2011年08月30日

高橋洋一さんの @yonda4 4396613903[官愚の国] を読むとこれでいい野田とは言えないね

昨日行われた民主党の代表選で、野田佳彦財務相(54)が決選投票の末に海江田万里経済産業相(62)を破り、新代表に決まり、今日首班指名を経て正式に第95代(62人目)の首相に指名される予定ですが
親小沢か反小沢かの観点で与党の代表が決まるなんてどうなのよ?日本のために何ができるか、何をすべきかの観点で選ばれるべきではないかと白けつつ、さらに詳しいことは、以下の参考エントリーや、
国民には関係ない「党内融和」(門田隆将ブログ)
民主党代表選?はん、下らねぇ(XtaSEA World)
政争はウンザリ!(ば○こう○ちの納得いかないコーナー)
〔民主党代表選〕決戦投票の末、野田佳彦を新代表に!「財務省管理内閣」誕生へ(しっとう?岩田亜矢那)
(管理人の地元選出の)民主党ごとう祐一HP「野田総理誕生」

こちらをご覧いただくとして、
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野田氏が総理となれば官僚主導内閣になるのは確実ということで、通常は読了した順番でUPする書評シリーズの順番を繰り上げ、先週読み終えたばかりの高橋洋一「官愚の国」(祥伝社)の紹介を。
官愚の国 [単行本] / 高橋 洋一 (著); 祥伝社 (刊)

管理人は、著者の本では「日本の大問題が面白いほど解ける本〜シンプル・ロジカルに考える」しか読んでいなくて、「さらば財務省! 政権交代を嗤う官僚たちとの訣別 (講談社プラスアルファ文庫) 」は読んでません。

ゆえに、その本とかぶる所が多いのかはともかく、結局のところ、公務員の本質である「前例踏襲」と「問題先送り」は選考の段階からそうなるようになっているということで…

本高橋洋一「官愚の国〜なぜ日本では、政治家が官僚に屈するのか」(祥伝社
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
“衆愚”よりも恐ろしい霞が関の手口。たとえ首相が辞めても「殉職」する役人はいない。「政治主導」を潰し、国を動かす彼らの正体を実体験から解き明かす。

【目次】
1章 日本の官僚は、実は無能だ
 「試験に通ったエリート」に弱い日本人
 官僚の採用試験の仕組みはどうなっているのか
 事前にリークされる「問題の中身」
 私が出題委員を務めたときは・・・
 合格のために必要な受験テクニックとは
 キャリア試験で植えつけられる官僚特有の資質
 天才は、いらない
 今も残る「脱亜入欧」の遺伝子
 「通産省批判論文」の反響
 日本の成長産業は「官」に従わなかった
 なぜ「日本株式会社論」は広まったのか
 産業政策は役人の失業対策
 失われた大蔵省の許認可権
 すさまじかった金融機関の接待攻勢
 民間業者が役所の仕事を肩代わり!?
 「袖の下」と「誘惑」
 増税政権の陰に有名財務官僚がいた

2章 「官僚神話」という幻想
 刷り込まれた「官僚信仰」
 外国にあって日本にない仕組みとは
 政治任用ポストを増やさなければ官僚が暴走する
 「男子の本懐」が広めた偽りの官僚像
 大蔵省の新人研修で叱られた
 ようやくわかった金解禁の経済学的評価
 通産官僚は「全知全能」なのか
 官僚は「市場」と「民主主義」が大嫌い
 大蔵省をスライスする案とは
 松本清張のミスター通産省分析
 「天下り」をどう英訳するか
 東大卒でなければ人にあらず
 政治家の首が飛んでも、官僚の首は飛ばない
 公務員の失業保険に加入せよ
 3回殺されかけた私
 110年も続く「官のかたち」

3章 「官庁の中の官庁」大蔵省の秘密
 国家公務員の「人事部」はどこにありますか?
 官僚の給料と人員配置は、すべて財務省が握っている
 「われら富士山」
 大蔵省はGHQの改革をも食い止めた
 財務省のもう一つの力、国税庁
 脱税だけは逃げられない
 税務署長時代、私のもとに飛んできた政治家
 同じキャリアでも国税庁と大蔵省には「差」がある
 日本の国家予算は財務省が先に決める
 復活折衝の「握り」とは何か
 財務官僚が竹中総務大臣を恐れた理由
 財源不足は「埋蔵金」で穴埋め
 「官僚言いなり」が増税を招く
 IMFに「増税」をアナウンスさせたのも日本の財務官僚だ

