(/ ゚∀゚)/ (/ ゚∀゚)/ (/ ゚∀゚)/Gratiii(グラティ)
ということで、関本選手お誕生日おめでとうございます。
さらに詳しいことはこちらもご覧いただくとして、
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宮本慎也さんお疲れさまでした。いずれよい指導者になって戻ってくるでしょうね。
そして、土橋正幸さんに慎んでお悔やみ申し上げます。
とヤクルト関連で残念なニュースが2つ。さらに詳しいことはこちらもご覧いただくとして、
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今年は夏のロードの成績がいいわけですが、ビジターの方が勝率が良かったりするわけで(^_^;)
それはさておき、昨日ユースト生中継を見ていたこの件。
東京カルチャーカルチャー Ustreamチャンネル >「野球大喜利ザ・ベスト」VS「粘着!プロ野球むしかえしニュース」http://t.co/2mBo07TzKC #culcul
— テリー植田 (@terryueda) August 26, 2013
歴史をもっと学べばあかんなあと思いつつこの本。

井沢元彦の学校では教えてくれない日本史の授業 3
この方の書いた歴史関連本の中で、当ブログで既に紹介したものは、次のとおりです。
・中国 地球人類の難題(2008年1月4日)
・「常識」の日本史(2011年2月19日)
・井沢式新ニッポン風土記(2011年2月21日)
・井沢元彦の学校では教えてくれない日本史の授業 2 天皇論(2012年10月30日)
今回は「学校では教えてくれない日本史の授業」シリーズのその3。
井沢元彦の学校では教えてくれない日本史の授業 3 悪人英雄論(PHP)
「天智は天武によって悪人の汚名を着せられた」「平将門は朝廷によって英雄から極悪人にされた」など、通説とは異なる視点で、新たに人物評価をしていくと、今までわからなかった「歴史の真実」が見えてきます。
本書では、天智天皇から毛利元就まで、「間違いだらけの人物像」を井沢元彦ならではの独自の歴史観でくつがえします。本書を読めば、「悪人」だと思っていた人物が「英雄」に、「英雄」だと思っていた人物が「悪人」に、変わること間違いなしです。独自の境地を拓いてきた人気作家が「英雄・悪人」にまつわる歴史の裏側を臨場感たっぷりに講義します。『学校では教えてくれない日本史の授業』シリーズ、待望の第三弾!
【目次】(「BOOK」データベースより)
天智天皇ー「天智」という名には「悪」が込められている!
持統天皇ーなぜ、自分の遺体を「火葬」にしたのか?
中臣鎌足と藤原不比等ーふたりの壮大な野望が日本の歴史を動かした!
藤原仲麻呂と道鏡ー誰が二人を称徳の愛人に仕立て上げたのか
藤原氏ー天皇家に巣くう寄生虫の謎
平将門ー当時は極悪人、二百年後だったら大英雄
源頼義と義家ー奥州制覇への夢と陰謀
源頼朝と義経ー「政治の天才」と「戦術の天才」の悲劇
後醍醐天皇ー天皇親政の英雄か、傲慢不遜の帝王か
足利尊氏ー「英雄」でも「悪人」でもなかった「善人」の武士
足利義満ー南北統一の英雄は「中国人」となった!
北条早雲ー戦国大名第一号は「気配りの達人」だった
斎藤道三ー国を盗み取った「まむしの道三」の謎
毛利元就ー日本史上稀にみる「謀略の天才」
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
井沢元彦(イザワモトヒコ)
作家。昭和29(1954)年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局(政治部)の記者時代に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2013年3月発行/2013.6.9読了】
【備忘録】
「歴史を動かした人物」〜まえがきに代えて
・現在の日本史の教科書では人物伝にあまりページが割かれていないが、わかりやすく、親しみやすくするためには人物伝を主体にしたほうが有効ではないのか。
天智天皇ー「天智」という名には「悪」が込められている!
・歴史書はその当時の勝者の立場で書かれるゆえ、それを盲信してはいけない
持統天皇ーなぜ、自分の遺体を「火葬」にしたのか?
・「日本書紀」は天武天皇の出自と血統を隠すため、「古事記」は天皇の神格化のために編纂されたようだ
・ケガレ思想による遷都を防ぐため「火葬」という手段を取った
中臣鎌足と藤原不比等ーふたりの壮大な野望が日本の歴史を動かした!
・持統天皇が遷都した「藤原京」という名前こそ持統天皇の治世が「持統・藤原連立政権」であった証拠
・藤原不比等の野望とは「天皇家を乗っ取る」こと。具体的な方法として、自分の血を引く娘を天皇の妻にさせ、その娘が産んだ子を次の天皇にする。(藤原氏歴代の流れとして定着)
藤原仲麻呂と道鏡ー誰が二人を称徳の愛人に仕立て上げたのか
・前の政権が倒れて次の政権が誕生した時には、必ず「前の政権の批判」をするもの
>ジミンガー、みんすがー
・道鏡に禅譲して、世襲天皇制がなくなって困るのは当時の藤原氏
藤原氏ー天皇家に巣くう寄生虫の謎
・政敵を葬るときに、自分の手は決して汚さない
・「関白」という役職の創設〜王族と臣下の序列を逆転させるという決して乗り越えられない壁を乗り越えてしまった
・「源氏物語」とは源氏の怨霊を鎮魂する書だった
平将門ー当時は極悪人、二百年後だったら大英雄
・平安時代中期以降国家警察が機能せず。武士の誕生は治安の悪化した社会で自分の命と財産を守るために武装したもの
・平将門の乱は、当時の中央政府に対する鬱憤はらし。
源頼義と義家ー奥州制覇への夢と陰謀
・東北はコメが取れなかったが、砂金・鷹・馬の良い産地で武士にとっては非常に豊かな土地
源頼朝と義経ー「政治の天才」と「戦術の天才」の悲劇
・頼朝が自分が戦術に弱いと自覚して、その部分を義経に任せたのが源氏があっという間に平家を滅ぼすことができた大きな要因
・頼朝が目指していたのは、武士を正式な土地所有者とすること
後醍醐天皇ー天皇親政の英雄か、傲慢不遜の帝王か
・天皇を辞めたくないから倒幕を目指した
足利尊氏ー「英雄」でも「悪人」でもなかった「善人」の武士
・善人は政治家に不向き。必要な時に非情な判断ができないから
足利義満ー南北統一の英雄は「中国人」となった!
・義満は天皇になろうとしていた
北条早雲ー戦国大名第一号は「気配りの達人」だった
・歴史に名を残す人物というのは、何かしら人より秀でた部分を持っている
・人生はいつチャンスがやってくるかわからない。焦らず腐らず、辛抱強く待ち、チャンスが来た時にそれを100%生かしきる。これこそが早雲の最も素晴らしい部分
斎藤道三ー国を盗み取った「まむしの道三」の謎
・信長が比叡山焼き討ちを行ったのは、宗教的・思想的問題からではなく、経済的かつ政治的な問題を解決するために、寺社を武装解除することが必要だった
毛利元就ー日本史上稀にみる「謀略の天才」
・歴史から真実を汲み取るためには、今の自分の価値観や感覚で史料を見るのではなく、当時の人の感覚で見ること。今の日本の歴史教育にはそれが欠けている点。
【参考書評等】
・気分は上々
・読書メーター




