【10/13 パCS1st第1戦】
◇ソフトバンク◯2―1●西武(西武ドーム)
ソ 011 000 000|2
西 000 000 001|1
【投手】
(ソ)摂津◯、ファルケンボーグ、森福S−細川
(西)牧田●−炭谷、上本
【試合概略】
ソフトバンクが逃げ切った。2回、今宮のスクイズで先制点を奪い、苦手としていた西武の牧田を揺さぶると、3回は内川の適時打で加点。摂津が8回無失点と好投した。西武は9回に無死満塁としたが、代打カーターの遊ゴロによる1点にとどまった。
【10/13 セCS1st第1戦】
◇中日◯6―1●ヤクルト(ナゴド)
ヤ 000 000 100|1
中 000 201 30x|6
【投手】
(ヤ)石川●、ロマン、日高、松岡、七條−相川
(中)中田賢◯、田島、浅尾、ソーサ、山井S−谷繁
【本塁打】
(中)和田1号2ラン(4回、石川)/(ヤ)バレンティン1号ソロ(7回、田島)
【試合概略】
先発投手の出来が流れを決めた。中日は中田賢が5回無失点の好投。力投に応えるように打線が奮起し、4回に和田の左越え2ランで先制。中盤以降も勢いは衰えず計11安打で快勝した。ヤクルトの石川はリズムが悪く4回で降板。打線もつながりを欠いた。
両試合ともデーゲームで、その時間帯は仕事中だったためLive中継を見ることはできず、夜のコゴタンニュースと肩さんスポーツと今さっきサンモニの喝!でダイジェストを見ただけなので(ふくもりともりふく。ひっくり返すと大違いということやカツオくんまぶしくて目が眩んだ?という件も含め)さらに詳しいことは、ナゴドの試合は現地にいたずたたんさんの、西武ドームの試合はPikakeさんのエントリーやこちらをご覧いただくとして、
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小川さん、なんで館山を初戦に出さなかったの?確かにカツオくんは直近のシーズンラスト登板で8回無失点と好投したけど、相手チームがアレなだけにあてにならへん(^_^;)
とまあ、当事者チームのファンでもない第三者が言ってみるテスト。
ともあれ、同じような立場の方にこの際なので、読書でも。
ということで、その読書のための本?の紹介を。
![読書のチカラ [単行本(ソフトカバー)] / 齋藤 孝 (著); 大和書房 (刊) 読書のチカラ [単行本(ソフトカバー)] / 齋藤 孝 (著); 大和書房 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51tYTSrN7BL._SL160_.jpg)
当ブログの書評エントリーに掲載の本はほとんどが図書館で借りた本ばかりですが、作者によれば図書館で借りて済ませるのはあまりおすすめしないとのこと。
買えば自由に書き込みも引けるし、並べている本の背表紙だけ見ても記憶が呼び起こされるのとのこと。
確かに、借りた本ではそれができないので、このブログでは【備忘録】という本の一部の気になったところをピックアップしたフレーズを羅列しているわけですが、それが補完になっているかどうかは…
齋藤 孝「読書のチカラ」(大和書房)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
不安で、たまらない淋しさに襲われるとき、悲しみの底で歯がみするとき、本には、人間の生命を立たしめる力がある。泣いて、笑って、人生の苦しさと人間の可能性に深くぶつかっていけ!人間として一番大切なことを取り戻すためにーいま我々が「本を読む」大いなる意義を説く。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 私たちを動かす「見えないチカラ」
(師匠、そして友としての「読書」/「心の豊かさ」を求めるなら読書がいちばん ほか)
第2章 人生は「出会い」で決まる
(「自分には無理」は禁句/初心者のための「文学案内」 ほか)
第3章 私たちに残された叡知について
(日本語文化が危ない/荒廃しつつある「文学の森」 ほか)
第4章 読書を続ける5つの習慣
(「自問自考」のすすめ/活字を目で追うだけが読書ではない ほか)
第5章 読書力10倍アップの技法
(「変換読み」で自分に引きつける/自分の「f」を見つける ほか)
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
齋藤 孝(サイトウタカシ)
1960年静岡県に生まれる。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学・身体論・コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
