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(Ser.5914・2529日連続更新)
その前振りとは全く関係なく、今までに読んだ本の記録をあらかじめ書き留めておいてものの中から今回は「使い分けるパソコン術 (ブルーバックス) [新書] / たくき よしみつ (著); 講談社 (刊)」の紹介を。
iPadは見るだけに特化した方がいいとか
タブレットで出来ることはネットブックでも出来るし、操作性はネットブックの方が格段に上だとか、その他はっきり言い切ってくれるのがいいです。
この手の本って使う側(特に文系の人)の視点から書いた本もあんまりありませんしね。
ちなみに、著者は管理人と同じ大学の別の文系学部出身者ということもあるんでひいきめに見ていることは否定しませんが…
たくきよしみつ「使い分けるパソコン術」(講談社ブルーバックス)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
iPadなどのタブレットやスマートフォンなど、次々に出現するデジタルツール。データストレージ、クラウド、SNSなど、多様なパソコン関連サービス。これらを全部使いこなそうとするのは、無駄な労力かもしれません。泥沼にはまりこんで時間を浪費するよりも、さっさと別の道具、別のソフト、別の発想に切り替えたほうがスッキリ解決するのでは?複雑化するデジタル世界を楽に生き抜くための「使い分け」を提言する一冊。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 iPad、買っていい人、悪い人
(今、コンピュータ端末はどうなっているのか?/iPadで誰もががっかりさせられる点 ほか)
第2章 タブレットとネットブックを使い分ける
(iPad以外のタブレット/アンドロイドタブレットは最後に勝利できるのか? ほか)
第3章 スマートフォン、買っていい人、悪い人
(iPhone対アンドロイドケータイ/スマートフォン、買っていい人、悪い人 ほか)
第4章 クラウドサービスを使い分ける
(「クラウド」の発想がインターネットの常識を変えた/ケータイメールとEメールを使い分ける ほか)
第5章 ブログやフェイスブック、ツイッターを使い分ける
(ブログとWEBサイトを使い分ける/ブログの発信力をさらに強くする方法 ほか)
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
たくきよしみつ(タクキヨシミツ)
小説家、作曲家。イーネットコーポレーション代表。タヌパックスタジオ主宰。上智大学外国語学部英語学科卒業。『マリアの父親』で第四回小説すばる新人賞受賞。以後、小説の他、多方面で著作活動を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
<2011.9.20第1刷発行/2011.10.30読了>
【備忘録】
第1章 iPad、買っていい人、悪い人
・iTunesとセットで自動的にインストールされるBonjourというソフトがWindows環境に入り込んで悪さをする←Bonjourの常駐は外した方がいい
・iPadはわざと機能を制限して、アップル仕様で使わせるようにできているとしか思えない
・かたくなにFLASH非対応なのはどういうものだか…
・ただそのFLASHにしても初期の頃から比べると軽さはなくなっている
・iPadのハードとしての質感はハンパなく良い
・要は、受動的なビューアーとして割り切って使えばOK
・iPadに必要な定番ソフト⇒Dropbox、Goodreader、Private Media Foldersなど
〜取りこみ系ソフトを避けて、より自由に使う発想で作られているソフトを賢く選ぶべし
第2章 タブレットとネットブックを使い分ける
・今のところiPad以外のタブレットにはあまりおすすめできるものはない
・タブレットよりネットブックの方が安いし、キーボードも付いているし、マウスも使えるし(ネットブックには負荷がかかりすぎのプリインストールのセキュリティソフトなど)余計な常駐ソフトを外せばかえってそっちの方がいい
・ネットブックの課題はOS
第3章 スマートフォン、買っていい人、悪い人
・WEB閲覧のフルプラウザ機能は、スマートフォンの小さい画面ではかえって見にくいのでは?
・iPhone向きの人⇒ソフトバンク(+au)でいい人、トラブルを避けたい人
・アンドロイド向きの人⇒自由を求める人、おサイフ・赤外線機能を求める人(←管理人はSuica必須)、拡張性を求める人
・従来型ケータイには、堅牢さと安心感がある。メール主体ならテンキーの方が楽だという人も
・従来型ケータイ+iPod touchというのも合理的な選択
第4章 クラウドサービスを使い分ける
・ケータイメールは短文、PCメールは長文
・HTMLメールは相手に迷惑(←管理人も仕事上で実感。複数のファイルをいっぺんにDLできないし…)
・すべてGoogle任せもよくない
・画像、動画、音楽などのデータはHDDに保存しておいた方が扱いやすい
・クラウドより小型の外付けHDDの利便性を見落としてはいけない(←著者自身はそっちの方が安心)
・ファイルを隠したい場合は、面倒でもドライブ単位より、フォルダ単位での保護を考えた方がいい
第5章 ブログやフェイスブック、ツイッターを使い分ける
・ブログとWEBサイトの使い分け〜検索されたいものはブログで発信
・ブログの弱点〜個々のエントリーはともかく、全体を総括するのには向いていない〜商用サイトは別に作っておくほうがいい。更新はテキストエディタ上で行って、ブログ編集画面上でコピペした方がいい。
(それは著者の主観で、管理人は日記代わりにつかっているので、特段不都合は感じないけど…)
・Twitterは使わないと損をする「情報源」
〜情報の信用性の問題はどのメディアにも起こりうること、デマが広がるのは早いけど収束するのも早い
・Facebookは実名主義の「大人社会」
〜日本で流行らないのは実名主義とシステムの分かりにくさにあるのでは?
・mixiは「品のいい出会い系サイト」
〜昔のパソコン通信の雰囲気が残っている、(国内では)まだまだFacebookよりメインに位置付ける人が多いだろう
・フォースクエアは「居場所通知サービス」
(管理人所感:livedoor系のロケタッチと比べてどこがいい?)
・クオラやYahoo!知恵袋のようなQ&Aサービス
〜調べ物なら検索エンジンより使いやすい
(管理人所感:それだけに頼らず間違い・誤解等を見分けることが大事)
・SNSに利用されることなく利用する
管理人はこれを使ってますが、(前に使っていた外付けHDDと違って、USBからの配電なので)待機電力0だし、場所も取らないし便利です。