2011年06月17日

.@yonda4 4575302732[猛虎遺伝子タテジマを脱いだ男たち]

本題に入る前に、この株主さんにも猛虎魂を感じる

もっとも、そうなればそうなるわけでもあるし…
とは言っても、親会社の阪急阪神ホールディングスの株主総会では、株主は(質問や意見を言えたとしても)同社の取締役でもある坂井、南両氏の再選にNoという投票しかできないわけだし、結局は(表向きは謝罪しながらも)「貴重な意見として承っておきます」でおしまい…
この件に関する詳細は虎系ブロガーのXtsaSEAさんたけさんのエントリーやこちらもご覧いただくとして、
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猛虎遺伝子タテジマを脱いだ男たちの紹介を。
猛虎遺伝子タテジマを脱いだ男たち [単行本(ソフトカバー)] / 美山 和也;田口 元義;加藤 慶 (著); 双葉社 (刊)
Amazonの書評で「野村克也を阪神で初めての外様監督と表現するなど、誤りが散見される。 」と書いてあったので、事実認識の誤りが気になったということは置いといて、これも来るべき(注:既に来ているという説もあり)暗黒時代に備えて阪神ファン各位が読んでおいた方がいい本のひとつに認定。

というのは、最後に上坂で「もう遅いんや!」ってオチ(←違w)をつけているから(^_^;)

どんでん「そりゃそうなるわな。」

それはさておき、矢野さんやアニキがチームメイトから厚い信頼を得られているエピソードや、新庄の意外な一面も…

本美山和也・田口元義・加藤 慶「猛虎遺伝子」(双葉社)
この10年で、阪神タイガースは常勝軍団となった。藤田太陽(現西武)、藤本敦士(現ヤクルト)、中谷仁(現楽天)、野口寿浩(現横浜)らかつて阪神に籍を置き、それぞれの新天地に旅立った元・虎戦士たちが語る「タテジマへの思い」。なぜ阪神は強くなったのか? 外の世界を知る男たちの言葉に「阪神・変革の10年」が隠されている。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
泥まみれで白球に食らいついた鳴尾浜。大観衆の六甲おろしに心うち震えた甲子園。あの日、あのとき、あの瞬間-。タテジマのユニフォームを着て戦った日々は、いまもそれぞれの胸のなかに生きている。新天地に旅立った男たちが語る「私的・阪神論」。

【目次】(「BOOK」データベースより)
藤田太陽(現・埼玉西武ライオンズ)-東の地から昇った太陽
中谷仁(現・東北楽天ゴールデンイーグルス)-ひたむきなる捕球人生
藤本敦士(現・東京ヤクルトスワローズ)-男を磨き続ける野球小僧
赤松真人(現・広島東洋カープ)-弱気を捨てた韋駄天
野口寿浩(二〇一〇年横浜から戦力外通告)-愛しの若虎投手たち
上坂太一郎(二〇〇七年引退)-引退して思うタテジマへの感謝

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
美山和也(ミヤマカズヤ)
1967年、千葉県出身。週刊誌記者を経てフリーに。プロ野球、アマチュア野球を数多く取材している

加藤慶(カトウケイ)
1972年、愛知県出身。編集プロダクション「studio KEIF」代表。記者としてスポーツ紙や週刊誌に寄稿している

田口元義(タグチゲンキ)
1977年、福島県出身。編集プロダクション勤務などを経て、フリーに。野球を中心に、『Number』などスポーツ総合誌に執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(2010.11.27発行/2011.5.30読了)


