2011年02月04日

.@yonda4 4901318934[龍馬との対話〈上〉「出でよ!第二の龍馬」坂本龍馬船中八策] 浅井 隆著

本題に入る前に、昨日も冒頭でふれた件の続報

そもそも、「八百長」とはWikiによれば
【由来】
八百長は明治時代の八百屋の店主「長兵衛(ちょうべい)」に由来するといわれる。八百屋の長兵衛は通称を「八百長(やおちょう)」といい、大相撲の年寄・伊勢ノ海五太夫と囲碁仲間であった。囲碁の実力は長兵衛が優っていたが、八百屋の商品を買ってもらう商売上の打算から、わざと負けたりして伊勢ノ海五太夫の機嫌をとっていた。
しかし、その後、回向院近くの碁会所開きの来賓として招かれていた本因坊秀元と互角の勝負をしたため、周囲に長兵衛の本当の実力が知れわたり、以来、真剣に争っているようにみせながら、事前に示し合わせた通りに勝負をつけることを八百長と呼ぶようになった。

と書いてあるように、相撲由来の言葉。
昔から、7勝7敗で千秋楽を迎えた関取はほとんど勝ち越してるし、100%真剣勝負であるべきとも思いませんが、メールの記録という動かぬ証拠が出てきた以上スルーというわけにはいかないんでしょうね。
もっとも、徹底究明をと言っている人の中には、「(「あったとすれば、重大な国民への背信行為」なんて)自分のことを棚に上げて…」という人も…
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本件に関連しては、ブログ巡回先の「八百長問題関連エントリー」のいくつかに本エントリーをトラックバックしているので、いずれつくそのお返し等もご参照いただくとして、今回の本題は「自分のことを棚に上げて…」つながりで
龍馬との対話〈上〉「出でよ!第二の龍馬」坂本龍馬船中八策 [単行本] / 浅井 隆 (著); あうん (刊)
下巻もあるらしいんですけど、(上)だけでいいです。

本書は、「龍馬が現代に現れたら」という想定で著者と対話する内容で、刊行の時期からして、NHKの「龍馬伝」に便乗したことは明らか。

Amazonでもレビューが1件もないと言うことは、

ほとんど売れてませんね(^_^;)

もっとも、自分も図書館で借りたんですが…

もういいかげん本性ばれてるか…

だいたい、この浅井隆と言う人「国家破産」をあおって自分のところの「海外ファンド」を買わせようとするあたり、経済ジャーナリストの良心はどこへ?
本浅井 隆『龍馬との対話(上巻)「出でよ!第二の龍馬」坂本龍馬船中八策』(あ・うん)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
“日本を今一度せんたくいたし申候”。龍馬は志半ばでこの世を去った。「龍馬との対話」は坂本龍馬と浅井隆の魂を揺さぶるふれあい旅。

【目次】(「BOOK」データベースより)
巻頭提言 この国を洗濯せよ!─浅井版「新・船中八策」
(今こそ「船中八策」の精神を!)
第1策 新しい民主主義を制定するための「新しい憲法」を制定すべき事
(龍馬との対話─その1/浅井隆の21世紀の明治維新案─提言その1)
第2策 大統領制と道州制を導入し、日本を「合衆国」とすべき事
(龍馬との対話─その2/浅井隆の21世紀の明治維新案─提言その2)
第3策 現行の官僚システムを廃し、行政をNPO化すべき事
(龍馬との対話─その3/浅井隆の21世紀の明治維新案─提言その3)
第4策 貧乏人に優しく、巨額寄付者にも優しい「革命的税制」を立てるべき事
(龍馬との対話─その4/浅井隆の21世紀の明治維新案─提言その4)

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
浅井 隆(アサイ・タカシ)
経済ジャーナリスト。1954年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部在学中に環境問題研究会などを主宰。一方で学習塾の経営を手がけ学生ビジネスとして成功を収めるが、一転、海外放浪の旅に出る。帰国後、同校を中退し毎日新聞社に入社。1994年に独立。1996年、従来にないまったく新しい形態の21世紀型情報商社「第二海援隊」を設立し、以後その経営に携わる一方、精力的に執筆・講演活動を続ける。2005年7月、日本を改革・再生するための日本初の会社である「再生日本21」を立ち上げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(2010.1.4初版発行/2011.1.23読了)


【著者が本書で主張すること一部抜き書き】
・今こそ、龍馬の言う「日本の洗濯」が必要
・まずは、憲法改正から〜今の日本国憲法は当時の占領軍の理想を明文化したものにすぎない
・小選挙区制をやめ、中選挙区制に戻す
>管理人の見解も同じ。国民の選択肢が民主か自民かの二者択一では民意の反映ができない
・日本国憲法第98条も第1項で「憲法は、国の最高法規…」と規定する一方で、第2項では「〜国際法規の誠実な遵守〜」と定めていることからして自己矛盾がある
・議院内閣制ではもうラチがあかないので、大統領制を導入すべし
・「道州制」で歳出入を地方に移すべき
・幕末の頃も明治維新の関係者も今に至るまで官の汚職構造は変わっていない
・昔の官僚は「お上意識」がプンプンとしていたとはいえ、「国家のため、国民のため」意識はあった。今は仲間内(省庁内)の利益までしか考えていない
・余った予算は国家に返納しましょう。赤字になったら即罷免
・脱税を取り締まるより、(国を支えるためという意識をもって)税金を払いたくなるような税制を
・欧州諸国では付加価値税が20%超えるような国も多いが、非課税品目や軽減税率の適用などにより、全部同じ5%の日本と実質負担率は変わらない

なお、下巻までは読む気はないので、参考までに「目次」レベルまで紹介しておきます。
本龍馬との対話(下)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
龍馬は志半ばでこの世を去った「龍馬との対話」は坂本龍馬と浅井隆の魂を揺さぶるふれあい旅。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第5策 日本人の“良き心”を取り戻すために、教育システムを抜本的に改革すべき事
(烈迫の気合いで松陰が説いた、「論より証拠」の生き方/「志士」は「死士」か─「狂」に生きる男たち ほか)
第6策 日本独自の国際貢献のために、新しい“軍隊”を創設すべき事
(高杉晋作の「奇兵隊」は現代のNGOだ/志士それぞれの剣の道 ほか)
第7策 アンモラルを徹底摘発する「オンブズマン警察」を設けるべき事
(柳沢、間部、田沼─側用人政治の金権腐敗/享保、寛政、天保─江戸三大改革の功と罪 ほか)
第8策 財政を立て直すために「公会計」を改革すべき事
(“黄金の国・ジパング”の富を狙え/“政府紙幣”も出た、幕政一五代のフトコロ勘定 ほか)
結びに 龍馬おおいに吠える─二〇一〇年『庚寅』は何かが起きる 龍馬が日本の政治に喝!

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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 06:23 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(2) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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[八百長?]いよいよ出てきましたか
Excerpt: もともと八百長とは相撲の世界から出た言葉といわれています(相撲の年寄との碁打ちで
Weblog: BBRの雑記帳
Tracked: 2011-02-04 11:41

メールが証拠? 大相撲で八百長
Excerpt: まぁ、昔からいわれてはいたことですけどね。
Weblog: つらつら日暮らし
Tracked: 2011-02-04 21:49
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