン無敗の田中将大に土をつけて、最終戦までもつれ込ませることが出来るか?
その他の野球関連のニュースも含め、他の方の見解はこちらをご覧いただくとして、
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それはさておき、山本太郎参院議員がおとといの園遊会で天皇陛下へ直訴に及んだ件

山本太郎「何が政治利用ですか?」 会見で陛下への手紙は「被曝問題」と明かす(J-CASTニュース)
醜悪な山本太郎議員の直訴--田中正造との比較から - 石井 孝明(アゴラ)
「山本太郎議員が陛下に手紙」何が問題なのか 高崎経済大・八木教授に聞く(THE PAGE)


請願法(昭和二十二年三月十三日法律第十三号)
第三条  請願書は、請願の事項を所管する官公署にこれを提出しなければならない。天皇に対する請願書は、内閣にこれを提出しなければならない。
山本議員は手紙の内容について、福島第1原発事故をめぐる現状を書いたものだと説明していますが、それが「請願」にあたるかどうかは法律の条文からでは管理人自身はよくわかりません。
それより、天皇の政治利用という点で「憲法違反」じゃないか?という見解もあるようで…

ということで、改めて現行の「日本国憲法」を勉強するためにこの本。
 「日本国憲法」なのだ! (改訂新板)

管理人的には、現行憲法に関して言えば、時代に合わない部分は変えてもいいけど、問題の憲法第9条
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
「自衛のための武力行使は認める」と明文化するはものの、基本理念は変えて欲しくないなあ。

もっとも、前文で言う「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」の、信頼出来る諸国民ってどこの国のこと?

本赤塚不二夫永井憲一改訂新版 「日本国憲法」なのだ!」(草土文化
戦中・戦後に青少年期を過ごした赤塚不二夫・永井憲一の実感を通して描かれる「日本国憲法」

人間・赤塚不二夫について
漫画評論家・石子順さんの書き下ろし原稿を収録したほか、
教育基本法改正、子どもの権利条約発効に伴う新たな展開にも対応しました。

憲法論議が急浮上している今、ぜひ手にとってみてください。

【目次】(「BOOK」データベースより)
マンガ 日本国憲法
「戦争はいたさないのだ!」赤塚不二夫・断章
素顔対談
憲法をよむまえに
資料(日本国憲法/教育基本法/大日本帝国憲法(明治憲法))

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
赤塚不二夫(アカツカフジオ)
1935年、満州の熱河省承徳で生まれる。工員生活をしながら、マンガを雑誌に投稿、1956年に漫画家として独立。豊島区椎名町のトキワ荘グループ(藤子不二雄、石森章太郎)と交流し、1965年「おそ松くん」(少年サンデー)で第10回小学館漫画賞受賞。1972年「天才バカボン」(少年マガジン)で第18回文藝春秋漫画賞受賞。2008年8月2日、肺炎のため逝去、享年72歳

永井憲一(ナガイケンイチ)
1931年、群馬県に出生。1953年、早稲田大学法学部卒業。現在、法政大学法学部名誉教授。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2013年5月発行/2013.8.20読了】


【備忘録】
素顔対談 永井憲一 赤塚不二夫
・最近の若者には自分の判断がない。それは恐ろしいこと。他人にどうでもされてしまう(永井)
・もしかしたら、自分も残留孤児になってたかもしれない(赤塚)
・終戦になって、民間人の僕らは軍隊に守ってもらうどころか置き去りにされた。最初に逃げたのが軍部だった(赤塚)
・女性は子供を産んで育てる義務感を持っているから本能的に反戦的なのだろう(永井)

憲法をよむまえに
・憲法は最高法規である
・憲法改正は徴兵制への道です
>これには違和感あり

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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 06:15 | 神奈川 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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