

本題に入る前に、一度聞いてみたかった素朴な疑問。
せっかくなのでネット投票を2件貼ってみるテスト。
結果が楽しみだなぁと思いつつ、今回のエントリーは、池上さんのこの本の紹介。
![世界を救う7人の日本人〜国際貢献の教科書〜 [単行本] / 池上彰 (著); 日経BP社 (刊) 世界を救う7人の日本人〜国際貢献の教科書〜 [単行本] / 池上彰 (著); 日経BP社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/516mnKlfKqL._SL160_.jpg)
管理人は某大学の国際なんとか学科卒なのですが、学生時代一時期はこういう国際貢献方面の職業につこうかなと思っていたこともあったものの、実際に就活する段階になってからは企業の中の国際部門希望がベースになりましたね。
実際に就職後は、国際部門と言うよりスペシャリスト部門の海外関係担当を経験してきたに過ぎないんですが、現時点でもう一度学生時代に戻って就活するとして、池上さんのこの本を読んだら、こっち方面にぐっとくるかも…
池上 彰 編・著「世界を救う7人の日本人」(日経BP社)
【内容紹介】
これまで、国際貢献は一般の日本人にとても遠い存在だったが、近年、テレビや新聞でも大特集しているように、アジアやアフリカなど途上国の経済発展や各国の経済進出、その裏にある貧困や食料やさまざまな紛争について急激に報道量が増えている。アジアやアフリカの途上国の発展に、欠かせないのが先進国の国際貢献。水、医療、食料、戦争処理、教育、経済の6つの分野のインフラづくりを、JICAをはじめ日本の公的機関やNGO、ボランティアの方々が赴き、国際協力の現場で毎日奮闘している。ところが、これまでこうした国際貢献の問題をクリアに語ったわかりやすい解説書や教科書は存在しなかった。いま国際問題、経済問題を解説させたら「日本一わかりやすく」「日本一売れる」ジャーナリスト池上彰さんをほかにおいてない。本書は、JICAの国際貢献事業を紹介する目的で、昨年1年間、池上彰さんをナビゲーターにスーダンやウガンダの現地にまで足を運んで専門家に直接インタビューしたコンテンツがベース。6つのインフラを日本の専門家が中心となってどうやって途上国で整備していくのか、国際貢献の現場と仕組みとそこで働く人々の熱意がわかりやすく学べるビジネスパーソンのための「国際貢献の教科書」。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 「水の問題」を救う(東京大学生産技術研究所教授・沖大幹)
第2章 「復興支援の問題」を救う(JICAスーダン事務所長・宍戸健一)
第3章 「命の問題」を救う(国立国際医療研究センター国際医療協力部勤務・藤田則子)
第4章 「食料の問題」を救う(ウガンダ在住JICA専門家・坪井達史)
第5章 「教育の問題」を救う(JICA客員専門員(教育)・原雅裕)
第6章 「経済の問題」を救う(JICA客員専門員・宮司正毅)
第7章 「国際協力の問題」を救う(JICA理事長・緒方貞子)
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
池上 彰(イケガミアキラ)
1950年、長野県松本市生まれ。慶応大学経済学部卒業後、NHK入局。記者としてさまざまな経験を積んだのち、科学・文化部記者を経て、報道局記者主幹に。1994年4月より11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役として、さまざまなニュースを子供から大人までが理解できる、丁寧かつ独創的な解説を行い、人気を獲得する。2005年3月NHKを退局、以後フリージャーナリストとして、テレビ、新聞、雑誌、書籍など幅広いメディアで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(2010.10.18初版第1刷発行/2011.4.17読了)
【備忘録】
【まえがき】
・途上国援助は、援助する側される側、双方に直接的間接的メリットがある。
・ここ数年、不況が世界を覆う中、経済面で数少ない光明が2つ
1.新しいインフラ市場の台頭
(環境問題の深刻化に伴い、エネルギーや都市のシステムを見直し、作り直そうという動き)
2.BOP(ベース・オブ・ピラミッド)市場の台頭
(発展途上国の低所得者層[年収3,000ドル未満]の市場の急成長)
・日本の国際協力の取り組みは、徹底的に途上国の人たちと足並みを揃えてプロジェクトを進めて行こうという点に特徴がある
・国際協力にはビジネスパーソンにとっても、次の3点が学べる
1.社会起業やNPO、CSR(企業の社会的責任)活動のお手本
2.プロジェクトマネジメントのお手本
3.グローバリゼーションの先端
第1章 「水の問題」を救う(東京大学生産技術研究所教授・沖大幹)
・池上「『湯水のごとく使う』とは、日本では気軽に使うことながらも、アラブ諸国では「大切に使う」という意味になる」
・水は人間のあらゆる営みの根幹にかかわる
⇒ということで、詳しい堀り下げは沖 大幹氏が監訳した「水の世界地図 第2版 刻々と変化する水と世界の問題」を。
![水の世界地図 第2版 刻々と変化する水と世界の問題 [単行本(ソフトカバー)] / Maggie Black, Jannet King (著); 沖 大幹, 沖 明 (翻訳); 丸善 (刊) 水の世界地図 第2版 刻々と変化する水と世界の問題 [単行本(ソフトカバー)] / Maggie Black, Jannet King (著); 沖 大幹, 沖 明 (翻訳); 丸善 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51HcG6tUI4L._SL160_.jpg)
