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今回は、オフ日用に既に書きためてあった書評シリーズから「鉄道ひとつばなし 3」の紹介を。

このシリーズも3冊目になりますが、4年前に出た前著「鉄道ひとつばなし2」は当ブログの前身のブログに書評があります。
一番最初の「鉄道ひとつばなし」は2003年9月の刊行でこの頃はブログも始めてなかったから読んだかどうかの記憶はありません。
それはさておき、この方の著書は鉄オタ趣味に走っている感はあまり感じられないので、ライトな鉄系の人はもとより、一般の人にもおすすめです。
鉄道ひとつばなし 3|原武史|講談社|
<目次>
第1章 至福の鉄道旅
第2章 昭和の面影
第3章 駅の記憶
第4章 鉄道から読む・鉄道で遊ぶ
第5章 文化としての鉄道
第6章 私鉄沿線文化論
第7章 海外の鉄道に乗る
第8章 日本の廃線シンポジウム
[要旨]
消えた駅弁、東大合格上位校と鉄道の意外な関係、「うなぎ弁当」食べ歩き、時刻表旅行のススメ…孤高の鉄学者は何を見たか。
(2011.3刊行、2011.7.24読了)
【備忘録】
序
・鉄道という媒体は、組織や集団から離れてひとりになることもできれば、逆に孤独から脱却して社会における自らの存在を確認することもできる
第1章 至福の鉄道旅
・著者が山陽本線を一番好きな理由
1 海があり山がある
>(管理人補足:以下>イタリック同じ)
管理人は神戸−姫路、岡山−中庄、尾道−福山、広島−宮島口間しか乗ってないけど、明石海峡大橋が迫るシーンがいいですね。
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2 新幹線との景色の違いが大きい
>山陽新幹線の車窓の見どころって、明石海峡大橋&姫路城がチラリと福山城が目の前とマツダスタジアムの試合経過がわかる点くらいかと(^_^;)
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3 歴史と文化がある
>尾道とかね
4 気軽に途中下車ができる
>明石海峡大橋真下とか、鉄人28号とか
5 駅舎や跨線橋、ホームの屋根が古く、風格がある など
第3章 駅の記憶
・知られざる駅前商店街−羽黒下(JR小海線)
>この駅は父親の実家の最寄り駅で、国鉄時代にはかなり利用した記憶がありますが、今はどうなってるんだか
・駅の記憶3−原町田(JR横浜線)
>今は「町田」に名前が変わってます。そういえば、小田急との乗り換えで商店街の中を歩いた記憶が
第4章 鉄道から読む・鉄道で遊ぶ
・現天皇、通勤型電車に乗る
>つくばエクスプレスなら、クロスシートもあるし、ホームドアだし、警備もしやすいと
・東大合格上位校と鉄道
〜開成(最寄駅:西日暮里)と麻布(同:広尾)の関係:西日暮里駅が出来てから開成が麻布を上回るように。また、武蔵(江古田)は長期低落傾向に
第5章 文化としての鉄道
・鉄道と読書〜鉄道は読書の場にもなった
・飛行機と鉄道−大失敗から考える
〜正規の飛行機チケットは便名が合ってれば日付が違ってても乗れる
〜飛行機の方が鉄道と比較して時間にルーズ
・2007年10月18日に「鉄道博物館」を見学
>管理人は同年の11月5日
第6章 私鉄沿線文化論
・メトロホームウェイ71号に乗る
>管理人は唐木田行きには乗ったことはないけど、本厚木行ならかなりの回数
・新百合ヶ丘と百合ヶ丘〜新百合ヶ丘って、名前変えた方がいいのでは?
>略称「しんゆり」を正式名称にする?
第8章 日本の廃線シンポジウム
・筑波鉄道
>下妻に親戚が住んでいる間に一度乗っておけばorz
・西寒川支線
>ここも国鉄時代に一度乗っておけばorz
・桃花台新交通桃花台線
>ここは廃線2週間前のいいタイミングで乗れた
・ドリームランド線
>神奈川県内だけど1年しか運行してなかったのね。レールなら見たことあるけど(^_^;)
・JR信越本線横川−軽井沢間
>急行「信州」に乗って、横川で買って食べた「峠の釜めし」がなつかしい
・名鉄美濃町線
>金公園で電車だけ見ました
あとがき
・鉄道も(都市近郊を除き)大量輸送主体の「量」から、車中の時間をいかに快適に過ごすかを目指す「質」の時代へ





なお、諸般の事情により当ブログのT-Blog出張所を開設しました。
http://ssasachan.tblog.jp/
そちらでも虎系のエントリー限定でUPするかもしれませんが、まずはないと思って下さい(^_^;)
タグ:鉄道