【画像は昨日厚木市七沢で信号待ちの間に撮影】
今年も(湘南ベルマーレを中心とするサッカークラスタおよび阪神タイガースなど野球クラスタの方をメインに)よろしくお願いいたします。
(Ser.6667・2903日連続更新)
本当なら本エントリーのTOP画像は2011年の元旦のエントリーのように初日の出にしたかったところですが、昨年(2012年)の元旦同様
←雲に隠れて拝めず(>_<)
代替画像は
←今日の朝食(おせち&お雑煮)と
(某T豚S番組より)ヘリからのダイヤモンド富士と桂浜(高知県)からの初日の出画像を。
新年のあいさつが終わったところで、2013年の新年(実質)最初のエントリーは「読者記録」カテゴリーで既に読了後下書き済みの書籍の中から、今年の展望もので
「2013年長谷川慶太郎の大局を読む(李白社)」の件。
毎年当たらないなあと思いつつも、ほぼ毎年読んでいるんですが(2012年版はスルーしたけど)、早速アメリカの大統領選ロムニー候補勝利の予測で外したのにはワロタ。
とはいいつつつも、「2013年以降アメリカ経済は急速に回復する」が当たればいいんですが←(`エ´*)トーイメ
それと、個別銘柄診断も当たってるのだけ本書に取り上げてませんか?
「2013長谷川慶太郎の大局を読む」(李白社)
<内容>
2012年はギリシャの財政危機に端を発したユーロ危機によって世界経済が何度も大揺れした年だと言っていい。このユーロ危機によってユーロ崩壊への懸念が出るたびに共通通貨ユーロの下落はもとより、PIIGSと呼ばれるユーロ圏諸国の国債価格が暴落し、世界の株式市場や為替レートも大変動するなど目に見える大きな影響が生じた。
それに右往左往してしまった日本の投資家、経営者、ビジネスマンも数多くいたのだが、そういう人たちはやはり本書のテーマである「大局」を見失っていると言わざるを得ない。ユーロにしても大局を押さえていれば冷静にその推移を見つめることができるはずだ。本書でも詳細に述べているようにユーロは東西ドイツ統合の代償として導入された。それに合意したフランスをはじめEU諸国およびドイツは何としてもユーロを維持しなければならないという強い使命感と義務感を持っている。これがユーロの大局である。
したがって、世界経済を理解するには目の前で起こっている現象だけに注目するのではなく歴史的な経緯にも考慮を払わなければならない。ユーロについても表面的な動静だけを見ていたら、投資家としても経営者としてもビジネスマンとしても判断を誤ることになる。歴史的な経緯も含めてつねに大局への目配せを忘れないようにしていただきたい。(まえがきより)
<目次>
まえがき
第1章:アメリカで新大統領が誕生か
構造変化にさらされる世界のエネルギー市場
シェールガスはアメリカを中心に世界中で出ている
天然ガスの流通が変わって起こる大きな変化
大打撃を受ける中東、南米、ロシアの産油国
エネルギー価格と農産物価格は強く関連している
エタノールは原油1バレル50ドルでコスト割れ
投資と技術革新を誘うシェールガス革命
全米での電力会社の統合と大規模な設備投資
天然ガスを使えば自動車の燃費は大幅にダウンする
製造業復活に向けて始まったアメリカ国内への大規模投資
世界の石油化学工業の潮流に乗り遅れる日本企業
米大統領選はロムニーの勝利
戦いの焦点はオバマの公平論とロムニーの自由論
今後も自由を優先するアメリカが世界経済の中心となる
3つの理由で大統領再選が厳しくなってきたオバマ
医療保険改革法の合憲判断はオバマ再選の追い風ではない
企業経営者にフリーハンドを与えるロムニーの政策
3つの強みによって大きな力を発揮するアメリカ
2013年以降にアメリカ経済は急速に回復する
第2章:危機は続いても崩壊しないユーロ
放漫財政から規律ある財政へ
赤字を増やしても制裁がないことが生んだユーロ危機
財政規律を守らせるEU新条約への25ヵ国による合意
財政赤字に苦しむPIIGSの取り組み
二度の総選挙を経て緊縮財政を受け入れたギリシャ
住宅バブル崩壊で巨額の債務に苦しむスペインの金融機関
労働改革にやっと手を付けたイタリアのモンティ政権
財政赤字克服に奮闘しているアイルランドとポルトガル
新大統領が誕生したフランスの動向
EU新条約を見直すという公約が実現するはずはない
雇用創出どころか人員の大幅削減が相次ぐフランスの大企業
ドイツは絶対にユーロを見捨てない
共通通貨ユーロの導入は東西ドイツ統合の代償だった
労使関係の改善によって支えられているドイツ経済の強さ
ドイツのヘゲモニーの中で展開されるユーロ圏の財政政策
長期間にわたって困難なユーロ圏諸国の経済回復
第3章:中国・新興国・アジア諸国の今後
新体制に切り替わる中国共産党
文革派にとって大きな痛手となった薄熙来の失脚
中国崩壊の先送りを示唆している北朝鮮の動静
第一八回共産党大会でも新人事を決めた北載河会議
鋼材のダンピングに象徴されている中国の経済危機
人民解放軍は機が熟するのを待てばいいと考えている
香港の親中国派による尖閣諸島上陸撃退は日本の勝利
経済が失速したBRICsの現状
経済の回復とともに強く求められるインフラの整備
インド経済の足を引っ張っているヒンドゥーのカースト
