2013年06月20日

プロ野球セ・パ交流戦の総括的なことを前振りに、@yonda4 4093965188[オレとO・N] 野村克也

一昨日に全日程が終了した今年の「日本生命セ・パ交流戦」。昨日最優秀選手賞(MVP)および日本生命賞の発表
最優秀選手賞(MVP)(賞金200万円)
長谷川勇也選手(福岡ソフトバンクホークス)

日本生命賞(賞金100万円)
田中将大選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)
能見篤史選手(阪神タイガース)
受賞理由等のさらに詳しいことはこちらをご覧いただくとして、
  ↓  ↓  ↓
にほんブログ村 野球ブログへblogramによるブログ分析(Ser.7008・3073日連続更新)
一方、観客動員は雨天中止が少なかったのもあるのですが、セでは5球団が増それでも交流戦の試合数減らしたいですか?
もっとも、負けが込むから嫌という理由なら納得が行く?←わけないって
引用記事では、統一球の仕様変更の影響や、速球派投手やパワーヒッターがパに多いとか色々な要因が書いてありますが、管理人はファンのメンタリティがかなり影響しているのではと思うわけで
・セ・リーグの各チームのファンの多くは、あくまでもそのチームのファンであってリーグ全体を盛り上げようという気があまりないこと。
・一方、パ・リーグ各チームのファンの多くはそのチームのファンであると同時に、パ・リーグ自体のファンであること
・それが証拠に、セ各チームのファンは交流戦では「自分の応援しているチームは勝て、他のセのチーム(特に自分のひいきチームと拮抗あるいはより上位にいるチーム)は負けろ」というスタンスの人が多数派
・一方、パ・リーグ各チームのファンは「自分の応援しているチームも他のパのチームも応援」というスタンスの人が多数派
・その結果、セの各チームは1チームだけで戦っているのに対し、パのチームはパ・リーグ全体で戦っているバックサポート体制になっているがゆえに、パ・リーグが優勢になる
これは日本シリーズでも同様の傾向(特にセの某球団が出ている場合は残り10球団ファンが相手チーム応援の傾向)だったりするわけですが…

という流れで、「人気のセ、実力のパ」の体現者のひとりであるこの方の本の紹介へ。

オレとO・N

この本をはじめノムさん本に関してAmazonの書評とかを見ていると、南海OBだけに同じようなことを何回も書いてあるとの評価が多いし、管理人自身もそう思うので感想もいつもと同じテンプレートで(苦笑)

ノムさんの本は何冊も読んでいて、当ブログでも何回も取り上げているので、毎回同じことの繰り返しになりますが、(自分は鶴岡御大に嫌われていたとか)どの本も同じようなことが書かれていて、かぶるところが多いものの、そのかぶるところが大事なのです。その南海何回も繰り返すことにより、身に付き実践で生きるのではないのかと。

という面があるのと、野球だけでなく人生全般に適用できる教訓が導き出されているので、(目新しい内容がない限り立ち読みで済ますという人もいるようですが)新しい本が出るたびについつい読んでしまいますね。

もっとも、買うんじゃなくて図書館で借りるんですが(^_^;)

ということで、まずは当ブログでのノムさん本書評の過去ログ
巨人軍論(2006.4・3)
野村セオリー―<絆>(夫婦共著/2007.3.2)
あぁ、阪神タイガース――負ける理由、勝つ理由(2008.3.14)
野村の流儀 人生の教えとなる257の言葉(2008.5.13)
エースの品格
野村主義 勝利への執着力(2009.9.1)
野村イズムは永遠なり(2011.9.14)
野村の見立て わたしが見抜いた意外な長所・短所(2011.10.4)
考える野球(2012.1.13)
プロ野球重大事件 誰も知らない”あの真相”(2013.1.24)

次のノムさん本の感想も最初の方はこれの繰り返し?

