個々のメンバーに関する評価は、管理人自身からはなんとも言えないので、こちらをご覧下さい。
【GK】
川島永嗣(スタンダール)、西川周作(広島)、権田修一(FC東京)
【DF】
今野泰幸(G大阪)、伊野波雅彦(磐田)、長友佑都(インテル・ミラノ)、森重真人(FC東京)、内田篤人(シャルケ)、吉田麻也(サウサンプトン)、酒井宏樹(ハノーバー)、酒井高徳(シュツットガルト)
【MF】
遠藤保仁(G大阪)、長谷部 誠(ウォルフスブルク)、青山敏弘(広島)、本田圭佑(CSKAモスクワ)、清武弘嗣(ニュルンベルク)、山口 蛍(C大阪)
【FW】
岡崎慎司(シュツットガルト)、香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)、柿谷曜一朗(C大阪)、斎藤 学(横浜M)、工藤壮人(柏)、大迫勇也(鹿島)
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そして、昨晩のプロ野球の結果。
【8月29日のセ・リーグ】個々の試合に関するさらに詳しいことは、「ベストナイン国民投票」の結果で(日テレがやるからある程度しょうがいないとはいえ)ショートの歴代1位が坂本はありえんなど違和感ありまくりの件も含め、こちらをご覧いただくとして、
◇DeNA2―0広島(マツダ)
DeNAは3回、左越え三塁打した梶谷が暴投で生還。8回はブランコのソロで加点した。加賀美が8回途中まで無失点の好投で今季初勝利。
◇巨人3―2阪神(東京ドーム)
巨人がサヨナラ勝ち。同点の延長10回、先頭の長野が左越え本塁打を放ち、試合を決めた。優勝マジックは「23」に。阪神は巨人に3連敗orz
◇中日7―6ヤクルト(神宮)
中日は10回、安打と盗塁などで1死三塁とし、井端の遊ゴロで勝ち越し3連勝。ヤクルトは7回に5与四球など投手陣が粘りきれなかった。
【8月29日のパ・リーグ】
◇日本ハム1―0西武(札幌ドーム)
日本ハムは4回、小谷野の左前適時打で先制。ウルフが8回途中無失点と好投し、零封勝ち。西武打線は散発4安打と沈黙。3連勝を逃した。
◇ソフトバンク5―1ロッテ(ヤフオクドーム)
ソフトバンクは明石が4回に3ラン。先発の大場を4回1死で交代させ、そこから5投手の継投で逃げ切った。ロッテは3連勝ならず。
◇楽天4―2オリックス(ほっともっと神戸)
楽天は1回、マギーの2ランなどで3点を先取。1点差に迫られたが8回にジョーンズの適時打で突き放した。新人・則本が12勝目でマー君の球団記録抜いた。オリックスの借金は最多の10。
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能見ちゃんの替えどきを誤ったかな?
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管理人自身が監督だったとしても、9回は能見続投の選択だったとは思うんですが、采配が裏目に出る監督だからこういう結果になることは想定の範囲内。その回は同点止まりで終わったのですが、10回表に得点できなかったのがすべて。松田が長野にあっさりサヨナラホームランを打たれて終わったのは本人にはいい経験になったでしょう。このリベンジは次の機会に…
結局、ナゴド3連勝で勢いに乗っていけるかと期待するとこうなるのが、阪神のヘタレ具合というか(T_T)
ssasachan / スーパーサウスポーあさちゃん。
松田初失点がサヨナラホームラン被弾とわね。日テレ開局60周年らしい結末や_| ̄|○
もっとも、職業野球創設期に讀賣新聞社が阪神電気鉄道に大阪に巨人軍の対戦相手が欲しいと誘ったのがタイガースの成り立ちだから、元々讀賣巨人軍の引き立て役になる使命なんよ(ノД`) at 08/29 21:24
ssasachan / スーパーサウスポーあさちゃん。
アベノミクス失敗。不況下の物価高。大阪市財政破綻。阪神優勝せんのに、道頓堀川に飛び込む人続出(T-T) RT @metabosakajunji: いや、それどころでは無い… RT @tora_tora291: 中日戦の3タテが消えちゃった at 08/29 21:28
と管理人は思うのですが、その流れで「消費税増税実施はデフレ脱却を第一に〜1%ずつ5年間で引き上げを」と主張している人の本の紹介。ssasachan / スーパーサウスポーあさちゃん。
ということで、このまま巨人が優勝しても個人消費は盛り上がらず、アベノミクスの副作用で円安物価高が続き、国民生活は困窮。消費税引き上げは延期するしかない。 at 08/29 21:33

この本の著者や三橋貴明さんみたいな楽観的な見解がある一方で、

野口悠紀雄氏のように悲観論も。どちらが、正しいか(当たるか)はこれからにならないとわからないし…
ともあれ、「病も気から」同様「景気も気から」。
「楽観論に支配された方が景気はより良くなる」というのがアベノミクスの肝?
