『GIANT KILLING』(ジャイアントキリング)のコンセプトというか、達海 猛ETU監督の信条は「弱いチームが強い奴らをやっつける」こと。
ここまでのベイは、中日に2勝1敗、ヤクルトに1勝1敗1分、広島に3敗、阪神に1勝1敗だから、今年の横浜ベイスターズは「ジャイアントキリング」(略して「ジャイキリ」)。
この調子で火曜日からの中日3連戦と金曜日からの巨人3連戦もよろしくね。
少なくとも巨人を優勝させないことには地元出身の好投手菅野君(東海大)の指名すら出来ないと思うし…
ということで、甲子園の試合の件のさらに詳しいことは現地にいたかれいどさんのエントリーやこちらをご覧いただくとして
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(Ser.5425・2287日連続更新)
尾花監督はじめベイスターズのコーチ・選手らが意識改革の一環として「もしドラ」とともに読んでるかもしれない、ジャイアントキリングを起こす19の方法の紹介を。
自分のようにマンガの方を
読んだことがない人には、
「マンガと現実がごちゃまぜでややこしい」
というファーストインプレッションを感じるかもしれませんね。
もっとも、「サッカーコラム J3 Plus+」でも「こんな人にはおススメ出来ない」→・まだ、マンガを読んでいない人。って、やっちまった〜(^_^;)
ともあれ、ドカベンドカベンのように現実がマンガの方に追いついたケースもあるし、ジャイキリも(特に経験の浅い監督・コーチなどが)実際のゲームに応用していることもあるんでしょうね…
ちなみに、昨日のJリーグでは愛媛FC?
それと、
ssasachan / スーパーサウスポーあさちゃん。
.@yonda4 4809409090[ジャイアントキリングを起こす19の方法] 読了なう。詳しいことは後日ブログでUPするけど、第6章(P87-88)で遠藤さちえさんのことが実例として書かれてますので、 #Bellmare サポの方はそのページだけでもぜひ一読を(^_^;) at 03/27 10:48
.@yonda4 4809409090[ジャイアントキリングを起こす19の方法] 読了なう。詳しいことは後日ブログでUPするけど、第6章(P87-88)で遠藤さちえさんのことが実例として書かれてますので、 #Bellmare サポの方はそのページだけでもぜひ一読を(^_^;) at 03/27 10:48
ETUの広報・永田有里さんがどうなのかは、自分はわかりませんが、ベルサポとしては遠藤さちえさんにスポットライトが当たっているのは嬉しいなあ(^O^)/
ちなみに、こんなことが書かれてました。
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・有里との共通点〜「美人広報」と呼ばれるくらいの可憐な風貌からは想像もできないほどの根性と体力
・ベルマーレで働くことを希望した遠藤さんに最初に課せられたのは、ブラジル人の世話役。「1週間でポルトガル語を覚えてこい」の業務命令に、必死になって勉強し1週間でそれなりに話せるようになったという並はずれた根性の持ち主
・14年間働いてきて1回も病気になったことがないのが自慢
・2010年シーズンのグランパス優勝決定試合でのホスピタリティあふれる仕事ぶり
【同じベルサポのかごはらさんの「Blue wave Ψ Green wind」でも同じようなことが書いてあります。】
ジャイアントキリングを起こす19の方法(東邦出版)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
日本サッカーに“今”求められているものとは何なのか?ETU監督の達海猛は選手にこう語りかける。
「お前ん中のジャイアントキリングを起こせ」
【目次】(「BOOK」データベースより)
プロローグ 「ジャイアントキリングという発想」…岡田康宏
巻頭 ETU達海猛監督 バーチャル・インタビュー…岩本義弘
第1章 達海猛のメンタルコントロール…田中滋
第2賞 達海猛と弱者の戦略…岡田康宏
第3章 椿大介に見る、抜擢とブレイクの相関関係…川端暁彦
第4章 ひとつのクラブで戦い続けるミスターETU村越茂幸…土屋雅史
第5章 フリーライター・藤澤桂はどうやって生活しているのか?…北健一郎
第6章 ETUのアイドル永田有里と広報のお仕事…北健一郎
第7章 達海猛から椿大介へ。ETU7番の系譜…岩本義弘
第8章 後藤GMと常勝チームの作り方…田中滋
第9章 笠野スカウトに見る、日本サッカーの現実…川端暁彦