景気が落ち込む中で実現が不透明なブラジルの投資計画
大統領に復帰したプーチンを悩ますロシア経済の悪化
アジアの国々と日本の経済関係
経済的に有望な国として台頭してきたバングラデシュ
ミャンマーの労働者は質が高くて賃金は中国の五分の一
東アジア経済の中でセンターに日本が座れるかどうか
ウォン暴落につながる日韓通貨スワップ協定の破棄
第4章:デフレとエネルギーによって日本が変わる
日本でも起こるエネルギー革命
点検で停止した原発も容易には再稼動できなくなった
LNG輸入よりも有望な日本周辺海域のメタンハイドレート
エネルギー大国になる投資を政治は惜しむべきではない
トヨタが落日のパナソニック、ソニーの後を追う
先進国ではステイタスの象徴ではなくなった耐久消費財
超小型車が求められる時代にはトヨタでさえ潰れる
倒産へと向っているパナソニック、ソニー、シャープ
食品と交通にはっきりと表れるデフレの影響
100円玉を自動販売機に入れれば牛丼が出てくる
国内の交通運賃をどんどん下落させるLCCの登場
日本の地方空港も航空産業も息を吹き返していく
デフレ時代を生き抜くための経営者の心構えとは何か
運用能力がない日本の金融機関
インフレ時代に生まれた企業年金は損失を生み出す
なくてもいい投資顧問会社が厚生年金基金に食い込んだ
日本の金融機関には新しい金融商品をつくる人材がいない
消費税増税の持つ大きな意味
国家財政を立て直さないと国内の金融機関が破綻する
消費税率20%の時代は近い将来確実にやって来る
付章日本企業を両断する――会員からの質問
損失隠しで急落したオリンパスの株についてどう考えるべきか●オリンパス
東京スカイツリーが人気の東武鉄道への投資●東武鉄道
横浜ベイスターズを買収したDeNAの株●ディー・エヌ・エー
次期主力戦闘機関連の銘柄について●三菱重工業/IHI/三菱電機
株価が下がっているエルピーダメモリは買いか?●エルピーダメモリ
みずほFGの株は今は買いかどうか●みずほフィナンシャルグループ
大手総合商社の株は買いか?●三菱商事/三井物産/住友商事/伊藤忠商事/丸紅
大手広告代理店の株は買いか?●電通/博報堂DYホールディングス/アサツーディ・ケイ
電子部品や半導体関連の企業の株価は?●村田製作所/京セラ/ディスコ/東京エレクトロン/新川
日本の鉄鋼メーカー今後はどうなるのか?●新日鉄/住友金属/JFE/東京製鉄
再上場した日本航空の株は買いなのか?●日本航空
長期投資として注目している企業について●三菱重工業/IHI/日立製作所/三菱自動車/みずほFG
日本の大手海運会社今後は有望か?●日本郵船/商船三井/川崎汽船
宅急便のヤマト運輸株は有望か?●ヤマトホールディングス
建機メーカーの株は買いか?●コマツ/日立建機
化学メーカーの株価の今後●住友化学/三井化学/三菱ケミカルホールディングス
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
長谷川慶太郎(ハセガワケイタロウ)
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年独立。1983年『世界が日本を見倣う日』で、第3回石橋湛山賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【備忘録】
まえがき
・アメリカを中心に起こっているエネルギー革命(天然ガスを含むシェールガスの産出)〜中東の石油への依存度が低くなるし、デフレに拍車をかける
第1章:アメリカで新大統領が誕生か
・シェールガスの採掘技術(高圧の水で割れ目を入れて取り出す)の進歩で低コスト化
・デフレは人類にとってプラスに働く。決してマイナスにならない(生活水準の実質的向上)
・アメリカの製造業復活に結びついているのはシェールガス革命によるエネルギー価格の低下
・日本の石油化学メーカーはシェールガスへの切り替えに遅れをとっている
・今回(2012年)のアメリカ大統領選がオバマの公平論とロムニーの自由論の戦いであるならば(アメリカが自由を優先するがゆえに情勢の変化に機敏に対応できるという強さを持ち続けるならば)ロムニーが勝つに決まっている
>言い訳が楽しみだなあ。
第2章:危機は続いても崩壊しないユーロ
・日本ではユーロ崩壊論が強いようだが、東西ドイツ統合の代償として導入された共通通貨ゆえドイツからは潰すわけにはいかない
・ただし、国家財政破綻の危機にあるユーロ加盟国は長期間にわたって厳しい経済環境に耐えなければならない
第3章:中国・新興国・アジア諸国の今後
・非常に厳しい経済危機によって中国全土で暴動が起これば、人民解放軍が鎮圧しない限り、治安の回復はまったく望めない。〜その時期は2013〜2014年
・香港はこれから衰退の道をたどっていく
・東アジア経済の中でセンターに日本が座るための三条件
〜「人材」アジア各国に行って活躍する優秀な人材を日本で養成する必要性(ROTCみたいなものや教員の期限制雇用の導入)
〜「技術」軍事技術の民間転用
〜「市場」自由貿易体制の構築
・韓国の次期大統領は朴 槿惠(パク・クネ)になるだろう>当たり!
