【6月21日のセ・リーグ】個々の試合に関するさらに詳しいことはこちらをご覧いただくとして、
◇巨人4―1中日(前橋)
巨人が4度目の5連勝。2、4回は阿部の2打席連続本塁打。6回にはロペスの左前適時打で加点した。沢村は8回途中まで無失点で4勝目。
◇DeNA―阪神(長野・雨天中止)
◇広島―ヤクルト(マツダ・雨天中止)
【6月21日のパ・リーグ】
◇西武2―0オリックス(西武ドーム)
西武がワンチャンスをものにした。6回1死二、三塁からヘルマンの中前適時打で取った2点を守りきった。菊池は7回無失点で8勝目。
◇ソフトバンク13―2楽天(郡山)
ソフトバンクが今季最多の21安打、13得点で2位に浮上。2回に細川がスクイズを決めるなど、小技も絡めた。摂津は6回1失点で3連勝。
◇ロッテ―日本ハム(QVCマリン・雨天中止)
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なんも言えねぇ。星野さんにはそれをこの前の土日にやってくれればと一言いっておくとして…
ということで、阪神戦はなく、これで終わりにするものもったいないので、ホークスの大勝にからめて、昨日で引退したこの方の本を。

一瞬に生きる

そういえば、小久保さんの自伝って現役時代には書いてなかったんだ…
山本昌さんも桧山さんも現役時代に既に上梓してるのに。
金本さんもね…
それと、宮本さんが言っている「飛ぶボールだったら辞めなかったであろう選手」のひとりは間違いなく小久保さんだったでしょうね。
あと、今の松中選手になんて言うのか…
小久保裕紀「一瞬に生きる」(小学館)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
弱小球団への入団、度重なる大けが、ジャイアンツへのトレード…。傷だらけの中で達成した二千本安打。順風満帆でなかった野球人生を、どう乗り切ったのか。ミスターホークス・小久保裕紀、入魂の自叙伝。
【目次】
序章
第1章 野球少年
両親の離婚/野球との出会い/芯が強かった母/監督からの手紙/野球漬けの日々/野球ファミリー/猛練習の中学時代/和歌山キングタイガース/中学最後での大けが
第2章 プロを目指して
高校選び/星林高校/鬼のタニケン/高校三年生/青山学院大学のセレクション/野手への転向/バルセロナ五輪/キューバ/感涙の闘将
第3章 若鷹
ホークス入団/ルーキーイヤー/イップス/ハワイ・ウインターリーグ/王貞治さんとの出会い/石毛宏典さん/2年目のシーズン/ホームラン王/ボールを遠くへ飛ばす/スランプ/イチロー選手/走塁/高橋慶彦コーチ/プロは結果がすべて
第4章 メンタルトレーニングと読書
ミッドα波/内観/一瞬に生きる/私の読書/若手選手に勧めた本/稲盛和夫さんの本/斎藤一人さんについての本/北方謙三さんの『水滸伝』
第5章 挫折と栄光と
生卵事件/野球以外の勉強/スポーツ指導者に学ぶ/しかられ役/脱税事件/藤井将雄さん/日本一へ/自主トレーニング/連覇に向かって/人生を変えた大けが/球団への不信感/リハビリ生活/アメリカの球場/好きな投手、苦手な投手/二〇〇三年の優勝/トレード
第6章 ジャイアンツ
新しい出発/野球の神様のご褒美/第六十九代四番打者/高畠導宏さん/ライバル/立川ろう学校/思い出に残る投手/キャプテン/ホークスへ
第7章 再びホークスへ
王さんの言葉/決意/手術/王監督の勇退/リーダーとして/リーグ制覇/大震災/けがと四〇〇本塁打/再びの歓喜へ/二千本安打/引退試合
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
小久保裕紀(コクボヒロキ)
1971年10月8日、和歌山県和歌山市生まれ。和歌山県立星林高校から青山学院大学に進学。92年のバルセロナ五輪には、選手中唯一の大学生として参加。93年、青山学院大学史上初の大学野球日本一に主将として貢献。同年秋のドラフトで福岡ダイエーホークスに2位で指名され入団。95年にホームラン王、97年に打点王を獲得。福岡ダイエーホークスの主将として、99年日本一、2000年リーグ制覇を達成。04年シーズンより読売ジャイアンツに移籍。12年現役引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2013年2月発行/2013.6.15読了】
【備忘録】
序章
・座右の銘は「一瞬に生きる」〜野球はその瞬間に結果が出る競技
第1章 野球少年
・あいさつのできる少年野球チームは、しっかり躾けられていて、動きもキビキビしている
・プロ野球選手になろうと思ったら、周りと同じことをしていてはだめ
第2章 プロを目指して
・和歌山県立星林高校〜入学と同時に、勉強より野球を優先すると決めた。ただし、授業中には寝ない。ノートをしっかり取り、先生の話をよく聞いて赤点だけは取らないつもりだった。
・若田部さんに打てれて投手は断念。野手に専念。
感涙の闘将 大学球界をけん引する指揮官の挑戦(河原井正雄)
・青山学院大学野球部時代は清原和博の弟と同級生
第3章 若鷹
・(巨人、西武、ヤクルトからも誘いがあったがこれからチームを強くしていこうと)ホークスへ入団。秋山さんは兄のような存在
卒業