第10章 日本における最高のファンタジスタ、ルイジ吉田…岩本義弘
第11章 平泉監督と監督の言葉…岡田康宏
第12章 FWのポジションを争う世良、堺、夏木のライバル関係…土屋雅史
第13章 ETUの守護神・緑川宏のGKテクニック…北健一郎
第14章 赤崎遼が示す年代別代表のメリット・デメリット…川端暁彦
第15章 ベテラン丹波の存在感…田中滋
第16章 ユナイテッド・スカルズとサポーターという生き方…岡田康宏
第17章 クラブ経営はつらいよ。ETUとアルビSの経営論…是永大輔
コラム 名古屋×ETU 試合レビュー…土屋雅史
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
岩本義弘(イワモトヨシヒロ)
1972年7月24日生まれ。東京都町田市出身。サッカー専門出版社、株式会社フロムワン専務取締役。『ワールドサッカーキング』、『CALCIO2002』、『Jリーグサッカーキング』など、各誌の編集長、編集局長を歴任。国内外のサッカー選手への豊富なインタビュー経験がある。スカパー!セリエAを中心に、サッカー解説者としても活躍中
田中滋(タナカシゲル)
1975年5月14日生まれ。東京都日野市出身。ライター。J’sゴールおよびエルゴラッソの担当記者として、鹿島アントラーズ・東京ヴェルディで取材を重ねる。09年3月には「鹿島の流儀」(出版芸術社)を著し、茨城県のはずれにある地方クラブのひとつだった鹿島が、国内最強クラブに成長する影に、ひとりの強化部長の存在があることを伝えた。選手や監督ではなく、初めて強化担当やGMという存在に光を当てた作品として知られる
岡田康宏(オカダヤスヒロ)
1976年生まれ。東京都出身。ライター、コラムニスト、編集者。サッカー情報サイト「サポティスタ」編集人。サブカルチャー誌の編集者出身で得意分野はサッカー文化、サポーターやファンカルチャーなど
是永大輔(コレナガダイスケ)
1977年5月10日生まれ。千葉県出身。日本大学芸術学部を卒業後、サッカージャーナリストの傍らIT企業でサッカービジネスに携わる。2008年からアルビレックス新潟シンガポール会長、シンガポールサッカー協会理事
川端暁彦(カワバタアキヒコ)
1979年8月7日生まれ。大分県出身。2004年に誕生したサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』の創刊事業に携わり、創刊後は同編集部に所属。今季から編集長。それ以前はフリーランスとして活動し、当時も今もユース年代の取材をライフワークと定めている
土屋雅史(ツキヤマサシ)
1979年8月18日生まれ、東京都出身の群馬県育ち。J SPORTS「WORLD SOCCER NEWS Foot!」ディレクター
北健一郎(キタケンイチロウ)
1982年7月6日生まれ。北海道旭川市出身。日本ジャーナリスト専門学校卒業後、放送作家事務所を経て、フリーライターに。2005〜2009年の4年間、ストライカーDXでライター・編集者、後に独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(2010/12/18発売・2011/3/27読了)
【備忘録】
第1章 達海猛のメンタルコントロール…田中滋
・現代のサッカーシーンにおいて、選手をモチベートすることは、監督の責務の中でも重要な位置を占めている
〜2007年J1、残り5試合勝ち点差10をひっくり返して大逆転優勝した鹿島オリヴェイラ監督が最終戦で「みんなで歴史を作るんだ」
・大事なのは目標を立てることではなく、そこにどれだけのエネルギーと情熱を注ぎこめるか。
・「お前ん中のジャイアントキリングを起こせ」
第2賞 達海猛と弱者の戦略…岡田康宏
・自分たちの長所を生かしつつ、相手の弱点を突く
(2002年と2010年のワールドカップの例)
〜試合の中で「やれる」という自信をつかみ、チームの成熟度も上がる
第3章 椿大介に見る、抜擢とブレイクの相関関係…川端暁彦
・監督によって選手を評価していく基準は大きく違っている
・やんちゃ系を一律に切ってしまうのはどうなのか?
>川端さんは、海老蔵を殴った人のことを想定?
第4章 ひとつのクラブで戦い続けるミスターETU村越茂幸…土屋雅史
・定義:1つのクラブで10シーズン以上在籍した上、そのクラブで現役をまっとうして引退した選手
>エスパルスを戦力外になってヴァンフォーレに移籍した伊東輝さんは該当しなくなっちゃうのね(ToT)
>ミスターベルマーレ 坂本紘司は、今後どうなるのか?
