2013年01月18日

高野連が花巻東の学校CMに出た大谷くんにいちゃもんをつけた件などを前振りに、@yonda4 4828416579[日本既成権力者の崩壊] 日下公人・著

本題に入る前に、昨日は湘南ベルマーレの2013シーズンの新体制発表会見がありましたが、福島ユナイテッドとの提携既に報道済みクラブ公式発表】。チョウ・キジェ監督の「目標はACLに出ること」というのも始動日に言ったのがスポニチに報道されているし
目新しいことと言えば、今年のチームスローガンの「蹴躍」新加入選手のコメントで「憧れの選手は?」が分かることくらい?

さらに詳しいことは、クラブ公式サイト現地で見ていたまこちさんのエントリーやこちらからも。
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ついでに、去年と同じチームスローガンの某古いだけの野球チームの件はこちらで。
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それはさておき、高野連のお爺ちゃんたち

いちゃもんつけるのはそこじゃないだろヽ(`Д´)ノ
体罰(という名目の実質傷害事件)とか強盗強姦とか窃盗は見逃すくせに…

ということで、元プロの高校指導者資格緩和指導者条件が教諭2年→研修3日】なんかでお茶を濁さないで、思い切ってプロ野球チームの方でユース(高校レベル)とジュニアユース(中学レベル)チーム作ったら?既に、小学生にはジュニアチームあるんだし、甲子園球場はプロ野球チームの親会社の所有物やし、高野連なんて関係ねぇって開き直れば…

まずは、横浜隼人高校の野球部を阪神タイガース横浜ジュニアチームということにして(^_^;)

と過激な意見を言ってみるテスト。

とは言いつつも、高野連なんてイラネ!と思っているのは自分だけでないはず…
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前振りが長くなっちゃいましたが、高野連批判をしたのはこの本につなげるためで…
日本既成権力者の崩壊 [単行本] / 日下公人 (著); ビジネス社 (刊)日下公人「日本既成権力者の崩壊」(ビジネス社)

この本も例によって、日下節が冴えてるんですが、特に「第1章 新しい時代を生き抜く頭の使い方」で著者が始めて語る青年期の体験とそれから導き出されたであろう、国にぶら下がらないで自立して生きていく時代の頭の使い方(その要点)11項目。
・教科書の知識よりも実体験で得た知恵が役に立つ
・自由な勉強態度が大事である
・一つの問題について縦から横から考える癖をつける
・自分の手づくりの情報が貴重である
・知識や理論は必要になったときに自分で学べばいい
・権威に左右されてはいけない
・教条主義者になってはいけない
・友人との会話は重要である
・放心の時間も重要である
・雑情報の中に砂金の粒がある
・閃きのためのセレディピティを身に付ける
ここは大事なことだから最初に書き出しておきます。

本日下公人日本既成権力者の崩壊」(李白社
【内容情報】
著者初の試みである自伝的要素をふんだんに入れ、日本の今と未来を鋭く切り込んでいく。著者は言う。「2012年は大変化と大動乱の時代になると思う。誰にとっての変化かと言えば、それは今までの中変化、小変化の波を乗り切って地位を築き、資産や名声を得た人たちで、エスタブリッシュメントと呼ばれ自信に満ちた人たちである」。彼らは既成の権威に胡坐をかき甘い汁を吸って日本を食い物にしてきた。しかし、昨年の東日本震災以降、庶民はその嘘に気付いてしまった。

【目次】
・はじめに

・第一章 新しい時代を生き抜く頭の使い方
国にぶら下がっていると国民も国と一緒に沈み込んでしまう
父と母の本棚にはまったく違った書物が並んでいた
机上の勉強よりも実習が中心だった自由学園
自由に勉強した人が活躍できる時代になった
肩書きとは関係ない手づくり情報に最も価値がある
本田宗一郎の勉強法と左翼教条主義者のイデオロギー
閃くためのセレンディピティはどのように養えるのか?