4章 世にも恐ろしい官僚の作文術
 これが「官僚のレトリック」だ
 官僚作文に仕掛けられた「罠」の実例
 数学的能力がないからレトリックを使う
 なぜ「数値目標」を避けたがるのか
 財投改革で知った官僚の欠陥
 日銀の大蔵省攻撃
 たったひとりのALMプロジェクト
 ロシア語ができないのに「駐ロシア」
 省を貫くファミリー意識
 大蔵省大運動会は100年も続いた

5章 霞が関を統制する方法
 首相も官僚を尊敬していた?
 言うことを聞かないのなら辞めてもらえ
 官僚を「使いこなす」ことは、実は困難だ
 首相官邸裏の秘書官グループ
 政治家に殉じる官僚はいるか
 中央銀行の「独立性」には二つの意味がある
 失敗しても責任を問われないふしぎ
 円高ショックのときに日銀は何をしたか
 田中角栄は「官僚を使いこなした」のか
 「党人派」VS「官僚派」
 「過去官僚」たちの正体
 政治主導を実現する第一歩とは

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
高橋洋一(タカハシヨウイチ)
1955年、東京生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年、大蔵省(現財務省)入省。理財局資金企画室長、内閣参事官などを歴任し、小泉内閣、安倍内閣では「改革の司令塔」として活躍。2007年には「埋蔵金論争」を巻き起こした。主な著書に『さらば財務省!』(第17回山本七平賞受賞作品)など。政策シンクタンク「政策工房」会長、嘉悦大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(2011.3.19発売/2011.8.25読了)

上記の目次でだいたい内容は見えてくると思いますが、一応

【備忘録】
1章 日本の官僚は、実は無能だ
・公務員試験の特徴は、
@勉強量と正答率が比例するような問題ばかり出される⇒「前例踏襲」
A正答率を上げるために、難問を避けて平易な問題を優先的に処理する⇒「問題先送り」

2章 「官僚神話」という幻想
・日本人がこぞって官僚を批判するのは、実は「本当のところでは官僚を尊敬している」からではないか?
⇒多くのことを官僚に求めるから批判が出る。「お上」というのは天皇につながっている。
・「官僚神話」は終戦直後までは有効なモデル
⇒官が保護した業界は衰退。自動車業界のように官に逆らった業界の方が成長
・天下りは英訳できない
・官僚のとりえは、「有名大学(東京大学)を出た」「学生時代の成績が優秀だった」「公務員試験の成績が高得点だった」と、一般社会では通用しないことばかり

3章 「官庁の中の官庁」大蔵省の秘密
・いつの世も、金脈と人脈を握った者が強い。「お金」と「人」は権力の源泉
・消費税に「インボイス」方式や「納税者番号」制度の導入などの世界基準の制度の採用により、日本の税収は年間5兆円以上増収になるはず

4章 世にも恐ろしい官僚の作文術
・東大法学部卒の官僚たちは「作文能力」に長けている。むしろ、作文能力こそが彼らの唯一の武器
・「て」「に」「を」「は」「の」を付ける付けないで意味合いが変わってくる

5章 霞が関を統制する方法
・(政治主導実現には)権限を奪うか、職位を奪うかどちらか
⇒権限も職位もそのままで政治家の言うことを聞くはずはない
・田中角栄は議員立法を積極的に行ったが、本来立法は議員の仕事なはず
⇒9割方官僚作文では、官僚の思うまま
・官僚出身の議員をもっと上手に使うべき。政策立案を「過去官僚」たちにさせればいい

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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 05:33 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(1) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: いや、別に野田さんが下らねぇって言ってるわけじゃござんせんよ。 あの情けない海江田や日本の顔としてはチンケすぎる馬鹿コンビ(頭の漢字をとって)に比べりゃ無難な線かも。 しっかし、この国難って言わ...
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Tracked: 2011-08-30 22:23
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