2011年05月17日

「そう言えば佑ちゃんは?」ということで、.@yonda4 4569795889[早稲田野球の魂 斎藤・福井・大石に受け継がれた一球への想い] 應武篤良

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去る8日のソフトバンク戦で先発したものの1回を投げ終えたところで左わき腹痛で降板し、現在登録抹消中の斎藤佑樹投手。
デイリーの記事によれば、「(状態は)良くはなっている」ようですが…
ssasachan / スーパーサウスポーあさちゃん。
【日本ハム】佑、リハビリ順調です http://t.co/owNhvk5 via @nikkansportscom 最短での復帰だと週末の巨人戦あたりからだけど、そこまで無理はさせないですね。6月5日東京ドームの巨人戦あたりかな? at 05/17 05:57

という件を前振りに、佑ちゃん、上本キュンらの恩師の本の紹介を。
早稲田野球の魂 斎藤・福井・大石に受け継がれた一球への想い [単行本] / 應武 篤良 (著)...
早稲田野球の魂 斎藤・福井・大石に受け継がれた一球への想い [単行本] / 應武 篤良 (著); PHP研究所 (刊)
應武さんって、広島の出身なのか…
ということは、ノムケンの代わりにと思ってるカープファソも少なからずいるかも…
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カープだけやないでwww

もっとも、現時点ではカープは首位ヤクルトと2.5ゲーム差の2位と順調(←中日、阪神、巨人がイマイチ説もあり…)ですから、今のところそういう意見は少なそう。


それはさておき、早大野球部監督の在任期間は2004年から昨年までということは、鳥谷・青木とは入れ替わりで、

浩康、武内、上本・松本・細山田・須田らを経て福井・斎藤佑・大石までが教え子ということですね。

早稲田野球の魂
"斎藤祐樹ら3人のドラフト1位投手を育て、6度のリーグ優勝を果たした早稲田大学野球部監督が綴ったワセダの魂と勝ち続けるための条件。"
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
アマチュア野球屈指の名将が語る選手の育成哲学と勝利の方程式。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 半世紀ぶりの早慶優勝決定戦
第2章 早稲田大学野球部史上初の1年生開幕投手
第3章 勝利の立役者たち
第4章 第100代主将
第5章 早稲田のゴールデンエイジ
第6章 全国制覇の崇徳高校から、早稲田大学へ
第7章 新日鐵君津時代
第8章 学生野球の監督という仕事
第9章 野球から得たもの

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
應武篤良(オウタケアツヨシ)
1958年、広島県に生まれる。崇徳高校3年のとき正捕手として出場した、第48回選抜高校野球大会で全国制覇。近鉄からのドラフト指名を拒否して早稲田大学に進学し、東京六大学野球で活躍する。卒業後は、新日鐵広畑に入社。卓越したリードが評価され、ソウルオリンピック日本代表に選出される。1989年現役を引退し、新日鐵君津の監督に就任。松中信彦(現・福岡ソフトバンク)、渡辺俊介(現・千葉ロッテ)ら7人の選手をプロへ送り出した。2004年、早稲田大学野球部第17代監督に就任。6年間12シーズンで6回優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(2011.3.7第1版第1刷発行/2011.4.27読了)

【備忘録】
はじめに
・斎藤佑樹をはじめて見た感想「これがほんとうに甲子園で優勝した投手なのか」

第1章 半世紀ぶりの早慶優勝決定戦
・慶應に勝って優勝すれば許してもらえるのではないか⇒2010年ドラフト3名1位同時指名直後の対応の件
・斎藤「早慶戦に向けて集中できるよう、マスコミをシャットアウトしてくれた監督にはとても感謝してます」
・同じ日の国立:ナビスコ決勝と秩父宮:大学ラグビーに負けない人の入り⇒感謝の気持ちで「勝っても負けてもいい」という気持ちに
・慶應は早稲田の胴上げを見ていた、自分は春は見せなかったのに