・第二章 変化してきた大学教育と人材登用
「将来性のある人材」から「即戦力の人材」への転換
大学生が急増しても減っていくばかりの大卒採用
世の中で大学の「位置付け」は著しく下がっている
東大の学歴でさえ通用しない時代になってきた
民間の産学協同で研究を実用化するシリコンバレー
人材は「育成」ではなく「発掘」し「登用」するものだ
リスクを取って自立した生き方を目指すのが今の時代

・第三章 国や企業から自立せよ
無駄金を使って地域の自立を邪魔する役所の姿勢
官に対抗するために盛田昭夫が導入した「行政手続法」
ソニーは法律が錆び付かないよう手ぐすね引いて待っていた
運輸省に対して処分取り消しの訴訟を起こした日本財団
ホリエモンと村上世彰はマイナー系として頭角を現した
裁判所の判決を自分の結論にしてしまう日本人は情けない
メジャー系とマイナー系の問題はどこにでもある
大銀行が自ら壊した大銀行は潰れないという神話
権威や権力や上司を信じると泣きをみる

・第四章 大震災が告げた時代の転換期
関東大震災後に起こったブロック経済化と全体主義の台頭
お偉方はカネを使いたいから後藤新平を持ち上げる
震災手形の処理を誤って引き起こされた金融恐慌
復興事業を行わないで放置しておいたらどうなったか
ユーロ安・ドル安・円高の中で浮上してきたTPP問題
一段と鮮明になってきたグローバル化と民主化
傾斜生産方式で国に潰された繊維産業
国家資本主義を掲げて残ったのは膨大な財政赤字
二重ローン問題を国が救済してはいけない
「ぶら下がり」から「自立」への特区構想
人口流出が続く被災地を迷惑施設で活性化する
地方がぶら下がるための「ふるさと」という便利な言葉
講和条約の六〇周年記念式典が示唆する日本の自立

・第五章 国は原発事故で遁走した
LNT仮説に振り回されている放射能汚染対策
原発技術が進歩しているのに聞く耳を持たない反原発派
節電と電気料金値上げに対する企業の面従腹背
人類は放射線欠乏症に陥っているという考え方もある
長期的に取り組んだ日本財団の医療協力プロジェクト
低い放射能汚染の影響を過剰に煽ることの危険性
福島第一原発事故とは無関係に新型原発の開発を
地上の原発よりも多くのメリットを持つ地下原発
安全性と経済性が高くて小型化できるトリウム溶融塩炉
地下原発の排熱を利用して広がるビジネスの可能性

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
日下公人(クサカキミンド)
評論家。日本財団特別顧問。社会貢献支援財団会長。三谷産業株式会社監査役。日本ラッド株式会社監査役。1930年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、(社)ソフト化経済センター理事長を経て東京財団会長を務める。ソフト化、サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍。その的確な未来予測には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2012.2.14初版発行/2012.12.8読了】


【備忘録】
・はじめに
1.有識者の方には「国民よ、もっと働け」「ぶら下がるな」と言っていただきたい(それが出発点)
2.旧世代の方には「汗をかけば誰でもアイデアが出るようになる」と体験談を語っていただきたい(習うより慣れろ)
3.「私心がないアイデアはいつか実現する」とも教えていただきたい(徳、孤ならず)
4.若い人は「私たちに任せろ」と言っていただきたい(責任を負えば自由がもらえる)
5.若い女性の方には「子育ては精魂を込めてするから男は他のことをしっかりやれ」と言っていただきたい(個人主義より家族主義)

第一章 新しい時代を生き抜く頭の使い方
国にぶら下がらないで自立して生きていく時代の頭の使い方(その要点)11項目。
・教科書の知識よりも実体験で得た知恵が役に立つ
・自由な勉強態度が大事である
・一つの問題について縦から横から考える癖をつける
・自分の手づくりの情報が貴重である
・知識や理論は必要になったときに自分で学べばいい
・権威に左右されてはいけない
・教条主義者になってはいけない
・友人との会話は重要である
・放心の時間も重要である
・雑情報の中に砂金の粒がある
・閃きのためのセレディピティを身に付ける
>大事なことはもう1回