第6章 ETUのアイドル永田有里と広報のお仕事…北健一郎
・遠藤さちえさんのことは前述のとおり
・「選手を守る」ことも広報の仕事
・チームのひとりひとりが自分の立場を超えていくこと(選手もスタッフも)
>管理人はそんな仕事ばかりですが(^_^;)
第7章 達海猛から椿大介へ。ETU7番の系譜…岩本義弘
・ワンプレーでスタジアムの雰囲気を変えられる選手
第8章 後藤GMと常勝チームの作り方…田中滋
・鹿島、ガンバ、川崎の安定して上位にいる3チームは1人の強化責任者が長年チームのマネジメントを担ってきた
・新興クラブや歴史の浅いクラブはフロントが未熟
・自ら情報収集し、判断することを怠ってはいけない
・東京ヴェルディは「ヴェルディらしさ」(充実した育成組織、ズルいサッカーなど)を確認・共有することで再生の道へ
・これからはGM(マネジメント)が限られた資本を駆使してチームを編成し、最大限に能力を発揮させたクラブがJリーグを制覇する可能性が高い
>競技は違うけど、この章だけもどっかのプロ野球チームのフロントに読ませたいなあ
第9章 笠野スカウトに見る、日本サッカーの現実…川端暁彦
・Jリーグは(新人の金銭的条件に上限があるゆえ)スカウトの仕事は「説得」がメインに
・ゆえに「埋もれてしまう選手」が、その発掘も大事
・本田△もマリノス監督時代の岡ちゃんに「通用しない」と言われた
第10章 日本における最高のファンタジスタ、ルイジ吉田…岩本義弘
・ファンタジスタとは:プレーでファンタジーを表現できる人。生まれついての才能
第11章 平泉監督と監督の言葉…岡田康宏
・岡ちゃん「スランプになった選手は無理に引き上げても10人中5人はまた沈む。コーチは自力ではい上がってくる選手だけに手を差し伸べるべき」
・野洲高:山本佳司監督「サッカーは教育よりも大きい。マラドーナの「神の手」ゴールなど教育の範疇で教えられないこともあるし…」
・オシム「日本社会ではサッカーが高い位置を占めていない」
>管理人補足所感:今回の東日本大震災への対応でも、野球界(特にセの、特に自称盟主チーム)が叩かれたのはそれだけ高い位置を占めているからで、サッカー界の対応が褒められたのはそのアンチテーゼとしてだと思う
第12章 FWのポジションを争う世良、堺、夏木のライバル関係…土屋雅史
・GKは固定されやすいが、FWはもっとも出場しやすく、最も替えられやすいポジション
・ボールはしぶとくあきらめない奴の前に転がってくる
第13章 ETUの守護神・緑川宏のGKテクニック…北健一郎
・ジャインアントキリングの影にGKあり(1996年アトランタ五輪でブラジルを1−0で破った時に、28本物シュートを止めた川口能活)
・GKはすごいシュートをすごくみせない技術が大事
>元ガンバ・浦和・湘南の都築龍太はそのタイプ、西部洋平も?
>野澤洋輔はファインセーブで目立ちたいタイプ
>野球でも新庄や仁志のように抜けたと思った当たりが正面だったという守りをする人もいるし…
・シュートを打たせないことも重要
・失点のあとの切り替えも
第14章 赤崎遼が示す年代別代表のメリット・デメリット…川端暁彦
・代表召集を嫌がるクラブは少なくない(Jリーグの日程と合っていないし)
第15章 ベテラン丹波の存在感…田中滋
・永遠のサッカー小僧、カズとゴン
・この歳になって新しい自分を発見できた
第16章 ユナイテッド・スカルズとサポーターという生き方…岡田康宏
・サポーターは大人のサークル活動
・俺たちの力を信じろ。チームを強くするのはサポーターだ!
〜実例:浦和レッズ
>野球界では、阪神タイガースと千葉ロッテマリーンズか?
>片方はフロント・
>手法は異なるけど…
・全力を尽くして戦った後に心を通わせる光景があるスタジアムを期待
>2010年11月14日エスパルス−ベルマーレ戦
>2010年11月20日ベルマーレ−グランパス戦
なお、昨日のプロ野球の試合の件とかJリーグの件とかはこちらで。
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