
一方、サッカー関連では2013年シーズン なでしこリーグ日程発表とか、
サウサンプトンの李忠成がFC東京へ6月30日まで期限付き移籍とかのニュースがありますが、そのあたりの詳細は選手らがバレンタインデーでどんだけチョコもらったかの件も含めこちらをご覧いただくとして、
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(Ser.6757・2948日連続更新)
野球とサッカーの関係って、源氏と平家の関係にかぶるものが?
と無理矢理結びつけて、この本の紹介。

昨年(2012年)のNHKの大河ドラマ「平清盛」は大河ドラマ史上最低の視聴率だったようですが、その前の大河ドラマ版のだめよりは良かったじゃん。
それはさておき、この本でも言及している「源平交替思想」って、自民党と民主党や巨人と阪神との関係もその流れ?
なわけないか(^_^;)
ともあれ、管理人自身はこの本を大河ドラマが終わってから見たんですが、ドラマの復習になって良かったです。
ただ、武井咲の美貌に目がくらんで、命乞いされて助けることはないな(笑)
中丸 満「源平興亡三百年」(ソフトバンク新書)
源平の苛烈なバトル・ロワイアルの実態!
源平の因縁を探り、清盛の雄大な構想と平家の全盛期から、源氏の逆襲と鎌倉幕府の陰惨な内ゲバまでを論じ尽くす。
合戦と陰謀に彩られた武士たちの時代を活写した一冊。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
源氏と平氏ー二つの武家はどのように台頭し、そして相争うことになったのか?源平それぞれの源流を追い、その後の数多の合戦と無数の陰謀に彩られた死闘を描き出す。平将門、源義家、平清盛、源頼朝、平知盛、源実朝など、源平の群像の活躍を通じて、その三百年に及ぶ激動の歴史が浮かび上がる。
【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 武家の棟梁をめぐるバトル・ロワイアル
第1章 源平の登場ー将門の乱からすべては始まった
第2章 飛躍する平家ー時代を拓いた二つの戦い
第3章 平清盛の夢ー平家政権の樹立と幻の国家構想
第4章 逆襲の源氏ー義仲、義経、頼朝それぞれの戦い
第5章 武家の世の完成ー鎌倉幕府の内部抗争
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
中丸 満(ナカマルミツル)
出版社、編集プロダクション勤務を経て著述業。源平時代を中心とした歴史もののムック、パートワークなどに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2011.12.25初版第1刷発行/2012.12.30読了】
【備忘録】
序章 武家の棟梁をめぐるバトル・ロワイアル
・革命思想に昇華した源平合戦(織田信長は平家に擬した)
・幕府は関東の地方政権〜平家の貴族化は清盛が王朝国家すべてを支配しようとしたから
第1章 源平の登場ー将門の乱からすべては始まった
・平将門の乱追討からの「職能的戦士」としての武士の誕生
第2章 飛躍する平家ー時代を拓いた二つの戦い
・平清盛、白河法皇のご落胤説〜昇進が早すぎるのはこれで説明可?
・保元の乱、平治の乱
第3章 平清盛の夢ー平家政権の樹立と幻の国家構想
・八方美人ともいえる気配りが清盛の人望を高めたことは間違いない
・福原遷都はあまりにも唐突だった
・平家政権下で既得権益を奪われた在地豪族が、自らの所領を守るあるいは勢力を伸張させるために、頼朝の挙兵を奇貨として馳せ参じた」
第4章 逆襲の源氏ー義仲、義経、頼朝それぞれの戦い
・木曽義仲の宿敵は頼朝?
・通常、兵力が優勢なときには大群を率いて夜襲を決行することはない
・武装した在地領主が武士に転じて貴族政権を倒したという古くからの「在地領主制論」に対して、「武士職能論」〜武士の技術はもともと京都で生まれたという説
・勝利至上主義が、騙し討ちや奇襲などの卑劣な戦闘方法にエスカレートしていった面も否定できない
〜義経のルール無視の戦いぶり(船の漕ぎ手は攻撃しない暗黙のルール無視)
第5章 武家の世の完成ー鎌倉幕府の内部抗争
・源頼朝は平重盛の後継者?〜諸国守護権は頼朝の前に平重盛に与えられている
・壇ノ浦で平知盛は「命より名を惜しめ」と言ったが、鎌倉時代初期(源頼朝死後)には足の引っ張り合いでしか自身の力を誇示できず。
・承久の乱の後「武家の世」の完成
・武家政権を呪縛し続けた朝廷の「権威」〜勝てば官軍はウソ?で官軍になったから勝った
・長期にわたる武家政権の存在は、日本人の武断主義的な価値観を植え付けた
【参考書評等】
・【中丸満氏インタビュー】経済人としても偉大な平清盛――源平の相克から見えてくるもの(ソフトバンク ビジネス+IT)
・書談:中丸満著『源平興亡三百年』(アマチュアサイエンティスト)
・読書感想文 「源平興亡三百年」(社労士・FPのヘロヘロ日記)
・『源平興亡三百年』 中丸満(徒然なるままに・・・)
・源平興亡三百年・中丸満(二郎余話)