・第二章 変化してきた大学教育と人材登用
・「将来性のある人材」(変な知識を身につけていない基礎力のある有能な人材)から「即戦力の人材」への転換
〜1980年代までは競争より安定が優先(役所の言うとおりにしていれば安泰)だったのが、バブル崩壊とビジネスのグローバル化で世界的な競争が激化し、役所はなすすべがなくなった
・大学教授のいかがわしさを庶民は昔から実感していた。特に大阪人は、理論ずくめ計算ずくめでは世の中の実相はわからないとよく知っている。
・今の日本人はお金を配る能力がない。サラリーマン家庭に育ったサラリーマンの秀才は組織の持っているお金をサラリーマンの仕事として出しているに過ぎないからだ

・第三章 国や企業から自立せよ
・企業は消費者や生活者の利益を無視し、既得権にしがみつくようなことは厳に慎むべき
・かつ、社会的な存在として常に自ら襟を正して企業としての行動を見つめていくべきだ
・官庁が悪いという指摘の裏には民間も情けないということがある
・「あれもいいけど、これもいいね」といった中途半端な物言いはマスコミ受けしないし、世間にもアピールしない

・第四章 大震災が告げた時代の転換期
・都市づくりには、
1.「計画地域」と「自由地域」を併存させるのが良い。計画地域ばかりでは変化への対応力がない官庁街のような街になる
2.想定外の第二幕を考えよ
3.巨額の投資をするときは、その捻出のために何が犠牲になるかを考えよ
・関東大震災後に遷都しないで東京が首都のままだったから、大きな政府にぶら下がる人ばかりが議論をして貧乏臭い日本にしたのだろう
・自分で働いて自分で儲けた経験がない人の想像力は狭い
・復興庁を作って国税を投入するなら、日本全体の復興につながることを考えられる人に任せねばならない
・時代の大転換は、日本のような民度の高い国では手放し運転の方がうまくいく
・一段と鮮明になってきたグローバル化と民主化
1.どうして世界はこんなに金回りの話ばかりするのか
2.それ以外の話ができないのは頭が古いのではないか
3.頭の古い人が支配する国はまるごと総退場になるのではないか
4.頭の古い人が話す経済学は規模の利益と合理化の話ばかりで、それがそもそも世界同時不況の原因ではないか
5.だが、日本は違う
6.東日本大震災はそれを世界に示す好機なのではないか
・税率が高いと国民は節税や脱税に努力するが、税率10%くらいであればさっさと払ってくれる
・放射能で汚染された(とされる)地域を復興のための特区に指定してもらって、進んで迷惑施設を誘致すればいい
・(地方から東京や大阪に出てきた人にとって)ふるさとは遠くにありて思うもの。墓を作りたくはない
・東京の若者にとっては、地方は別世界

・第五章 国は原発事故で遁走した
・LNT仮説に振り回されている放射能汚染対策〜低被爆線量の影響は科学的にもよくわからない。ゆえに影響があると考えていた方が安全だろうという見解に振り回されているだけ
・原発技術が進歩しているのに聞く耳を持たない反原発派〜福島第一は古いタイプのものだったから事故が起きた。
・人類は放射線欠乏症に陥っているという考え方もある〜太古原始生命発生時には年間100ミリシーベルトで、今は20〜30シーベルト程度。ラドン温泉なんてものがあるじゃないか。
>自然放射能と原発が出す放射能とは体への影響は違ってくるんじゃあ?(管理人注)
・福島第一原発事故とは無関係に新型原発の開発を
〜「羹にこりてなますを吹く」から脱して、原子力の安全性を確保しながら活用は可能
〜日本は相変わらずエネルギー資源に乏しい

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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 05:57 | 神奈川 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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