そして、「アベノミクスの真実」というキーワードで検索をかけると、この本のほかにこんなものがヒット。
⇒アベノミクスの提灯持ちの「大きな声」に騙されてはいけない 真実を語る「小さな声」に耳を傾け(ダイヤモンドオンライン)
⇒飄(つむじ風): アベノミクスの真実・・・公開動画を掲載!
>日本の政策決定権は、日本にあって日本ではない。残念ながら、それは事実である。
>それは、新世界秩序(NWO)に沿うためのものである。新世界秩序(NWO)とは、国民国家(Nation State)を廃止して、新たな世界政府を樹立することに究極の目的がある。
本田悦郎「アベノミクスの真実」(幻冬舎)
【内容情報】
デフレの原因から脱却への道筋、未来予測まで。政権ブレーンが分かりやすく解説。
なぜ日本だけが戦後の世界で唯一、これだけ長い間デフレに悩まされてきたのか。
デフレとは、物価と賃金が下落し続ける状態である。デフレは日本を窮地に追い
詰めたが、アベノミクスは三本の矢をもってこのデフレからの脱却を進めている。
第一章では、アベノミクスの核となる第一の矢について説明する。第一の矢
とはつまり、2%のインフレターゲットを設定することで金融緩和によってイン
フレ期待を作る試みである。第一の矢「金融政策によるデフレ脱却戦略」が第二
の矢「機動的な財政政策」や第三の矢「民間投資を喚起する成長戦略」の前提と
なることを第一章で明らかにする。
第二章ではなぜ日本がデフレ国家になったのか、その原因を探る。日銀の間違った
金融政策が日本経済を苦しめた経緯を解説する。
第三章ではアベノミクスに向けられた様々な批判を取り上げる。
第四章では筆者がソ連や東欧で実際に見聞きした計画経済の実態を描き、通貨の
働きについて考える。
第五章ではアベノミクスが目指す経済と、それを実現するための今後の課題に
ついて第三の矢の成長戦略を中心に解き明かす。
アベノミクスが日本の歴史・伝統・文化に深く根差した環境の下で、努力・創意・
工夫が正当に報われる真っ当な経済を目指していることを示したい。
【目次】
第1章 これがアベノミクスの真髄だ
第2章 なぜ日本はデフレ国家になったか
第3章 アベノミクス批判に応える
第4章 私が見てきた社会主義経済
第5章 豊かな社会を目指して
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
本田悦朗(ホンダエツロウ)
内閣官房参与。静岡県立大学国際関係学部教授。1955年和歌山県生まれ。東京大学法学部卒。大蔵省(現・財務省)で関税企画官や理財局国有財産第二課長を務める一方、外務省への出向期間も長く、在ソビエト連邦日本大使館二等書記官、世界銀行金融スペシャリスト、在ニューヨーク日本総領事館領事財務部長、在アメリカ合衆国日本大使館公使などを歴任。外務省欧州局審議官、欧州復興開発銀行(EBRD)日本代表理事、財務省大臣官房政策評価審議官などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2013年4月発行/2013.8.11読了】
【備忘録】
はじめに
・人々がデフレを予想する限り需要は減り続けるだけ
第1章 これがアベノミクスの真髄だ
・デフレ予想で実質金利は上昇する。デフレ下では誰もリスクを取らない
・2002年2月〜2007年10月の景気上昇期は「実感なき景気回復」期〜企業の間でインフレ予想が生まれなかったために労働者の賃金が上昇せず、内部留保に回った
・「予想」(期待)こそが経済では肝。
・先行するから期待なのであって、その形成された期待にもとづいて投資家・企業経営者・消費者が徐々に行動を変えていく
