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ご覧いただくとして、今回も本の紹介で。
![日本風景論 (角川選書) [単行本] / 池内 紀 (著); 角川学芸出版 (刊) 日本風景論 (角川選書) [単行本] / 池内 紀 (著); 角川学芸出版 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41IgKpw88VL._SL160_.jpg)
「日本風景論」の元祖はこちらですが、
![日本風景論 (岩波文庫) [文庫] / 志賀 重昂, 近藤 信行 (著); 岩波書店 (刊) 日本風景論 (岩波文庫) [文庫] / 志賀 重昂, 近藤 信行 (著); 岩波書店 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/511ciJYmrBL._SL160_.jpg)
池内さんもそれはあらかじめ知った上で書いていると「はじめに」に載ってました。
自分のは「論」とは言っても、「自分の流儀で、自分の見つけた風景」を語っているとのこと。
なので、この本のピックアップというより、当ブログ管理人がこの本で取り上げられた場所の中で行ったところを画像込みで。
・誕生記―神社(三重県 伊勢)
ここはできれば一生のうち最低1回は参拝するところだと思います。
・幻の防壁―松原(福井県 敦賀)
乗り鉄で琵琶湖一周の過程で福井県初踏破。敦賀駅で待っているだけなのもなんなので、タクシーでここまで足を伸ばしました。
・鎮守府開庁―坂(広島県 呉)

呉に行ってと言っても、「大和ミュージアム」を見に行っただけですが…
それにしても、呉線。「坂」の次は「矢野」とわね(^_^;)
・ハーイ、五百段―石段(香川県 琴平)
【画像なし】
1990年の9月にツアーで登りました。当時は若かったのでその後、桂浜やら高知市内でさんざん遊んだのに翌日に疲れが残ってませんでした。
・騎士団の夢―石垣(熊本県 熊本)

熊本には結構いってる割には熊本城に行ったのは少なかったりします(^_^;)
・迎え火・送り火―城址(大分県 竹田)
【画像なし】列車で通り過ぎただけですが、豊後竹田駅の駅メロが「荒城の月」だった記憶が
・火の国にて―火山(鹿児島県 桜島)
ちなみに、鹿児島の方から見ただけです。
・山麓徘徊―山(日本国 富士山)
【画像は家から撮ったものじゃないけど】
登ったことはないです(^_^;)
・「あとがき」から〜小布施の北斎の描いた象の下絵
たしかこのあたりの「北斎館」で見たような気が…
池内 紀「日本風景論」(角川選書)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
寺社をめぐり、島に渡り、山を仰ぎ見る。乗り物に運ばれるのではなく、自分の足で歩く旅がしたい。敬虔な気持ちでまわりをよく見て、こまかいことに気をつけ、土地の人の言葉に耳をすます。伊勢神宮、宗谷岬、気比の松原、こんぴらさんの石段、那智の滝、隠岐の島、四国の遍路道、桜島、富士山─。デイパック一つを背中に日本各地を足まめに歩いた著者が、あるべき風景の原点に触れ、歩く旅の魅力をあますところなく綴った、滋味あふれるエッセイ。
【目次】
はじめに
第一章 水の記憶
水の記憶
誕生記―神社(三重県 伊勢)
神さまの領分―しめ縄(北海道 江差)
三角の頂点―岬(北海道 宗谷)
うらのとまや―浦(石川県 能登)
幻の防壁―松原(福井県 敦賀)
第二章 穴の記憶
穴の記憶
鎮守府開庁―坂(広島県 呉)
青春ニッポン―盆地(山口県 山口)
ハーイ、五百段―石段(香川県 琴平)
物見の道―峠(岐阜県 御嶽)
騎士団の夢―石垣(熊本県 熊本)
第三章 島の記憶
島の記憶
幻の獣―滝(三重県 那智)
風景づくり―運河(滋賀県 近江八幡)
よどみの底―沼(茨城県 牛久)
瓦の夢―川(島根県 江津)
生死を知らず―河口(宮城県 石巻)
ウサギとワニ―島(島根県 隠岐)
第四章 像の記憶
像の記憶
お経と号令―寺町(香川県 善通町)
門口めぐり―城下町(兵庫県 篠山)
迎え火・送り火―城址(大分県 竹田)
精霊の里―墓地(鳥取県 琴浦)
祈りのかたち―遍路道(高知県 室戸)
火の国にて―火山(鹿児島県 桜島)
山麓徘徊―山(日本国 富士山)
あとがき―絵図と地図
初出
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
池内 紀(イケウチオサム)
1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。著書に『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞・角川文庫)、『ゲーテさんこんばんは』(桑原武夫学芸賞・集英社文庫)、訳書にゲーテ『ファウスト』(毎日出版文化賞・集英社文庫)、『カフカ小説全集』(全六巻、日本翻訳文化賞・白水社)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(2009.3.10初刊発行/2011.1.10読了)
【備忘録】
・遍路の心得5カ条
1.自然に還る
2.つねに仏とともにいる
3.人間愛に徹する
4.心身の病魔を守る
5.宗教生活の意義を体験する