第2章 早稲田大学野球部史上初の1年生開幕投手
・斎藤の自覚を促すための決断
・松下の第一印象「コントロールがいい」
・細山田「実戦向き」
・初早慶戦登板⇒2007.6.3 管理人も観戦(ただし、慶應側で)
・魔の6回⇒ハンカチ王子は半返し王子でした(^_^;)
・360度が見える投手
・自分の「間」で勝負する投手
>管理人の感想:桑田タイプというか、なんとなく抑えられちゃっている投手

第3章 勝利の立役者たち
・細山田(現横浜):頭脳派のキャッチャー
上本(現阪神):小柄だがバッティングが良くて足が速い。守備のセンスがいい
・松本(現横浜):足が速くて肩が強い
・田中幸長(現トヨタ):体は大きくないが長打力がある。(どんでん・鳥谷に続き)早大3人目の三冠王

第4章 第100代主将
・人生は長い。いまの瞬間だけで勝った負けたと判断するんじゃない

第5章 早稲田のゴールデンエイジ
・斎藤は「輝」、福井は「勇」、大石は「優」
・福井の高いライバル意識、強い責任感
・人は先入観で判断するもの。いい印象を持っていない人間のことをよくは書けない
・大石は早大に入るために一度は遊撃転向。しかし、運命の風呂場「(ピッチャーを)やりたいです」で投手再転向へ
・簡単にツーアウトを取った投手は次の打者に対しても簡単にアウトを取りに来る(甘い球でストライクを取りに来る)
・斎藤にはメジャー志向はある
・(野球部員は)大学という学びの場で、野球以外のこともたくさん学び成長したはず

第6章 全国制覇の崇徳高校から、早稲田大学へ>ここからは應武氏(捕手)の自伝
・今までの監督は広島商業と同じスタイルの野球(少ないヒットでも送りバントを使い、右方向へ打ってランナーを進める)
・2年夏が終わった後に新監督に。送りバントもなんの指示もない「いけいけ野球」
・ほんのささいなことで勝負はどちらにでも転がるものと実感(3年春の選抜2回戦鉾田一高戦)
・近鉄にドラフト3位指名も、高卒でのプロ入りは父親が反対。早稲田落ちたら近鉄に行くことになっていた。
・大卒時には「広島」へ行きたいと希望。またも父親の反対で、新日鉄へ。
・社会人時代は日本生命全盛期ながらも、新日鉄広畑で9年間プレー

第7章 新日鐵君津時代
・君津の監督辞任から後任に
・松中(現ホークス)の話好きを活かして、選手の情報入手
・渡辺俊介(現ロッテ)は、アンダースローにひかれて国学院大から勧誘
⇒国学院の竹田監督は、オリンピックやプロへ行ける選手とは思っていなかった
(スピードガンは見るな)

第8章 学生野球の監督という仕事
・学生野球では選手(学生)と飲んでコミュニケーションをはかるわけにはいかない(孤独)
・常に学生の上を行かねばという意識
・部員全員の技術を平等に高める
・勝つことにはこだわった
⇒チームがまとまる一番の方法は、とにかく試合に勝つこと
⇒勝つから野球が楽しいと感じる。勝つためなら、どんなに苦しい練習にも耐えられる
・BBE=フォアボールを出さない、バントを失敗しない、エラーをしない
・向かっていく気持ちが大事

第9章 野球から得たもの
・勝っても負けても、全力を尽くしてすばらしい試合が出来るならそれでいいという境地にも
・完投型の投手ほど6回にピンチを招きやすい(次に初回の立ち上がり)
・早稲田野球のめざすところ
「野球部愛、練習常善、部員親和、品位尊重、質素剛健、他人迷惑無用」
・といいつつ「ケンカ應武」も最後にはわかった
・最後に「野球は楽しい」「ボールと遊べ」

ということで、上本キュンが去る日曜日の試合で鳥谷負傷欠場に代わって急遽出場したのにすぐ結果を出した要因のひとつに應武さんの指導の賜物もあるということがわかる本だと思いますが、他の方の書評や今日から始まる交流戦の件はこちらからでも
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 06:19 | 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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