2013年08月20日

8/19 夏の甲子園高校野球準々決勝の件を前振りに、@yonda4 481720303X[高校野球 神奈川を戦う監督たち]

昨日の夏の甲子園高校野球準々決勝。準々決勝が一番おもしろいという定説に違わず、どれも1点差かつ逆転の好ゲーム。
8月19日(月)準々決勝(第12日)
第1試合:鳴  門(徳島) 4−5 花巻東(岩手)
 花巻東は八回に3点を奪って逆転。4年ぶりに4強入り

第2試合:明徳義塾(高知) 3−4 日大山形(山形)
 日大山形は2−3で迎えた八回に峯田の三塁打などで2点を奪い逆転勝ち。山形県勢は初のベスト4進出で、春夏通算30勝目。東北勢2校が4強に残ったのは24年ぶり。

第3試合:前橋育英(群馬) 3−2 常総学院(茨城)
 夏初出場の前橋育英は0−2で迎えた九回、好投の飯田を救援した金子から高橋光が2点三塁打を放って追い付くと、延長十回に土谷の適時打でサヨナラ勝ちした。群馬県勢は夏60勝目で、10年ぶりの4強入り。

第4試合:富山第一(富山) 4−5 延岡学園(宮崎)
 延岡学園は4―4の延長11回、富山第一の内野守備の乱れで1点を奪い、5―4でサヨナラ勝ちした。延岡学園は初の準決勝進出で、宮崎県勢では48年ぶり。

【今後の予定】
<8月21日(水)準決勝>
11:00 第1試合:日大山形(山形)― 前橋育英(群馬)
13:30 第2試合:花 巻 東(岩手)― 延岡学園(宮崎)
<8月22日(木)決勝 12:00>
個々の試合に関するさらに詳しいことは、ドアラが左手中指骨折につき今後5週間ほどバクテン禁止の件も含めこちらをご覧いただくとして、
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ちなみに、管理人の地元神奈川県代表の横浜高校は、3回戦(18日)で前橋育英に敗れてしまいましたが、2年生主体のチームだから来年春・夏と成長して甲子園に戻ってることを期待しましょう。

それに、神奈川県大会の方が甲子園の全国大会より過酷と言われてますからね。

ということでこの本。

高校野球神奈川を戦う監督(おとこ)たち

小倉清一郎・横浜高コーチが明かす、桐光学園・松井裕樹の致命的欠陥(日刊ゲンダイチャンネル)
 組み合わせが決まった時、松井裕樹君擁する桐光学園が甲子園へ行く確率は90%近いとゲンダイのコラムに書いた。「神奈川高校野球監督会」で私は大会の展望を語り、優勝校を予想して発表するのだが、そこでも同じことを言った。
 (2013.7.25)神奈川大会準々決勝で桐光と激突。左腕・松井君に対し、スタメンにあえて左打者を5人並べた。セオリーではないが、松井君のスライダーは右打者の懐に食い込んでくるため、右の方が打つのは難しいからだ。


その結果は、ご承知のように横浜高校が桐光学園に勝利。
見抜かれていた「怪物のクセ」(東スポ)
桐光松井攻略したデータ野球 プロ出身監督ならさらに隆盛へ(NEWSポストセブン)
続く準決勝でも東海大相模にコールド勝ち。
高校野球神奈川大会:横浜、堅守で流れ呼び込む(カナロコ)
そして、決勝戦は平塚学園を破って2年ぶり15回目の夏の甲子園出場


これらの引用記事にも記載されているように、横浜・小倉清一郎コーチおそるべし。

それにしても、神奈川県の高校野球の指導者の件で書籍化できるほどいい監督がそろっているのに、県内のプロ野球チームは(^_^;)

いっそのこと県内の高校野球の指導者がベイの監督になった方がよくね?

阪神ファンなら「和田 豊監督<水谷哲也監督(横浜隼人)」と思うのは自分だけではないはず…
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本大利 実高校野球 神奈川を戦う監督たち」(日刊スポーツ出版社
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
神奈川の、そして日本の高校野球をリードする横浜。打倒・横浜に情熱を燃やす東海大相模。注目の左腕・松井を擁し全国制覇を狙う桐光学園。全国一の激戦区を勝ち抜くために、8校・9人の指導者たちはどのような想い、信念を持ち、それぞれのチーム作りを進めているのか?神奈川の高校野球を熱くするライバル物語。

【目次】(「BOOK」データベースより)
序 章 2012年〜横浜・小倉清一郎コーチの予想が的中した夏
第1章 野呂雅之監督(桐光学園)-いまどきの高校球児に合わせた指導で頂点をめざす
第2章 門馬敬治監督(東海大相模)-アグレッシブベースボールで王者・横浜に立ち向かう!
第3章 上田誠監督(慶応義塾)-甲子園か?エンジョイか?陸の王者が目指すもの
第4章 水谷哲也監督(横浜隼人)-自分の「色」を描きながら、再びの甲子園を目指す
第5章 山本秀明監督(日大藤沢)-チーム全員で心をひとつにし、愛情を持って戦う
第6章 佐相眞澄監督(県相模原)西野幸雄監督(川崎北)-県立高校から甲子園を目指して
第7章 渡辺元智監督(横浜)小倉清一郎コーチ(横浜)-神奈川の、全国の高校野球を引っ張って来た2人
終 章 それぞれの今