【備忘録】
1.藤田太陽
「阪神での9年間は自分を成長させる時間だった。タイガースという環境が合っていなかったのではない。そこに適応できず、活躍できなかった自分をいまは見返してやりたいんです」
・西武での初登板が今後の野球人生のすべてを決める
・星一徹みたいな父親
・「強いところを倒したい」で阪神入り。ここにファンは過敏に反応
・実際は、阪神の方がヒジの故障に理解を示していた。巨人ではすぐに結果を出さないと使われなくなると思った
・入団時に二段モーションをやめてフォームの改造に着手して、右ひじ故障再発orz
・理解者1:葛西コーチ(二軍投手コーチ)「阪神のドラフト1位は引退するまでずっと重い十字架を背負ってプレーする。それくらいのことはこのチームでは当たり前。今苦労しているのは、すべてはこれからの自分のためや」
・理解者2:下柳剛投手〜もがいていて、どうしていいかわからない選手が助けを求めれば歩み寄ってくれる方
〜「困ったら真ん中になげる」くらいの割り切りもときには必要
・ファームでは結果を出すも、(同じ年の)能見に先を越されて焦る
・矢野「(西武での)特に最初の試合だけは全力で投げろ。それで結果が得られたら、お前の人生、絶対に変わるから」
・ナベQは、むしろ悪い投球をしたときにこそ、ベンチに戻った選手に何かひとついいところを伝える
・先発と中継ぎ・リリーフは絶対に人種が違う
〜先発は俺が、俺がの性格でOKだが、中継ぎ以降はそうはいかない
・高橋信二(当時日ハム、現巨人)への危険球から調子を崩す
・おひとよしがゆえに、阪神では十分に力を発揮できなかった

2.中谷 仁
「めちくちゃ悔しいはずなのに、二軍でずっとひたすら練習する今岡さんを見てて、すごく感じるものがありました。一生懸命やっていたら、何かいいことがあるって」
・最初から背番号「22」(田淵→木戸)が重かった
・山村宏樹や田中秀太からいろいろアドバイスをもらえた
・高校時代はノムさんの著書を読み、古田敦也を目標にした
・ノムさんの言う「スペシャリストになりなさい」に対応できず、二軍に落とされた先輩選手から野村のグチを聞かされ、「先輩違うでしょ?野球選手は野球をやってナンボですよ」と何度口に出して言おうとしたか…
・低迷時代のコーチは「若手を一人前に育ててみせる」という責務が感じられず、「自分のプライド」優先
>今の真弓監督下のコーチたちもやで(^_^;)
・味方から信頼される捕手になりたい
・藤川の気遣い「仁さんはワンバウンドを絶対にそらさないことを一軍首脳陣にアピールさせるために、わざとワンバウンド投球」
2009.6.21 中谷仁、古巣に恩返しのプロ初ホームラン&赤星盗塁刺殺
・P95左から3行目の「ソフトバンク」は「楽天」の誤植?
・楽天は少し前の(弱いチームから脱却しようとしている)阪神に似ている
・阪神が常に上位を争えるチームに生まれ変わったのは、球児みたいに熱い思いを持った選手が増えたから
>そういう意味では、ベイもオリも意識が変われば変わるんだろうね

3.藤本敦士
「タイガースにいた後年、阪神というブランドに流されて野球をやっていた部分があった。もう1回、ボールを打ちたい。キャッチボールがしたい。だから。FAを行使した」
・当時完治は絶望的と言われていた椎間板ヘルニアを克服〜手術はせず、体幹を鍛え、腰回りの筋力をつけるなどヘルニアを再発させない体づくりからスタート
・低迷期の監督は、ダメなら次を試したい。で、ドラフト7位指名ながら1年目からチャンスを与えられる
・二年目に二軍に落とされた時に、岡田二軍監督が「気持ちが入っていない」叱責
・理想の守備を体現してくれた久慈さん〜難しいゴロを簡単なゴロにみせる
・バッティングでは金本さんが見本〜当たり前のプレーを当たり前のようになる
>当時はね(遠い目)
・強いチームと弱いチームの差は、試合の展開や自分が打席に立つ状況によって思考をすばやく回転させ、、最善の答えを導き出せるか
・「三割を打ったことで、この先目標がなくなる」との金本の懸念が(>_<)
・大型ルーキー鳥谷敬とのポジション争いで「虎の洗礼」
・タテジマを脱いだことで、間違いなく野球人生の悔いはひとつ減った

