2011年05月12日

.@yonda4 4569779522[日本の運命 浅井隆] 狼少年ならぬ狼おじさんの言うたことはいつホンマになるのか?+α

本題に入る前に、
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同じようなことやってる野球系ブロガー多し?
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ここ数年のセ・リーグのAクラス常連がそろってBクラスなんて(゜o゜)
がんばろう日本.jpgという気持ちも盛り上がりそう…

ということで、「日本の運命」は如何に?
暗黒の30年って、どっかのプロ野球チームの話?
日本の運命 [単行本] / 浅井 隆 (著); PHP研究所 (刊)ちと強引に持って来すぎたかな(^_^;)
ともあれ、第二海援隊あ・うんの方じゃなくて、PHPからの出版なので、露骨な自分のファンドの宣伝はありません。

それにしても、この狼少年ならぬ狼おじさん
2003年日本国破産が、2007年になり、掲題の本の少し前に出た本では2014年で、本書では2015年と…
2015年になったら何年に延期になるんでしょうか?
と皮肉のひとつでも言ってみるテスト…

と言いつつ読んでる人もなぁ(^_^;)
本浅井 隆暗黒の30年がやってくる 日本の運命 」(PHP研究所
2010年7月の参議院選挙で、与党・民主党の菅首相は、なぜわざわざ国民の嫌気を買うこと必然の「消費税率の上昇」に触れなければならなかったのか? それは、日本の財政が、国民が考えているよりはるかに厳しく、もはや、「まったなし」の状況まで追い込まれているからである。800兆円を超える赤字国債発行額は、世界第一位だ。そして、新興国の台頭により、あまり望めない経済成長。それどころか、福祉や年金に負担が増し、ますます政府の借金は増えるばかり。はっきり言って、明るい見通しなど全く描けないのが日本経済の真実なのだ。日本は、近未来に財政破綻する。その状況を詳述し、それに日本人としていかに備えるかを、わかりやすく説いたのが本書である。どんなことがあっても生き残るためのヒントが詰まった一冊である。

目次】(「BOOK」データベースより)
プロローグ-20XX年、日本沈没!国が滅んでも生き抜く準備を!
第1章 新・日本沈没
第2章 日本安全神話の崩壊
第3章 自民党に呆れ、民主党に絶望した
第4章 不思議の国・日本
第5章 ユニクロの秘密
第6章 私たちはどこから来て、どこへ行こうとしているのか?
第7章 経済というジャングルで生き残るために
第8章 志とたくましさの両立

【著者紹介】
浅井 隆
経済ジャーナリスト。1954年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部在学中に環境問題研究会などを主宰。同校を中退し毎日新聞社に入社。独自の取材、執筆活動を展開する。その後、バブル崩壊後の超円高や平成不況の長期化、金融機関の破綻など数々の経済予測を的中させてベストセラーを多発し、1994年に独立。1996年、従来にないまったく新しい形態の21世紀型情報商社「第二海援隊」を設立し、以後その経営に携わる一方、精力的に執筆・講演活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(2010.8発行/2011.4.18読了)

そのあたりは色々な見解があると思うのですが、ともあれ参考になるところは参考にします。

【備忘録】
第2章 日本安全神話の崩壊
・「日本安全神話」は砂上の楼閣に過ぎない
@日本国債の安全性、A膨大な個人金融資産〜余裕はほとんどない
B世界最大の債権国、C大きな経常黒字〜国の借金に対して少ない
・国と国民の関係が「共依存」になっていないか?
・そもそも「国が国民の貯蓄をアテにして借金を重ねるという構図」がどれほどおかしいか、そこから議論すべき
・大地震がハイパーインフレを引き寄せる(国家破産を地震のせいにできる)
⇒管理人注:ここはきちんと見守っていかなければね。復興税なんてものを考えているらしいし…

第3章 自民党に呆れ、民主党に絶望した
・歴史こそ最大の教訓(聖書:かって起きたことは、これからも必ず起きる)
・民主主義が最高の統治形態という構図は、実は単なる思い込み
(民主主義においては往々にして愚かな大衆が、愚かな指導者を選びバラマキを要求し、指導者は愚かであるがゆえに保身に走り、愚かな要求に応えようとするから)
・「哲人政治が実現できないのならしょうがない。民主主義で我慢するか」という妥協の産物
・(2009年総選挙による政権交代時の確信)日本が変わるのは間違いない。しかし、それは悪い方向に、だ
・いつしか手段は目的化していく
・自立した政府と自立した国民〜志とたくましさを持った二者の対話が実現されれば、日本が沈没しても再びはい上がってこれる

第4章 不思議の国・日本
・再生のヒントはシンガポールとニュージーランド〜健全な税金の徴収と配分
(シンガポール〜マレー半島の一番突端という地の利を最大限に活かす)
(ニュージーランド〜道路に金をかけない。外見より中身重視)
・志とたくましさが日本再生の道

第5章 ユニクロの秘密
・人間の本質がわかっていて、世の中がどっちに向いていくかという基本的なトレンドをきちんとつかんでいる柳井正氏

第6章 私たちはどこから来て、どこへ行こうとしているのか?
・歴史を知らずに未来を語れない
・人間の行動はいつの時代も基本的なところは同じ
・建物でも土地でも会社でも、人々の心のよりどころの部分には手を出してはいけない
・国が破産したときに、もっとも被害を受けるのは中産階級と頭の固い資産家

第7章 経済というジャングルで生き残るために
・読みながら気になった箇所にはとにかく書き込みを入れる
>管理人注:図書館から借りた本にはそんなことが出来ないのでブログにピックアップするのがその代わり
・最悪の事態を想像して、あらゆるリスクに敏感でなければならな
・起こることの95%は悪いこと
・岩崎弥太郎:劣悪な環境にあっても自分の理想を見失わず、ひたすら自身の精進に努める
・情報というのは、価値があるかどうか正しく判断できて、しかもそれを使いこなせて初めて意味を持つ
(単なるinformationに終わらせず、intelligenceにまで昇華できるか)
・どんな時代もものはやりよう

第8章 志とたくましさの両立
・吉田松陰の松下村塾
〜塾を主宰する立場となっても、塾生に自分の考えを押し付けない。共に知らないことは教え合い、問題について一緒に考える
〜生きた情報をなにより大事に
(故事についても、今の日本の状況、自分の状況に置き換えると何が活かせるか)
・幕末にあって現代にないものは、志とたくましさを持った傑材の存在
・ケイタイやネットの弊害は「やってみなくても検索でわかる」姿勢になること
・日本には「誠実さ」という美徳が残っている

ということで、各論を見ていけば参考になることは色々とあるんですけどね…


なお、サッカーの方で大阪の2チームがアジアチャンピオンをかけて次の試合で直接対決となった件の詳細はこちらで
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タグ:狼おじさん
posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 06:16 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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