第2章 なぜ日本はデフレ国家になったか
・きっかけはソ連崩壊
・日本ではバブルを一気に破裂させてしまい、大量の不良債権が発生したものの、その処理が遅れた
・デフレ下で不良債権処理も一気に進めると、企業の資金繰りの問題が一挙に表面化し、それが金融機関の自己資本を既存するなどデフレスパイラルに陥る危険性がある
・デフレの原因は日銀の不十分な金融緩和政策にあり(リーマンショック後も、東日本大震災後も)
第3章 アベノミクス批判に応える
・物価が上がると年金生活者が困る?〜物価が下がり続けると財源が賄えなくなる
・高橋是清の教訓〜「量的緩和政策は効果がなかった」とすぐに結論を出してはいけない。銀行が貸出を増やすまでは時間がかかる。途中で諦めるな。
・デフレギャップが解消されて名目GDPが増え始めれば税収は増えてくる。名目金利が上がってもそれ以上に税収が増えるので財政再建には必ず役立つはず
・デフレからハイパーインフレになる前に、必ず2%程度の「適切なインフレ率」段階になるので、そこで止めればいい
第4章 私が見てきた社会主義経済
・中国人は非常に現実的な考え方をし、ソ連人(欧州人)は原理・原則を大事にする。〜そこが、中国では経済成長が出来、旧ソ連では出来なかった要因
・ソ連という仕組みが崩壊した究極的な理由は「民族独立運動」
・ロシアでは国有企業を一気に民営化したのに対し、中国の賢いところは国営企業は残し、草の根レベルでは民間企業を育成したところ。〜ただし、2つのシステムからくる裁定取引的なもので腐敗が起こった中国
・旧ソ連のハイパーインフレは産業ネットワークの崩壊によるもの
・旧社会主義国の計画経済崩壊後
@市場経済にうまく適応できた国〜エストニア、ラトビア、リトアニア、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアなどEUに加盟した国
A全く対応できなかった国〜中央アジア諸国(独裁体制の強化)
B独自の道〜ロシア(基幹産業は国、その他は民間)
・ユーロははじめから無理だった
@経済産業構造〜EU圏内では各国の産業構造に相違がある。どの国にも適切な金利水準が存在しない
A労働者の移動〜何か国語も使えるエリートは国境を超えて移動できるが、一般国民はEU圏内で自由に移動できるわけではない
B財政の移転〜EU圏内の他の国の不調時に、ほかの好調な国が支える仕組みが機能しにくい
・通貨とは何か〜決済機能(支払い手段)、価値の保存機能と尺度機能、
第5章 豊かな社会を目指して
・国策として農業を守ろう
・明確な優先順位が必要(費用対効果、費用便益分析をしっかりやる)
・ナショナル・レジリエンス〜国民の生命と財産を守り抜くため、事前防災・減災の考え方に基づき「強くてしなやかな」国をつくる
・成長戦略の柱は規制緩和
・政府がやるべきなのは、市場が十分に機能するような制度を整備すること
・必要不可欠な職業訓練
・中国の挑発には慎重な対応が必要
・米国の第一目標はエネルギーを自給すること
・国家・政府の最大の任務は国民の生命・身体の安全を守ること
・メタンハイドレートは使わないと地球温暖化を招く
・意図的に貿易や投資を阻害するものでない限り、国内のルール、特に国民の生活に直結する制度や土地・労働・資本など生産要素に関する各国ごとのルールは尊重されるべき
・国際政治のトリレンマ:グローバル化、民主主義、国家主権の維持の3つは同時に成立し得ない
【参考書評】
・2013-06-05 予想インフレ率をくわしく 『アベノミクスの真実』(紙屋研究所)
・本田悦朗氏の『アベノミクスの真実』読後感(こーぞーの金融日記)
・官制本「アベノミクスの真実」の不都合な真実(闇株新聞)




