2012年02月29日

.@yonda4 4828416501[政治無知が日本を滅ぼす] 小室直樹・著

本題に入る前に、Jリーグ(J2)開幕まであと4日。
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ベルマーレに対する解説者や記者の事前予想順位は中位以下ですが、去年の順位を考えればやむなし。
もっとも、去年鳥栖や札幌の昇格を予想した人は誰もいなかったしね。

ということとは、何の関連性も導き出せないけど、今回は「政治無知が日本を滅ぼす [単行本] / 小室直樹 (著); ビジネス社 (刊)
政治無知が日本を滅ぼす [単行本] / 小室直樹 (著); ビジネス社 (刊)
著者は既に亡くなっているのに、なんで新刊が出る?

しかも読み始めてみると、前に読んだことがあるような気が…

と思ったら、「KKベストセラーズで1983年に出版された幻の名著『政治が悪いから世の中おもしろい―乱世に嵐を呼ぶ生き方』の改定版!」とのこと

それなら確かに読んでます。

で、この本では田中角栄のこととかハマコーのラスベガスとばく事件こととかが書いてあるのですが、著者が存命ならば橋下大阪市長(前大阪府知事)のことをどう評価したか?小沢一郎は?


本小室直樹政治無知が日本を滅ぼす」(ビジネス社
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
秦の始皇帝、ユダヤ王ヘロデ、ローマ皇帝ネロ、隋の煬帝、唐の則天武后、ヒットラー、スターリンなど古今東西の「悪」と呼ばれた政治家の業績を博学な知識で分析、解明。政治音痴の日本人への処方箋を教示する。

【目次】(「BOOK」データベースより)
1章 歴史を動かす人はどの様な人達だったのか
(始皇帝の生い立ち/ネロは名君だった/後世に遺された大いなる遺産)
2章 為政者は後世に何を遺せたか
(煬帝死すとも大運河は残る/武則天、血塗られた権力の階段を上る/“大唐の春”を築いた女帝の大いなる功績/ヘロデ大王は史筆に殺された/偉大なる政治家には何が必要か)
3章 独裁者の出現と時代背景から何を学ぶべき
(ヒットラーが登場した時代背景/戦争が不況克服の全てではない/経済を制するものが国を制す/先見力は政治家の要件)
4章 独裁者の政治手法ースターリンとヒットラー
(側近にどの様に接したのか/大衆の心を掴む絶対の方法)
5章 近代デモクラシーの政治倫理を理解せよ
(一般市民の倫理で政治家を律する愚)

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
小室直樹(コムロナオキ)
政治学者、経済学者。昭和7(1932)年、東京生まれ。京都大学理学部数学科卒業。大阪大学大学院経済学研究科、東京大学大学院法学政治学研究科修了。東京大学法学博士。この間、フルブライト留学生としてアメリカに留学し、ミシガン大学大学院でスーツ博士に計量経済学を学ぶ。マサチューセッツ工科大学大学院でサムエルソン博士(1970年ノーベル賞)からPh.D. Economicsを授与さる。また、同大学院ではソロー博士(1987年ノーベル賞)に理論経済学を、ハーバード大学大学院ではアロー博士(1972年ノーベル賞)とクープマンス博士(1975年ノーベル賞)に理論経済学を、スキナー博士に心理学を、パースンズ博士に社会学を、ホマンズ教授に社会心理学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

【2012.1.15第1刷発行/2012.2.20読了】


【備忘録】
まえがき 今また政治無知が拡大生産されている
・政治の良し悪しは結果責任なり

1章 歴史を動かす人はどの様な人達だったのか
・始皇帝とネロ〜名君であると同時に暴君
・お金と甘言は何時の世にも通用する
・田中角栄以外の日本の大臣の議会演説なんか、官僚が作った原稿の棒読み
・ネロ〜パンとサーカスで民衆を満足させた5年の治世=安定した生活と豪華な娯楽
・歌手1年、総理2年の使い捨て(1980年代)>今(2010年代)は総理も1年www

2章 為政者は後世に何を遺せたか
・煬帝死すとも大運河は残る〜当時としてはどころどか今でも画期的な事業
・”大唐の春”を築いた女帝の大いなる功績
〜開かれた人材登用が自由と平和と繁栄を生む(民衆は自由の空気)
〜卓越した政治家は戦争をしない(平和は努力だけでなく、正確な見通しと政治能力が必要)
・風見鶏こそ弱小国の処世術

