まだ続きがありました(^_^;)
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どんな選手かよくわからないのでGoogleったら、ロアッソ熊本(2010年に期限付移籍)のHPの選手紹介のところで動画がありました。⇒

寝起きか?という突っ込みはともかく、大学時代からグランパス入団時には「中村俊輔みたいになれる」と評価されていたようで、左MFかSBでの起用になるものかと思います。
また、三平が大分トリニータへ期限付き移籍。巻、佐々木の加入で出場機会が少なくなりそうな所、よそへ修業に出したという感じですかね。三平の経歴を見るとずっと地元にいたから、外の飯を食ってくるのもいい経験になるかと。どっかのプロ野球チームでも最初からご当地選手で入団するより、一度よそにいてから地元に戻ってきた方がいいみたいだいしね。
それと
まだまだ、来る人出る人いろいろありそうな予感がしますが、さらなる詳細は「BREEZE〜風の便り〜」さんやこちらをご覧いただくとして、
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今回の本題は、2010/6/4刊行・12.27読了のこの本の紹介。
![日本の壊れる音がする 今なら、まだ間に合う! [単行本] / 島田 晴雄 (著); 朝日新聞出版 (刊) 日本の壊れる音がする 今なら、まだ間に合う! [単行本] / 島田 晴雄 (著); 朝日新聞出版 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41-N2ztZ5RL._SL160_.jpg)
この手の本が朝日系から出てくるとわね。
著者は小泉政権では内閣府特命顧問として構造改革を推進した立場なので、今の民主党に対して批判的なのは本書を読む前から想定の範囲内でした。
2009年の総選挙では国民の多くは、民主党に期待してだろうとは思うものの、(自民党でない大きい政党としてそこに存在していた)民主党が消極的に選択されたと判断するのが妥当だという見解で、それは管理人もおおむね同意。
子供手当や高校授業料無償化などの直接給付より、保育所環境・施設や奨学金制度の充実化などの必要なインフラ整備の方が効果的というのにもほぼ同意。
民主党になってから何も変わってないどころか、むしろ前より悪くなった
その一方で、自民党も自己改革・新生をまったくしていない。国民はどこにきたいしたらいいのかわからなくなっている。
成長戦略に関しては、確かに必要なことは認めますが、日本にはもうそんなに成長のパイがないでしょうね。
むしろ、「このままでは日本は衰退の道をたどるだけ。だから増税が必要。痛みが伴うが何もしないよりはまし」だと耳の痛い話をハッキリ言った方がいいですね。
選挙で甘いことを言っても、財源の裏付けがないのですから。
)島田晴雄「日本の壊れる音がする」(朝日新聞出版)
大きな期待を背負って民主党政権が発足してから10カ月近くがすぎた。歴史的な大転換であるはずが、現実には経済戦略の不在や沖縄問題の膠着から、国民のあいだには言いようのない閉塞感と政治への失望感が広がっている。積極的な政策提言を続けてきた著者が、民主党政策の問題点を鋭く指摘しながら、国づくりの新しい方向性を指し示す。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
政治への失望が絶望に変わるとき、民主主義崩壊のカウントダウンがはじまる。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 民主党政権への期待
第2章 何かがおかしい
第3章 国家像が見えない
第4章 日本が壊れてゆく
第5章 歴史の変化に乗り遅れた日本
第6章 座標軸を問う
第7章 確かな未来を築くために
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
島田晴雄(シマダハルオ)
1943年生まれ。65年慶應義塾大学経済学部卒業、70年同大学大学院博士課程修了、74年米国ウィスコンシン大学にて博士号取得。現在は千葉商科大学学長、慶應義塾大学名誉教授。経済企画庁経済研究所客員主任研究官、フランスESSEC(経済経営グランゼコール)交換教授、米国MIT訪問教授、富士通総研経済研究所理事長等を歴任。2001年9月より5年間内閣府特命顧問。専門は労働経済学、経済政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです
【備忘録】
第1章 民主党政権への期待
・特別会計とは役人の予算
・税収不足が民主党政権の財政運営をきわめて厳しいものにした
・日本を守るには核抑止力は必要
第2章 何かがおかしい
・民主党が社民党、国民新党と連立を組んだ際の政策合意(安保、労働行政、郵政など)から、連立の呪縛と暴走が始まった
⇒参院対策に国民が違和感
・ブレ続ける沖縄問題、経済計画なしの経済運営、「政治とカネ」の問題でさらに迷走
・沖縄の地元にも「沖縄のため、日本のため、世界平和のために、沖縄で米軍基地を受け入れるべき」と考えている人は少なくない
・鳩山首相(当時)は口先だけ、実現のためのなんの努力もしない
・予算の裏づけや具体的に実現する方法のない「新成長戦略:基本方針」
・小泉改革で財政のプライマリーバランスを改善しつつあったのに、安倍・福田・麻生政権下で悪化し、民主党政権では改善する気がないようだ
・国債が国内でファイナンスできるうちはいいが、今の長期的低金利は奇跡みたいなもので、いずれ危機がやってくる。その危機はかなり急激かつ厳しいものになるだろう
・雇用問題は、派遣禁止とかの法律的改正ではなく、(高度成長時代の賃金体系である)年功賃金を見直し、仕事と能力に応じた賃金体系に代えていくべき。そのために、教育と訓練とマッチングの徹底的な強化に行政は力をいれるべき
・子供手当より保育時間の延長のための規制緩和を
・民主党のマニフェストの主な政策は、逆効果を生んでしまうバラマキばかり
第3章 国家像が見えない
・小沢さんは
日本改造計画
![日本改造計画 [ハードカバー] / 小沢 一郎 (著); 講談社 (刊) 日本改造計画 [ハードカバー] / 小沢 一郎 (著); 講談社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/11ZC8GEG3VL._SL160_.jpg)
・それが、政権奪取のために左翼および中国に魂を売った
・小沢氏が中国に傾斜する意図が読めない。角栄が何をしようとしているのは当時の国民には見えた
・民主党の政策は再分配の重視と成長の軽視
第4章 日本が壊れてゆく
・バブル崩壊後失われた10年どころか20年。その間他国は全体的に高度成長していた
・日本の製造業の技術力などの強みも危うくなってきている(国家活力の低下)
・イギリスはウィンブルドン方式で外に門戸を開いて長期低迷から立ち直った
・日本のセーフティネットが機能しなくなってきている(雇用保険、生活保護、医療保険)
・今の大学生は意欲ある学生とない学生との落差が激しくなっている上に、意欲のない学生が増えてきていると感じる
第5章 歴史の変化に乗り遅れた日本
・第二次世界大戦からの復興から高度成長時代に自民党政権は賢明な国家戦略(軍事の米国依存、経済成長優先など)を樹立し、実際にそれを推進したことは評価できる
・しかし、1980年代以降は派閥抗争、スキャンダル、政党合従連衡などの内向きな抗争に終始し、新しい日本の展望を開く役割を果たすことができなかった
・小泉改革の三位一体の政策とは、財政難を前提に中央からの交付金を減らすだけでなく、国と
地方の税の割り振りをかえて、地方の取り分を増やすと同時に自主的な施策を取りやすくした
(パイは拡大しない)
第6章 座標軸を問う
・鳩山政権の言動は、裏づけのない理念と現実の政策を混同したため多大な混乱と被害をもたらした
⇒国内外の失望と不信
・普天間基地の問題は、辺野古に受け入れているもらうしかないので、基地を受け入れる人に最大限の配慮をすべき。
・経済の劣化や生活水準の低下を防ぐには何よりも成長が重要
・教育も世界を視野に入れ、世界に貢献するものへと発展させていく必要がある
第7章 確かな未来を築くために
・民主党の国家管理強化下の平等重視政策に対抗するためには、構造改革された経済環境下で自由競争にうよる経済効率を高めるという政策を掲げていく必要がある
・国民自身が絶えず政治に関心を向け、現に起きている問題についてよく学び、その場の空気に流されず、選択肢を慎重に選ばなければならない
<ご参考>
・著者本人のブログ記事
・Fool Proofさんの書評
・戯言日記さんの書評
なお、当ブログではしばらくご無沙汰の阪神タイガース系の情報(コバヒロの獲得に名乗りを上げたとか、ラッキーちゃんの弟の名前に17,013通の応募とか)はこちらで
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