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
大利 実(オオトシミノル)
1977年生まれ、神奈川県出身。スポーツライター。アマチュア野球を主なフィールドに取材、執筆活動を行なっている。特に中学軟式野球に関しては、第一人者的存在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2013年5月発行/2013.8.4読了】


【備忘録】
序 章 2012年〜横浜・小倉清一郎コーチの予想が的中した夏
・2012年夏〜松井(裕樹)次第。⇒桐光学園優勝
・2013年夏も同じ予想?⇒松井がダメなら勝つのはウチ
・神奈川の高校野球の監督「みんな仲間」

第1章 野呂雅之監督(桐光学園)-いまどきの高校球児に合わせた指導で頂点をめざす
・負けない野球
・「野呂は分かんないよな」と言われたい
・気配を感じられるような選手、気配りのできる選手〜いい選手=判断力を持った選手
・身の丈にあった指導法〜松井裕樹「いっぺんに言われるとわからなくなる」

第2章 門馬敬治監督(東海大相模)-アグレッシブベースボールで王者・横浜に立ち向かう!
・打倒・横浜
・東海大相模の監督は、寮の隣の一軒家に家族と一緒に住むというのが伝統(選手と共に生活し、野球以外の面にも目を向ける)
>だから、菅野投手の父親(元野球部)は原貢の娘とくっついた?
>とはいっても、1970年に甲子園で初優勝したときには、厚木に住んでたはず…

・原貢「打てなきゃ、勝てるわけないだろう!」
・2007年は菅野智之(巨人)を擁しながらも、決勝で桐光学園に敗退(管理人の生観戦記
・2008年北神奈川大会は、慶應と決勝。8回裏まで2点リードも、9回表に追いつかれ、延長で力尽く(管理人の生観戦記
・2010年夏は一二三慎太(阪神)を擁し33年ぶりに夏の甲子園出場

第3章 上田誠監督(慶応義塾)-甲子園か?エンジョイか?陸の王者が目指すもの
・本音を言う。監督とも本音を話す
・慶應義塾の先生は「福沢諭吉」先生だけ。

第4章 水谷哲也監督(横浜隼人)-自分の「色」を描きながら、再びの甲子園を目指す
・「元気」「全力疾走」「バックアップ」
・(阪神ファンだからということもさることながら)甲子園球場にふさわしいチームとなるべくユニもタテジマに、グラウンドマナーも徹底
・神奈川の観客を味方につける
・日々、手を抜かずに何事にも一生懸命取り組んでいった結果としての2009年夏の甲子園出場(管理人の生観戦記:横浜隼人対伊万里農林
・中学生を見るのは部長の仕事。入学してからは監督とコーチが責任をもって指導し、大学進学には監督がかかわる

第5章 山本秀明監督(日大藤沢)-チーム全員で心をひとつにし、愛情を持って戦う
・緻密な横浜と泥臭さを持つ東海大相模の強さ
・中学まではセンスは兄(中日・山本昌投手)より上と言われた
・横浜隼人のコーチは出世する(山本監督のほかに、花巻東・佐々木監督)
・練習は精神力の鍛錬
・サラリーマン時代の「お客様」第一主義の経験が指導にも生きる〜仲間の気持ち、相手チームの気持ちを考えること

第6章 佐相眞澄監督(県相模原)西野幸雄監督(川崎北)-県立高校から甲子園を目指して
・佐相監督
〜中学の監督としての経験をスカウティングに活かす。県内くまなくスカウティング
〜バッティングは形から
〜中学生なら言ったことをそのまま受け取ってくれるが、高校生には理由付けが必要
〜保護者とも積極的に接触。公立校では選手・保護者・指導者が三位一体とならないと勝てない。特に、自宅通学ということもあるし
・水谷監督〜これからは(選手の)理解力がカギ。進学校の時代
・西野監督
〜指導者の本気が絶対条件
〜自分ができることをしっかりやる
・1951年の希望ヶ丘以降、県立高の甲子園出場はない。(Y高は横浜市立)

管理人の母校も生きているあいだにはなさそう?

第7章 渡辺元智監督(横浜)小倉清一郎コーチ(横浜)-神奈川の、全国の高校野球を引っ張って来た2人
・渡辺監督の初期は「打倒東海大相模(原貢監督)」
・横浜高校はなぜ強いのか〜選手と指導力とデータ分析。ほかの高校より細かい野球を教えている。厳しい練習も実戦を想定
・甲子園で勝てないのは準備不足〜ピッチングマシンも甲子園に持参
・渡辺監督「手法は変えても、信念は変えない」
〜信念は、好きな野球を通じて子供たちを育てること
〜選手の質の問題で、昔出来ていたことが今はできない
・勝つための野球を仕込む小倉コーチ
・横浜高校は「渡辺高校」からの脱皮が課題

終 章 それぞれの今
・神奈川の高校野球の熱はファンが作っているといっても過言ではないでしょう
>中畑「(プロも)熱いぜ!」
・躍進続ける平塚学園・八木監督〜2013年夏は準優勝
・「神奈川を制するものは全国を制す

大元はこっちではなく、横浜商科大学高等学校の創設者にして神奈川県高野連の会長も務めた松本武雄先生の言葉。

【ご参考】
高校No.1左腕・松井裕樹を育てた神奈川の高校野球秘話!(ダ・ヴィンチ電子ナビ)
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 05:45 | 神奈川 ☔ | Comment(0) | TrackBack(1) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2013-12-25 04:01
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