4.赤松真人
「阪神時代、気持ちが弱過ぎて打席に入るのが怖かった。ベンチは僕の打撃になんか期待していないのに、”打たなきゃ、打たなきゃ二軍に落とさせる”ってガッチガッチになっていた」
・最初から言いたいことは言っておきベき。阪神時代はできなかったので、広島でははっきり言った
・平塚コーチの指導で打撃開眼。1年目はファーム首位打者&盗塁王
・人より考え込む癖が災いして一軍では結果を出せず
・赤星や鳥谷のように1年目から即一軍に定着できる選手は、「考え過ぎる時間」はプロ入り前の終えているのかもしれない
・広島に移籍後は「自分ができることをやる」

5.野口寿浩
「若手投手には『同じ過ちを繰り返すな』みたいなことを言ってました。前の時と比べて良くなっていれば成長だし、悪くなっていたら集中力不足。成長できたかどうかを問い正すだけでしたけどね」
・経験値の高い「第2捕手」は指揮官にとってはこれ以上頼もしい戦力はない
>GKは?
・矢野と野口の間に、常にピンと張りつめた緊張感
・野口移籍当時の阪神は思っていたより練習量が多かった。他球団のビデオも嫌になるほど見せられた・
・2003年の阪神は闘争心が違った
・矢野のリードはかなり強気。スコアラーと自分の感性が違った場合、野口はスコアラーの言うとおりにするが、矢野は自分の感性でリードする。
・甲子園の阪神ファンの声援は敵の立場(ヤクルト時代)では自分を見失ってしまいそうになるが、味方につけるとこんなに心強いものはほかにない
・心に残る井川のノーヒットノーランのリード
・最後は家族にいるところでとFA宣言して横浜へ
・若手にチャンスを与えるために去ったとも…

6.上坂太一郎
「本当に甘かった。僕はメンタルだけは強いと思っていたけど、社会に出て実は弱かったことを思い知らされた。引退して普通の人になるとなにもできないことに、辞めて初めて気付いたんです」
・入団時に中日と阪神からお誘いがあって、阪神ならチャンスがあると思ったというとっかかりは合っていたんですけどね
・入団前に悩んでいた肩の痛みも阪神に入団して寮生活の食生活管理で、ウソのように消えた
・強いものにこびず、どこまでもまっすぐな性格
・確かなことは、甘んじて控えになる選手はこの世界では生き残れない
・かわいがってくれた新庄と藪〜新庄はチャランポランな感じはするけど、野球にも詳しくち密。後輩の面倒見もいい。藪にはゴルフを教えてもらって、宮古島の自主トレにも費用持ちで誘ってくれた
・野村監督:こんなに野球好きな人は見たことがない。もうひとりは福本さん
・周りにいろいろ言われて自分を見失った点は否定できない
・車中に安らぎを覚え、現実から逃げだす場になった

あとがき
・阪神タイガースはよりシビアなチームになることで強くなった。金の力だけではない。
・生え抜きの選手たちは、他球団から来た経験豊富で実績のある選手たちから、勝つことの厳しさ、結果を出し続けることのむずかしさを教えられた。そして、タテジマを着ているだけで周りからもてはやされることの恐ろしさを次第に痛感
>次は、首脳陣の番だ!

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昨日のプロ野球交流戦の件もね。
6/16のプロ野球交流戦
中日5―2ソフトバンク
 中日は4回、野本の適時打で勝ち越し7回にも加点。プロ野球新となる岩瀬の通算287セーブで締めた。ソフトバンクは今季、中日戦初黒星。

広島8―6楽天
 広島が連敗を3で止めた。1回に丸と井生の適時打で先行し、5回の丸の4号ソロなどで効果的に加点した。前田健は4月26日以来の白星。
タグ:猛虎魂
posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 06:20 | 神奈川 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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