〜日韓の関係修復は日韓ともに新政権の下で
第4章:デフレとエネルギーによって日本が変わる
・(アメリカのシェールガス革命に匹敵するものとして)日本にもメタンハイドレートがある
〜これを有効活用できれば、原発への依存度は減らせるし、電気料金も大幅に下がってアルミ精錬も日本に復活可能に
・若者の車離れと絶対数の減少は日本の自動車産業にダブルパンチ〜クルマはもはやステイタスはなく、単なる移動手段化
・先進国の自動車メーカーが生き残っていくには、いかに価格の安い自動車を販売して利益を出していけるかにかかっている
・日本の電機メーカーは軽薄短小を切り捨てて生き残るしかない
・デフレは人間に長生きを保障する
〜@物価が下がって消費財を買う負担が非常に軽くなる(良いものを安く食べられるようになる)
〜Aマーケットの売り手が必ず一生懸命にサービスする
〜B激しい競争下で規制緩和
〜C生活の選択肢の幅が広がる
・LCCの就航で地方空港も採算が取れるようになり、長距離バスと新幹線には大打撃
・デフレ時代には今の日本の経営者の「官僚的な態度での経営(なんでもルール化)」と「視野の狭さ(特に歴史を知らない)」は致命的
・日本の証券会社が新しい金融商品を開発する力がないのはリスクが怖いから
〜金融庁にメリットを十分に説明出来るだけの独創性・創造性がないこと
〜情報収集力も情報分析力もない(ソニー・パナソニック・シャープの経営危機を事前に予見できなかった上に、どうしてこうなったのかの理由すらわからない)
・日本国家が財政赤字を垂れ流せるのも今はもはや限界
付章日本企業を両断する――会員からの質問
・東武鉄道がスカイツリーの株主優待をしないのは株主をそこまで重視していないから。また、一時的な材料で上げた株価はすぐダメになる
・プロ野球チームを買うIT企業家はマスコミにちやほやされたくて浮わついているだけ。そもそも、球団経営はハイリスクだけれども、ハイリターンにはなる保証はない
【参考書評】
・生きてる感想
・将門Web
最後に備忘録として、昨日の第91回全国高校サッカー選手権(1回戦)の結果を書いておきます。
【駒沢陸上競技場】個々の試合に関するさらに詳しいことは、日テレサイトやこちらをご覧下さい。
修徳(東京A)2―0 鳴門(徳島)
青森山田(青森)1(4PK2)1 野洲(滋賀)
【埼玉スタジアム2002】
京都橘(京都)2(4PK3)2 正智深谷(埼玉)
仙台育英(宮城)5―1 高知(高知)
【浦和駒場スタジアム】
鹿児島城西(鹿児島)4―3 鹿島学園(茨城)
前橋育英(群馬)5―1 宮古(沖縄)
【相模原麻溝公園競技場】
鵬翔(宮崎)0(5PK3)0 東邦(愛知)
帝京大可児(岐阜)1―0 和歌山北(和歌山)
【ニッパツ三ツ沢球技場】
旭川実(北海道)0(3PK2)0 大津(熊本)
米子北(鳥取)3―1 西目(秋田)
【市原臨海競技場】
聖光(山口)1(5PK4)1 盛岡中央(岩手)
滝川二(兵庫)2―0山形中央(山形)
【フクダ電子アリーナ】
香川西(香川)3―2 創造学園(長野)
長崎総大付(長崎)0(5PK4)0 常葉橘(静岡)
【江戸川区陸上競技場】
佐賀商(佐賀)3―2日本航空(山梨)
↓ ↓ ↓
ssasachan / スーパーサウスポーあさちゃん。
本厚木や海老名の駅前で流してた頃から見てきた者としては、あの頃まさか彼らが紅白のトリを務めるなんて夢にも思ってなかったんですよね。 at 12/31 23:29
本厚木や海老名の駅前で流してた頃から見てきた者としては、あの頃まさか彼らが紅白のトリを務めるなんて夢にも思ってなかったんですよね。 at 12/31 23:29