白球の約束 高校野球監督になったプロ野球選手たち(大越 基)
・セカンドを守るのは初めてでイップスに。
・石毛宏典「リーダーになる人間はそこから逃げることはできない。リーダーとは周りが決めるもの。裕紀も間違いなくリーダーとして周りを引っ張ることになる。逃げないでそのつもりで取り組め」

石毛宏典の「独立リーグ」奮闘記 野球愛から始まった小さくて大きな挑戦
・高校2年の時から現役を引退するまで、基本となるバッティングフォームはほとんど変わっていない〜ミートポイントに、今ある自分の筋力を集結させる
・スランプの時に読んだ本
エヴァへの道(船井幸雄)〜必然、必要、ベスト
・イチロー「人は必ず障害に出会う。誰もが負けそうになる。そこで頑張れる人間になりたい。前向きな姿勢で夢をもって歩きたい。」
・森脇さんからのメモ「プロは結果がすべて」〜ジャイアンツ時代に矢野謙次にも同じことを
第4章 メンタルトレーニングと読書
・自己啓発本がメイン
心理療法としての内観
・長くやれる選手は頑固さと素直さのバランスが絶妙
・若手選手に勧めた本〜

弱者が勝者になるために ノムダス 2はじめ

野球人
イチロー、聖地へ
・ジャイアンツ時代の愛読書
生き方 人間として一番大切なこと
〜人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
・斎藤一人さんについての本

斎藤一人の人を動かす
水滸伝 1
第5章 挫折と栄光と
・脱税事件〜すべて私の責任
・過去の失敗を糧に、今後もひとりの人間として成長を続ける覚悟です
>本書では離婚問題は完全スルーなのは置いといて(^_^;)
・藤井将雄さん
ダイエー・藤井将雄物語 宙に舞った「藤井ハリー」
・初の日本一は向けて
運命を拓く 天風瞑想録
【座右箴言】
私はもはや何事をも怖れまい。
それはこの世界ならびに人生は、いつも完全ということの以外に、不完全というもののないように宇宙真理が出来ているからである。
否、この真理を正しく信念して努力するならば、必ずや何事といえども成就する。
だから今日からは如何なることがあっても、また、如何なることに対しても、かりにも消極的な否定的な言動を夢にも口にするまい、また行うまい。
そしていつも積極的で肯定的の態度を崩さぬよう努力しよう。
同時に、常に心をして思考せしむることは、"人の強さ"と、"真"と"善"と"美"のみであるよう心がけよう。
たとえ身に病があっても、心まで病ますまい。
たとえ運命に非なるものがあっても、心まで悩ますまい。
否、一切の苦しみをも、なおたのしみとなす強さを心に持たせよう。
神と直接結ぶものは心である以上、その結び目は断然汚すまい事を、厳かに自分自身に約束しよう。
・軸足にしっかり体を乗せてから、反対の足へゆっくり体重移動して投げる投手が得意だった
〜ダルビッシュ、岸キュン、吉見(M)
・逆に利き腕の動きが小さい投手が苦手だった
〜成瀬、和田さま
・2003年のケガがあったからこそ41歳までやれた
第6章 ジャイアンツ
・実は小さい頃はジャイアンツファン。
・高畠導宏さんは入団当時のバッティングコーチ(2004年ご逝去)
甲子園への遺言 伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯【当ブログ書評】
・ライバルだと思っていた松中信彦

2006 松中信彦 ソフトバンクホークス カレンダー
>小久保さん、松中になんか言ってやれよ…
>メモ渡してもいいけど…
・ずっとホークスにいたら裸の王様のままだった。
>ということは、松中にもノリさんみたいになれと?
・藤川球児のストレートの思い出〜ホップするストレート
藤川球児ストレートという名の魔球
第7章 ホークスへの復帰
・王さんへ引退の決意を伝えに行ったときに、ハンカチを2枚持っていて、使ってない方を涙をふくために自分に渡してくれた件
・努力は必ず報われる。報われない努力があるとするのならば、それはまだ努力と呼べないものだ。
・リーダーとして〜勝つためにどうするかを考えたときに、今伝えておいたほうがいいことは先延ばしにしないのが鉄則〜ただし、プライドは尊重
・ベテラン連中は「嫌な予感はよく当たる」と言う
・内川には「チームの中心の選手はよくても悪くても、逃げ隠れせず堂々としていないさい」という王さんの教えを伝えた
・2011年日本シリーズMVP(秋山監督の現役時代の記録を更新する最年長)
・1999本安打を打って、あと一本というところで登録抹消
(2012年6月24日 日ハム戦でウルフ投手から打って、2000本安打達成)
・引退試合(しかも本人の41歳の誕生日)でノーヒットノーランを喰らった件
・CSラストで対戦相手の日ハムの選手からも胴上げされた件
【参考書評等】
・プロの学校
・にゅーす発信!義丸02
・カンキュージザイ





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