【8/21のパ・リーグ】
◇日本ハム13―3オリックス
日本ハムは5回、金子誠の左中間3点二塁打など9安打と4四球などで11点。大勝で首位に返り咲き。オリックスは今季最多の借金16に。
◇ソフトバンク4―0西武
ソフトバンクは7回、小久保が決勝打を放ち、今季初の6連勝。摂津は両リーグトップの12勝目。西武は7連勝を逃し、2位に後退。
◇ロッテ4―1楽天
ロッテは6回、岡田のバント適時打で追いつくと、ホワイトセルの適時打で勝ち越した。グライシンガーは8勝目。楽天は4併殺で4連敗。
【8/21のセ・リーグ】
◇中日1―0阪神
中日は9回、1死三塁から平田が遊撃強襲の適時二塁打を放ち、試合を決めた。
阪神は中日のソトを打ちあぐね、粘投の久保を援護できず。
>裏目、裏目(泣)
◇DeNA3―2広島
DeNAが競り勝ち、対広島で今季初の連勝。同点の8回、筒香の右中間ソロ本塁打で決勝点を奪った。広島は前田健で勝てず4連敗。
◇巨人6―6ヤクルト
巨人は5回、実松、坂本、阿部の本塁打でリードを奪うと、ヤクルトは6回に森岡の2点適時打で同点。その後はともに決め手を欠いた。
【8/21の甲子園高校野球(準々決勝)】
第1試合:作新学院(栃木) 4 ― 8 東海大甲府(山梨)
第2試合:倉敷商(岡山) 1 ― 4 明徳義塾(高知)
個々の試合の更に詳しいことはこちらをご覧いただくとして、
↓ ↓ ↓
阪神は優勝はもとより、CS進出も絶望?!ということで、「絶望の国の幸福な若者たち [単行本] / 古市 憲寿 (著); 講談社 (刊)」の件。
![絶望の国の幸福な若者たち [単行本] / 古市 憲寿 (著); 講談社 (刊) 絶望の国の幸福な若者たち [単行本] / 古市 憲寿 (著); 講談社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41TICAH1elL._SL160_.jpg)
自分は図書館で借りて読んだんですが、
・若者不在の若者論、20代が反論 「絶望の国の幸福な若者たち」の著者、古市憲寿氏に聞く(日経)の記事にこの本の概略が書かれているようなもんです。また、
・ゆとり世代、業界の大先輩に教えを請う:「絶望の国の幸福な若者たち」の古市憲寿さんに聞く(前編)、『終身雇用や年功序列前提で20代から働かされるのは魅力的じゃない』(日経Biz)を読み通せば、ほぼこの本を読んだのと同じ?
・『頑張って報われるか分からないのに頑張るのは無駄』、「絶望の国の幸福な若者たち」の古市憲寿さんに聞く(後編)
それ以外にも「読んだ本の内容まとめ」というブログにも概要がありますので、読んでいる時間がない方はそちらもご参考に。
ともあれ、著者自身26歳(出版当時)でいわゆる「若者」と言われる世代。その言われる方の立場から書いた本は貴重。
古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち」(講談社)
【内容情報】
26歳社会学者による、大型論考の誕生!
W杯の深夜、渋谷で騒ぐ若者たち。ネット右翼の主催する排外デモに集まる若者たち。そして震災を前に、ボランティアや募金に立ち上がる若者たち。すべての現場に入り調査を重ねた末に見えてくる、「幸せな若者」の正体とは!
同時代を生きることになった人々のこと、僕たちが生きることになった国のことを、この本では考えてきた。それは、別に社会全体に向けられた啓蒙意識からでも、少しでもこの国を良くしたいという市民意識からでもない。ただ、「自分」のこと、「自分のまわり」のことを少しでもまともに知りたかっただけなのだ。――<本文より>
若者論に死を!宣告する、ゆるくてシニカルな若者による本書は、あらたな若者論を誘発するにちがいない。――(上野千鶴子・社会学者)
ポスト・ロスジェネ世代による若者論。今後修行を怠らなければ有望株。――(小熊英二・慶應義塾大学教授)
佐藤健(俳優)との特別対談も収録!
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 「若者」の誕生と終焉
第2章 ムラムラする若者たち
第3章 崩壊する「日本」?