というのも脳がないので、ノムさんの著書に加えて、弟子とかアンチの本の書評の過去ログも
橋上秀樹:野村の「監督ミーティング」選手を変える、組織を伸ばす「野村克也の教え」(2010.12・9)
工藤健策:野村克也は本当に名将か(2010.1.9)


本野村克也オレと0・N」(小学館
野村監督が初めて語るONの打撃論・監督論
日本球界を代表するスーパースターといえば、長嶋茂雄、王貞治、そして野村克也の三氏です。現役時代はセ・パに分かれてはいましたが、打撃成績でいつも比較され、日本シリーズでの直接対決は常に大きな話題となりました。、監督となってからも、巨人対ヤクルト、阪神、福岡ダイエー(ソフトバンク)対東北楽天で、ペナントを争い、しのぎを削ってきました。
天下のONの打撃論・監督論を語れるのは、そのような多くの戦いを繰り広げてきた野村監督しかいません。日本シリーズやオールスターでの直接対決や一緒にヨーロッパ旅行をした思い出なども紹介しつつ、卓越した技術の秘密や不世出のコンビを産んだふたりの精神的な原点などに迫ります。
そして、今後ONを超えるスターは出てくるのか、あるいはイチローや松井秀喜はONに匹敵するスターなのかについても言及。さらに、巨人・阿部、西武・中村剛といった打者から、メジャーに行ったダルビッシュ、巨人・杉内など現役選手たちの課題、期待についても語ります。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
永遠のライバルONをここまで語った!そして、ONに代わるのは誰か?;これは『野村ノート』の集大成だ。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 長嶋との不思議な縁
第2章 ライバル、王貞治
第3章 ONとの日本シリーズ
第4章 ONとのヨーロッパ旅行
第5章 一流は一流を育てる
第6章 監督になってからも続いた戦い
第7章 ONとは何だったのか、ONに代わるのは誰か?
【2012年10月発行/2013.5.13読了】


【備忘録】
第1章 長嶋との不思議な縁
・大沢さんを通じて南海から長嶋と杉浦に栄養費が出ていた。南海はその分を契約金から差し引こうとしたので、南海と長嶋の関係が悪くなり、その栄養費の肩代わりを申し出た巨人にさらわれたのだ。
・長嶋のスイングスピードの速さは初対決のときから強く印象に残っている
・天才バッターとは変化球を苦にしないバッター
・技術論にしても野球論にしても王とは話ができるけれども、長嶋とは会話が成り立たない
・長嶋には配球を考えること自体が無駄
・選球眼のいいバッターは左右のストライクゾーンは完全に見切るが、高低は完全に見極めることができないようだ
・長嶋自らは「自分のことを天才とは思っていないが、世間がそういうからそのふりをしているだけ。人の見えないところで努力をしている」と言っていた

第2章 ライバル、王貞治
・自分の現役時代に意識していたのは、長嶋より王の方。記録では長嶋に勝っているが、王には出場試合数、打数、盗塁以外の記録では負けている
・王「人気ではチョーさんに勝てなかったからこそ、記録では圧倒してやろうと思っていた」
・広島が王シフトを採用する前に、阪急が野村シフトを引いてきた。長嶋については打球方向の傾向分析は不可能だったらしい

第3章 ONとの日本シリーズ
・敵は十人と思え←実際は13人(リーグ戦の場合)か15人(日本シリーズの場合)ですw
・一流のバッターは失投を絶対に見逃さない
・「ONを中心とした適材適所」「伝統的に競争意識を煽ることで選手を成長させてきた」「勝負への執念」これらがV9時代の巨人の強さの原泉
・パ・リーグを進化させたのは、ダリル・スペンサー(阪急)とブレイザー(南海)
・堀内はカーブとスライダーを打つのが上手いわけではなく、相手バッテリーの心理を読んで「ヤマを張る」のがうまかった
・V9時代の巨人に勝てなかったパ・リーグ各チーム。その大きな理由は巨人に対するコンプレックス
・日本シリーズではいつも上がっていた(パの試合にはあんまり客が来なかったし…)
・川上監督の「(社会人としてのマナーや組織人としての「和」などの)人間教育」も大きかったのでは。
・当時のほかのチームでは、技術指導までは厳しかったかもしれないが、人間教育までは力を入れてなかった