水の世界地図[第2版](丸善)
【内容】
絶対に必要で、これまでずっと存在してきた驚異的なもの“水”について、私たちはどのくらい考えることがあるでしょうか?私たちは、水を浴び、飲み、食料を栽培し、水を使ってモノを運び、水辺で釣りをし、水からエネルギーを生みだし、そして天体に水を探しに宇宙にも行こうとしています。 世界では、国・地域によって、まったく異なる水事情、水問題が起きています。本書「水の世界地図 第2版」では、飲み水の問題から、水へのアクセスの問題、気候・環境の変化、使用できる水の量、水質、公衆衛生、農業生産や工業生産で利用する水の量―私たちが知らず知らずに使っている水の量、水ビジネス、水の管理など、あらゆる水問題を各項目別に分け、見開きで解説しました。 世界中のどこでどのような水問題が起きているかを知ることができるとともに、確かなデータをもとに、世界地図上で状況を色分けし、イラスト付きのグラフなど、工夫を凝らしてまとめられています。水問題の進展と現状をきちんと解説し、環境問題を意識した教育、または家庭での疑問や未来に向けた考えを深めるために、大いに役立つことでしょう。
【目次】
PART1:有限な資源
地球は水瓶/水不足/増大する需要/先細る供給/競合と紛争/
PART2:環境プレッシャー
気候の変化/都市化/変更される水路/干上がる湿地/乾燥地と旱魃/洪水
PART3:生きるための水
飲用水/公衆衛生のための水/家庭用水/水と疾病/疫病媒介動物/食料のための水/水が奪うもの
PART4:生産のための水
灌漑/工業のための水/エネルギーのための水/漁業のための水/輸送とレジャー/売るための水
PART5:傷ついた水
水汚染物質/水汚染/傷んだ水路/脅威にさらされる生態系
PART6:未来の水
ミレニアム開発目標/条約と約束履行/深まる協調/水マネジメント/ウォーターフットプリント/値段の付いた水/技術による解決策
PART7:水データ
需要と資源/水の利用
【プレビュー】
第2章 「復興支援の問題」を救う(JICAスーダン事務所長・宍戸健一)
・保健、水、教育は復興支援の「三種の神器」
・「仕組み」をつくって「人」を育てることで、現地の人々をやる気にさせる
(援助する側の自己満足で終わってはいけない)
第3章 「命の問題」を救う(国立国際医療研究センター国際医療協力部勤務・藤田則子)
・日本が得意とする「現場主義」の優位性は世界的にも認められている入るものの、残念ながらアピール不足
第4章 「食料の問題」を救う(ウガンダ在住JICA専門家・坪井達史)
・ネリカ米というアフリカの風土に合ったコメの普及が、新しい主食と商業作物の供給に
(日本の農業技術が欠かせない)
第5章 「教育の問題」を救う(JICA客員専門員(教育)・原雅裕)
・現地の女性「知識がないのは無知の闇。学ぶことによってその闇が開けた。」
・学校教育の浸透のためには、子供以上に親に教育の意義を理解してもらう
・援助する側の都合ではなく、地域のニーズを第一に学校教育を再構築
第6章 「経済の問題」を救う(JICA客員専門員・宮司正毅)
・途上国が経済面で離陸するには時間がかかるが、一定水準を超えると一気にテイクオフして自力飛行ができるようになる
・アフリカにおける日本の国際協力の特徴⇒相手国のニーズに合わせて辛抱強く現地化
・途上国は、世界にアピールできる「自国の魅力」を探り当てよう
第7章 「国際協力の問題」を救う(JICA理事長・緒方貞子)
・彼らが困っているなら難民として援助しなさい
・国際協力の仕事は、団体ごとに縦割りになっているけど、本来はお互いの仕事が重なりあっていないと手厚い援助はできない
・国際協力で活躍が目立つのは女性が多いけれど、海外で仕事を終えてきた女性たちの再就職先が日本にはほとんどない⇒日本の損失
あとがき
・雇用の安定と平和が切っても切れない関係にある
⇒日本の現状も戦争なき内戦状態に近いかも
・女性の能力が新しい社会を創る
⇒緒方さん「日本国内に優秀な女性の雇用の場が十分に確保されていない」
・ダライ・ラマ「人間、どこかで自分は必要とされていると思えることが大切」
【参考書評】
・ありがとう 今日も幸せ☆
・日刊教育ブログ〜ひょうたんからコラ〜
・とある社会起業家のメモ 〜Social Entrepreneur's Newsclip〜
それにしても、高橋信二選手(日ハム)の巨人へのトレードの件。【巨人公式】
ssasachan / スーパーサウスポーあさちゃん。
えっ!?Σ( ̄□ ̄)!信二なだけにまさに「シンジラレナ〜イ!」 RT @Yakyuzuki_news: 【F公式】 トレード成立のお知らせ http://dlvr.it/R5rSx #lovefighters at 05/09 19:10
えっ!?Σ( ̄□ ̄)!信二なだけにまさに「シンジラレナ〜イ!」 RT @Yakyuzuki_news: 【F公式】 トレード成立のお知らせ http://dlvr.it/R5rSx #lovefighters at 05/09 19:10
って、梨田か(゜o゜)
と言う件の詳細はこちらで。
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斎藤佑樹投手の診断結果の件とか巨人の星が西武へ行っちゃう件もね…