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(Ser.6719・2929日連続更新中)
ベッチーニョや小島さんやヒデは楽しみですが、テルと野口さんがいないのが少し残念ムネリン(´д`)
これでブログネタしばらく困らないなと思いつつ、今回はサッカー関連の本の紹介を…
「なでしこという生き方―日本女子サッカーを拓いたひとりの女性の物語/本田美登里・鈴木利宗」
女子サッカーの先駆者の方の著書ですが…
どこの分野にも世に出るのが早すぎたという人はいるわけで、本田美登里さんは小学生のとき長谷川健太(現ガンバ大阪監督)とサッカーやってたとか。
その世代のサッカー男子はJリーグの創成期に入れたけど、本田さんの場合は女子ゆえそうもいかず…
いつもお手本なんてなかった。
すべて、自分の手で、切り開くしかなかった。
自分のため=女子サッカーのため。
信じて闘った。
ずっと、真剣勝負だった。
「女子サッカーを開拓した女」
人間・本田美登里の物語。
そういえば、一時期ノリさんの次のなでしこの監督になるとか報道してたところがありましたね。
ノリさんが本当に辞めることになったら最有力候補かな?
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もっとも、開拓者的には完成されたなでしこ日本代表より、他の国の代表監督の方が向いているかも?
本田美登里・鈴木利宗「なでしこという生き方 日本女子サッカーを拓いたひとりの女性の物語」(セブン&アイ出版)
本書は、人間・本田美登里の物語であると同時に、小学生のころから指導してきた、なでしこJAPAN新キャプテン・宮間あやのノンフィクションでもある!
【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 2011年7月18日早朝
第1章 なんで女の子がサッカーやるの
第2章 岡山湯郷Belleを一から立ち上げ
第3章 指導者としての新境地
第4章 おいたちー知らぬ間に受けていた父母の愛
第5章 母から授かったもの、宮間あやに授けたもの
第6章 「なでしこジャパン」強さの本当の秘密
【著者プロフィール】
本田美登里 ほんだ・みどり
サッカー指導者。前岡山湯郷Belle監督。財団法人日本サッカー協会公認S級コーチ。1964年、静岡県清水市(現・静岡市)に生まれる。8歳でサッカーをはじめ、国士舘大学体育学部1年時に読売ベレーザに。81年に初めて結成された日本代表チームの中心選手としてアジアカップに出場。89年に発足した日本女子サッカーリーグに旗揚げから参戦。90年に初めて女子サッカーが正式種目となったアジア競技大会に出場。そして91年、第1回女子サッカー世界選手権(現在のFIFA女子ワールドカップ)に出場後、読売ベレーザのプレイングコーチ、読売メニーナのコーチとして指導者の道に。2001年から2011年には岡山湯郷Belle監督を務め、在任中は宮間あや、福元美穂などの有力選手を育成。2005年に同チームはL・リーグ1部に昇格。2006年には、JFA公認S級コーチを、女性としてはじめて取得。現在U-20女子日本代表コーチ、ナショナルコーチングスタッフ、ナショナルトレセンコーチ(関西女子担当)として活動している。
(注:著者プロフィールは本書刊行時点のもので、2013年からAC長野パルセイロレディースチームの監督に就任。)
鈴木利宗 すずき・としむね
ルポライター。1972年、静岡県静岡市に生まれる。早稲田大学在学中に応援部主将を務める。卒業後、さまざまな職種を経て2000年よりルポライターとして活動を開始。週刊誌『女性自身』の人物ドキュメンタリー《シリーズ人間》などを中心に執筆している。著書には『「だましだまし生きる」のも悪くない』(香山リカ氏との共著、光文社新書)がある。
【2012年2月発行/2013.1.25読了】
【備忘録】
序章 2011年7月18日早朝
・指導ポリシーのひとつは「強くあれ、女性であれ―」
第1章 なんで女の子がサッカーやるの
・憧れは(清水商の先輩)風間八宏さん
・同じくサッカーの名門の清水東の1つ下が、長谷川健太、大榎克己、堀池巧
・清水商と清水東は同じ絵を描ける
・ボール回しを飽きもせずずっとやっているのが読売の伝統
・サッカーの基本はじゃんけんにあり〜先を読む、相手の動きを読む、心理を読むのはジャンケンにヒント
・ずっとやってきたのは「自分がやってきたことを肯定して欲しいという気持ちでしょうか」
第2章 岡山湯郷Belleを一から立ち上げ
・宮本武蔵は美作から東へ行ったが、本田美登里は東から美作に来た
・サッカー人にとっての「殺戮の剣」とは、選手としての技を極めることであり、「治める剣」とはまさに指導者としての道を追究することにつながる
・選手生活をしながら自活するためのシステムづくり〜選手の職場を湯郷(美作)に探す(働きながら競技をやってもらう)。ただし、各企業にひとりづつ雇ってもらう。大きなスポンサーに丸抱えというのはそこがポシャったら怖い
>湘南ベルマーレ厚木女子ソフトボールも2005年の発足にあたって地元企業数社から雇用契約を取り付けています
>湯郷方式を参考にした?
・風間さんに女子のサッカーを認めてもらいたかった
>監督になったらサッカー人生おしまいだと言ってたのに、なんでフロンターレの監督に?
第3章 指導者としての新境地
・S級ライセンス取得は、勉強ではなく、指導者理論を作り上げるもの
・風間「彼女がここまでやってこれたのは変人。男に混じっても女ひとりでもサッカーをやってきたから、サッカーに対して素直。男女のカテゴリーを気にしないのも強み」
第4章 おいたちー知らぬ間に受けていた父母の愛
・男おんなみたいな少女時代
・試合のたびに母に勝敗の電話報告
第5章 母から授かったもの、宮間あやに授けたもの
・サッカーは行動。個人の意識が変わらなければ他人を変えられない
・本田さんにとっては選手はみんな自分の子のような存在
・宮間「『なにを一番彼女から学んだか?』と聞かれれば、『強くあることと』と答えると思います」「指導者と選手という関係はいまは意識していない」
・本田と宮間の共通点「あまのじゃく」
第6章 「なでしこジャパン」強さの本当の秘密
・「足で勝て」=「足を鍛えろ」
・体力の座標軸が横並びになった時点で、あとは精神力の勝負。この場合は、体の小さい者の方が、強い。
・女子サッカー選手はみんな雑用をやっているのではないか?裏方の仕事ぶりを直接目にする機会が多いし。
・何でも自分でこなさなければ生きられない〜そこがなでしこの強さの要因のひとつ。どれだかハングリーなのか
【参考書評】
・宮間あやちゃん大好き
・鼬・狸の里通信
・オレンチ1号のだいたい時々日記