<2011.6発売/2012.7.15読了>
【備忘録】
プロローグ あらためて問う、本を読む意味〜逆境が人格を作る(トルストイ)
・知識をベースに、自分の脳でものを考え、価値観を決めていく思考力養成に読書は役に立つ
・スピードだけでなく、本質を掴む力を養うのには相応の思考の深さが必要。思考の定着・掘り下げには一人の空間・時間が必要
・犯罪者の中にももう少し本を読んでいればよかったと後悔している人が多い
第1章 私たちを動かす「見えないチカラ」〜精神的に向上心のないものは馬鹿だ(夏目漱石「こころ」より)
・今の学生には自分自身と交渉するチカラが足りない
・経営者にとっての読書のメリット「一人の時間を得ることによって精神のバランスを取り戻す」「経営者に欠かせない決断力・判断力を磨く術(すべ)になる」
・本を読む意義:@情報を得るための読書/A一人の時間を楽しく有意義に過ごすための頭の中でイマジネーションをふくらませる読書/B自分を鍛え、精神を豊かにするための読書
第2章 人生は「出会い」で決まる〜万人向きの書物は常に悪臭を放つ書物である(ニーチェ)
・そもそも「興味・関心」や「好き嫌い」といった感覚自体が実にいい加減なもの
・新聞なら興味・関心のないニュースでも必然的に目に入る。ネットだと自分の好みのないものしか見ない
・ざっと諸情報を組み合わせることで、複眼的な視点でものごとを見る力がつく
・読書の偉大な醍醐味は、所詮は活字の羅列にすぎないものが、頭の中でどんどん映像になり、声になること
・異能の人と接するチャンス
・自分のロールモデルとして取り込む
・「ベストセラー=良書」とは限らない
・難解な本は「良書」ではない〜物事の本質をよく分かっている人ほど、ズバッと言い切るから、結果的に文章もわかりやすくなる
・結論ありきの本は読む価値がない
第3章 私たちに残された叡智について〜必要な思想は三千年前につきたかもしれない。われわれはただ古い薪に新しい炎を加えるだけであろう(芥川龍之介「河童」より)
・漢字能力の低下はコミュニケーション能力の低下を招く
・かっての小説家は大教養人でもあった
![小説家になる!―芥川賞・直木賞だって狙える12講 (ちくま文庫) [文庫] / 中条 省平 (著); 筑摩書房 (刊) 小説家になる!―芥川賞・直木賞だって狙える12講 (ちくま文庫) [文庫] / 中条 省平 (著); 筑摩書房 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51NTKJHZYRL._SL75_.jpg)
・山田詠美「小説を書くのは、世界文学などを読み込んでからにして」
・物語の源泉はすべて神話にある
・古典つまみ食いの技法〜難解なら解説書からアプローチせよ
第4章 読書を続ける5つの習慣〜良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである(デカルト)
・素読の良さを見なおそう
・子供への読み聞かせも効果的
・書籍とは、自分の記憶装置のようなもの
・難解な部分は「飛ばし読み」も可〜意味が読み取れなかったとしても読者の責任ではない
・本を買ったら喫茶店に立ち寄ってその本を読むのが一番おすすめ
・「アウトプット」で本は血となり肉となる
・読んだ内容を1〜2分程度で説明できるか
〜自分の感性や経験を主体として語ること、本の一部を引用しながら説明すること
・ブログやTwitterに感想を書くのも有効
第5章 読書力10倍アップの技法〜絶えず読むだけで、読んだことを後でさらに考えてみなければ、精神の中に根をおろすこともなく、多くは失われてしまう(ショウペンハウエル)
・「変換読み」で自分に引きつける
・「師事読み」で”師匠”の世界に没入せよ
・「レーベル読み」というブランド志向
・「拠点読み」で知識を集約しよう
・親しみが増す「つっこみ読み」
・一瞬の出会いも逃さない「一期一会読み」
・長編小説を一気に読み切る「快速読み」
・「飛ばし読み」には意外なメリット〜読書力に自信、飛ばした部分を類推する力を養う
あとがきにかえて〜人は本を読むことで大人になる
・心にいつも賢者の森を
・「読書する人生」は前へ歩き続ける人生だ





なお、サッカー・ナビスコ杯準決勝の件の詳細はこちらで。
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ともあれ、CS1stは2戦先勝方式。昨日勝ったほうがもう王手。今日勝てばファイナルへ進めるわけで…
パの方はさほどこだわりはないんですが、セは(3チームの比較で)ヤクルトびいきな管理人。