第4章 「日本」のために立ち上がる若者たち
第5章 東日本大震災と「想定内」の若者たち
第6章 絶望の国の幸福な若者たち
補章 佐藤健(二二歳、埼玉県)との対話
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
古市憲寿(フルイチノリトシ)
1985年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。有限会社ゼント執行役。専攻は社会学。大学院で若者とコミュニティについての研究を進めるかたわら、有限会社ゼントでマーケティング、IT戦略立案等に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【2011.9.5第1刷発行/2012.6.7読了】
【備忘録】
はじめに
・経済が右肩上がりということと、人々の生活が幸福で豊かであるのとは別の問題
・この本は、一冊読むだけで現代日本の若者をざっくりと把握できるようになっている。だけど「ざっくり」であって「すべて」ではない。
第1章 「若者」の誕生と終焉
・「若者」って誰だろう?〜そもそも生活環境も生まれも違う20代前後の人をひとくくりにして同列に語れるのか?
・石原慎太郎だって若いころは今で言うAVの文字版ともいえるエロ小説書いてたくせに…
(実際に「太陽の季節」に刺激されて性犯罪を犯してしまった事件も多発したらしい)
・世代論が流行するのは、階級論が意味を持たなくなった時
・1970年代までに、現在に続く若者論の原型はほとんど登場してしまう
・1980年代以降は「新人類論」→「オタク論」で終わり
・個人批判は怖いし、責任が持てないから、世代批判にしている
>「◯◯ファンはXX」とかいうのも同じようなもん?
・格差社会化が進むと若者論は存続の危機
第2章 ムラムラする若者たち
・2011年の成人の日の各紙〜「若者の内向き志向を嘆きながらも、閉塞感のある時代に生まれてしまったことに同情しつつ、それでも若者に頑張って欲しい」という論調
・若者は決してモノを買わなくなったわけじゃない。買うものとそのスケールが変わっただけの話
(そもそも若者の全体数も減っているから金額も減るはず)
・文句を言うのなら日本の出生率をここまで低くした人に言ってくれ
・コンサマトリー化(自己充足的〜今ここの身近な幸せを大事にする感性)しただけ
・日常の閉塞感を打ち破ってくれるような魅力的なわかりやすい「出口」がなかなか転がってはいない
第3章 崩壊する「日本」?
・2010年ワールドカップ時の盛り上がり方。
〜実際に騒いでいる層はそれほど多くない。その周りをそれより多い「観察系」(報道陣・ブロガーなど)が囲み、さらに外側には「観戦系」
・江戸時代は非常に安定していたが、外部から揺るがされた時に武士が外敵と戦っている間に庶民は逃げ出すなど弱さを露見
・明治政府が「日本」と「日本人」を作った。(諸国からの侵略を防ぐためにも)作らざるを得なかった。
・今は、ナショナリズムの魔法が溶けてきている(特に強者のアナーキズム)
・遠い国の革命よりも、卵かけご飯
・歴史上最大の殺人事件はアジア・太平洋戦争
第4章 「日本」のために立ち上がる若者たち
・不満があるだけじゃ、人は立ち上がらない〜誰かが社会を変えてくれて、自分はそれにタダ乗りできるのが一番望ましい
・社会は劇的には変わらないが、変えられる
第5章 東日本大震災と「想定内」の若者たち
・震災で明らかになったのは、マスメディアの力が未だに大きいことと、ソーシャルメディアの脆弱さ
・残念な保守派老人たち〜天罰論を言って何になる?
第6章 絶望の国の幸福な若者たち
・「世代」という変数で社会を見てしまうと、いかに多くのことを見落としてしまうかがわかると思う
・少子化対策は諸外国に比べて遅れているし〜「子供を産んでもなんとかなる」環境の整備が出生率向上に寄与しているはず。
・貧困は未来の問題、承認は現在の問題
・企業経由の福祉に偏りすぎている日本の社会制度を「生活保障」という形に組み替えていく必要性
・若者にとってないと不幸なものの一位は「友人」
・Twitterの提供する「共同性」に、「社会を変える」という「目的性」は回収されてしまうんだろう
・実利実益から離れたコミュニティが増えることで、承認先は分散され、アイデンティティを保証してくるものになる
・他に選択肢がないから仕方ない
補章 佐藤健(二二歳、埼玉県)との対話
・日常の中にこそ「幸せ」を求めるという価値観が若者の間に広がっている
また、昨日Jリーグが2011年度のJ1、J2の全38クラブの経営情報を開示というニュースがあり、個別のクラブでは、岐阜FCが運転資金不足が解消されないとクラブライセンスを交付されなけれない可能性があるということなのですが、ひとごとじゃないような気が(^_^;)⇒2011年度各クラブの情報開示(PDF)
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