3章 独裁者の出現と時代背景から何を学ぶべき
・ヒットラーが首相に任命された理由
〜「そんならお前やってみろ」と一度やらせてみたら、たちまち無能をさらけだすだろう
〜かって、薩長藩閥政権が自由民権主義者にやらせてみたら(隈板内閣)、わずか4か月で挫折
>本書(のオリジナル刊行後)にも、1993年の細川内閣といい、2009年のみんす宇宙人内閣以降もそんなもんだったし(^_^;)
〜しかし、ヒットラーは自分が言ったとおりに死ぬまで権力の座にいた
・国の運命が危ういときには、えらいおじさんに頼んで独裁官になってもらう。そして、巨大な権力をふるって国を助けてもらうのだが、国難が去れば元のふつうのおじさんに戻ってもらう。それが、デモクラシーの理想
・歴史においては、指導者がこれだと決意すると、奇跡としかいいようがないことが次々と起こる
・ケインズ理論(「失業をなくし、不況を克服するには公共投資しかない」など)は1930年代の大不況を分析するための理論に過ぎないゆえ、そこで効果があればそれで歴史的任務を果たし終えた
・経済の危機を救うこと、それは早急にやらなければならないことであるが、戦争はやらないにこしたことはない
・ヨーロッパ周辺国の「ヒットラーはビスマルクのように独裁権を確立したら(経済が復興したら)戦争はしないのでは?」という期待感
〜ところが、ヒットラーにはどうしても戦争に訴えなければいけない懸案が山ほどあった
・フランスクレマンソー「フランスは祖国に対する義務を果たさない者の存在を必要としない。ただちに戦地に赴いてドイツ軍の銃弾で死ぬか、今ここでフランス兵の銃剣で刺されて死ぬか、どっちかをえらべ」
>沖縄県民に対して「米国の植民地がいいが、中国に併合されるかどっちがいいの?」と本音で言える人って、橋下徹くらい?
・英国はヨーロッパのバランス重視。フランスでもドイツでもどちらか一方が強くなりすぎるのは困る
・カリスマは失敗を許されない。一度熱狂した民衆は騙されたと知るやその「熱狂」はたちまち「猛烈な憎悪」に変わる
>まさに、今のみんす。橋下徹もそうなりそうな悪寒(^_^;)

4章 独裁者の政治手法ースターリンとヒットラー
・スターリンの粛清は高くついた。
〜当時世界一だったソ連の機械化部隊も生みの親トハチェフスキーを殺された後は有効に機能し得なかった
・独裁者と言えども人間の内面にまでは侵入して来るな(良心の自由
〜ナチスは良心の中にまで踏み込んでこなかったから(宗教の弾圧は行わなかったし、反ナチス以外は許したから)、その脅威に気づかなかった
・皆殺しはナチスの専売特許ではない
〜過去にはユダヤ人自身がカナンで、イギリス人もタスマニアで皆殺ししたではないか

5章 近代デモクラシーの政治倫理を理解せよ
・暴君と名君は紙一重。ベクトルの向きが正反対なだけ
・名君と暴君とは、しばしば同一人物の中に同居する〜織田信長
・普通の人間の論理で政治家を律するととんでもないことになる。立派な政治家とダメな政治家との区別がつかなくなる
・政治家の義務は、国民の安全と生活を保障し、国を繁栄させ、外敵から守るにある。近代では+デモクラシーと国民の権利を守るにある。その政治家の義務を遂行するために与えられた役割を忠実に実行することが「政治倫理」
・田中角栄は「昭和元禄」の名悪役
・政治家の評価は論功のみで論じるべき
・法律的責任の問題と政治家の責任の問題、それに個人の倫理の問題はまったく次元の異なるレベルの問題
〜ラスベガスとばく事件で議員辞職したハマコー。政治責任と個人問題を混同するジャーナリズムも選挙民の意見を聞かないで辞職してしまったハマコーもおかしい。選挙民の声を聞くべきだった


【ご参考】
【訃報】正力 亨氏(読売新聞グループ本社社主・巨人軍名誉オーナー)と終戦の日の件を前振りに、@yonda4 4828416226[日本いまだ近代国家に非ずー国民のための法と政治と民主主義ー] 小室直樹(当ブログ2011.8.6付エントリー)
〜この本も1994年に刊行された「田中角栄の遺言―官僚栄えて国滅ぶ」の復刻本


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なお、昨日の横浜DeNA阪神との練習試合の件の詳細はこちらで
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タグ:小室直樹
posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 04:55 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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