第4章 ONとのヨーロッパ旅行
・長嶋だけでなく王も意外とせっかちだった
・マスクをして歩いている稲尾さんは奇異に思われたようだ〜ヨーロッパではマスクをして街を歩く習慣はあまりないようだ

第5章 一流は一流を育てる
・エースとはチームの鑑であり、チームの危機を救ってくれる存在
・キレと制球力が抜群だった稲尾
・打者としての見本は中西太と山内一弘。天才榎本喜八

第6章 監督になってからも続いた戦い
・監督としてライバル視したのは長嶋〜ヤクルトファンにはアンチ巨人が多かろうから、対立を煽れば盛り上がる。それは計算ずくでやったことだが、長嶋には嫌われてしまったようだ。
・監督としての選手の動かし方
1.恐怖で動かす(西本幸雄と星野仙一)
2.強制して動かす(広岡達朗)
3.理解して動かす(納得して動かす)(ノムさん自身、三原・水原・川上・森)
4.情感で動かす(鶴岡御大)
5.報酬で動かす(星野や鶴岡御大がたまに使った)
6.自主的に動かす(これが理想だが、なかなかここまでには達しない)
・長嶋は情感で動かすタイプ+強制して動かすタイプ〜立教大学時代の砂押監督の影響か?
・監督は勝つまでは喜んではいけないと思う
・王は川上さんの影響を受けているとは思うが、基本的にはオーソドックスな攻撃野球志向で情感で動かすタイプ
・ON以降の巨人のチームの中心は誰?松井くらいしか思い当たらない。原がかろうじてその任を担った程度?〜V9以降は人間教育に力を入れなくなったように思うし
・「有形の力より、無形の力の方が絶対に強い」これを信念として選手指導に取り組んできた

第7章 ONとは何だったのか、ONに代わるのは誰か?
・一流は一流を育てる
・ONに匹敵するコンビは、しいてあげれば中西・大下・豊田だが…〜監督がアイツを見習えと言えるだけの存在だったかが疑問
・長嶋は「見せる意識」を持ってプレーしてきた唯一の選手(王の長嶋評)
・王自身は素人がやれば超ファインプレーになってしまうような難しいことをいとも簡単にやってしまうのがプロという意識を持っていた
・ONには自分たちが巨人のみならず、日本のプロ野球を背負っているという自負を持っていた
・落合やイチローはメディアに対して冷たすぎる。その後ろ側にいるファンの存在が目に入っていない。技術は超一流かもしれないが、人格的には一流ではない
・清原も天性だけで勝負していただけ〜森がきちんと人間教育までしていれば…
・ONに匹敵する存在は松井秀喜だろう。
・阿部は天才だが、ONに匹敵するかは人間的に成長にかかっている
・坂本は技術を磨くと同時に読みも磨く必要がある。長野には期待したい。
・おかわりくんも天才型だが、それに頼っていてはいつかは限界に突き当たる
・ダルビッシュは本格派にも技巧派にもなれる投手。惜しむらくは日本にライバルが不在だったこと。ただし、キャッチャーとしての立場で見れば完璧すぎて自分は座っているだけでいいから魅力を感じない。
・ツーナッシングから一球外すことになんの根拠もない。V9時代の巨人が「ツーナッシングから打たれたら罰金」というルールを作ったから広まった習慣に過ぎない
・斎藤佑樹は原点能力(アウトコース低めにきちんと投げられる能力)に磨きをかけよ。あとは良いキャッチャーに巡り会えること。自分が現役なら是非とも受けてみたい。根拠のあるリードをできるキャッチャーなら二桁は勝てる
・澤村も自分が受けてみたいキャッチャーのひとり
・ONは高度経済成長の象徴
・自分もカットボール(皆川)とクィックモーション(福本対策)の先駆者。考える野球を実践してきたからこその日本一3回と自負


【参考書評等】
The supermarket さ・く・ら☆
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時間つぶし速報〜野村克也氏「見える!私にも野球の衰退が見える!!」【オレとO・N】
野村克也氏 育てた指導者の数は王・長嶋に勝ったと自負する(※週刊ポスト2012年11月9日号・ZAKZAK)
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タグ:野村克也
posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 06:06 | 神奈川 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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