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こんなニュースが出たら、
読了した順番に関係なく、こっちの本を紹介せなあかんぜよ(←どこの地域の人だよ(^_^;)
そりゃ、そうよ(爆)
「動くが負け」って奇しくも今年のドラフト会議でそれを実証wしちゃいましたねw
それはともかく、阪神の監督時代には一見何も考えてないように見えていたどん様も、こうやって標準語に翻訳wされて活字化したものを読む限り、事前によく準備して試合に臨んでいることはよくわかります。
前著の「オリの中の虎〜愛するタイガースへ最後に吼える〜」では、まだ阪神タイガースへの未練が垣間見られましたが、本書では吹っ切れてるみたいと自分が思うんですが、他の阪神ファンの方におかれましてはいかがでしょうか?
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オリの中の虎―愛するタイガースへ最後に吼える (ベースボール・マガジン社新書)
- 作者: 岡田 彰布
- 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
- 発売日: 2009/11
- メディア: 新書
それにしても、江夏さんと共著で出した「なぜ阪神は勝てないのか? ――タイガース再建への提言」は醜かったですね。

なぜ阪神は勝てないのか? ――タイガース再建への提言 (角川oneテーマ21 A 106)
- 作者: 岡田 彰布
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/09/10
- メディア: 新書
この本を出した時点で古巣への思いはある程度吹っ切れてたんでしょうけどね…
いずれにしても、どん様がタイガースの監督に復帰するには、アレしかないと思いますけど、それはここでは書けないwww
それと、先ほどの「うどんのどん兵衛」訴訟和解の件
被告の方が、店名を「安兵衛(やすべえ)」か「萩之家(はぎのや)」に変えると言うとりますが、
「どんでん」
じゃあダメ?(爆)
って、今度は味の素と交渉せなあかんのか(^_^;)
岡田彰布「動くが負け 0勝144敗から考える監督論」(幻冬舎新書)
決して自分から先には仕掛けず、相手の作戦を察知してから采配を振る。勝つためには常に最悪の展開を想定し、「完璧な準備」をしておけばいい。マイナス思考でプラスの結果を引き出す、究極の戦術。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
岡田彰布は決して先には仕掛けない。彼は作戦において、常に相手の狙いを知ってから、それを上回る策を講じ、勝利を積み重ねてきた。それは最悪の展開を常に想定して、「完璧な準備」をしているからできること。スポーツ紙の片隅にある一人の選手の負傷記事から相手の意外な先発を察知し、裏の裏をかく。チームの結束を保つために、勝手な振る舞いをした不動の四番打者を開幕直前にスタメンからはずす。デビュー戦で自信をつけさせるために、新人投手は相手のローテーションの谷間にぶつける。かつて阪神を優勝に導き、現在オリックスを躍進させる名将の極意。
【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 岡田オリックスの船出
第1章 守りの野球─勝つための選択
第2章 不動の戦略─監督の仕事は、試合前にはほとんど終わっている
第3章 勝利の秘訣はマイナス思考の采配にあり
第4章 育てながら勝つ─2軍監督の極意
第5章 監督はつらいよ─コーチ、選手とのコミュニケーション法
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
岡田彰布(オカダアキノブ)
1957年、大阪府生まれ。北陽高校一年時に、夏の甲子園出場。76年に早稲田大学に進学、主将も務める。80年、ドラフト一位で阪神タイガースに入団。85年、不動の五番として阪神を21年ぶりのリーグ優勝、さらに悲願の日本一に導く。95年に現役を引退し、翌年にオリックスの二軍で指導者人生をスタートする。2004年、阪神の第三十代監督に就任し、05年にセ・リーグ優勝を果たす。08年、阪神の監督を退任、10年、オリックス・バファローズの監督に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【参考書評】
・スポーツブックレビュー.com(スポーツ本書評)さん
・社長亭日乗さん
<2010.10.31読了>
【備忘録】(⇒は管理人のつっこみです)
・「アレよ」で交流戦優勝へのプレッシャーを封印(2010年オリックス)
・現場で指揮を取っている方が、ファンにも自分の野球観やメッセージをダイレクトに伝えやすい
・2008年に監督を辞任したのは「(阪神では)あれ以上の野球はもうできない」と思ったから
・野球に関しての先読みは常にしていくが、自分の人生の先読みをする必要はない(一年一年が勝負)
・生え抜きの選手の資質を見極めた上で、指導者として育成していく流れが重要だと思うが、今の阪神にはそれが築けていないと思う
⇒平田は去ったけど、木戸と和田は?
⇒矢野さんは生え抜きじゃないけど、(正捕手になったは阪神からだし)それにこだわるような存在ではないし
・野球で一番完璧に近づけることができるのは「守備」(特にセンターラインのキャッチャー、セカンド、ショート、センター)
・パ・リーグでは「セ・リーグの野球」を持ちこんだチームが勝てるようになっている
(古くは広岡・森西武、今なら日ハム、岡田オリックスでは積極的な代打起用・選手交代などで)
・一瞬の喜びを与える力勝負より、チームの勝利が最優先
・T−岡田は打撃に専念させるために一塁を守らせた(新井はサードだと打撃に悪影響)
・小瀬の転落死に際し、事態が悪いときほど走りだしてはダメ
・2003年のオフに藤川を他球団に放出してたらと思うとぞっとする
⇒星野さん留任ならそうなってたろうなあ…
⇒少なくともこれは、どん様が監督で良かったよ(^_^;)
・継投における判断基準「今マウンドにいる投手のボールの質と、ブルペンに控えている投手のボールの質はどっちが上か?」
・勝負強さを作るのは「日頃からやるべきことをきちんとやってきたかどうか」に尽きる
・チャンスに思うように打てない打者は打順を変えてもチャンスの方が追いかけてくる
・勝負強い打者が調子を落としているときは、そんなに大きなチャンスは回ってこない
・かん口令を敷いても意味なし。情報は漏れるもの。漏れたときに犯人捜しをしなきゃいけなくなって、チームに不協和音が生まれるの元になる
⇒間接的オレ竜批判乙
・自分が選手時代の試合前の練習はあくまでもウォームングアップ。今は実戦想定の要素が強くなっている
・選手が明確な意図をもって練習に取り組んでいるか?(桧山がバッターボックスの一番前に立って少しでも速球に慣れるとか)
・他人の気持ちを知るのは「自分はしゃべらず、相手にしゃべらせる」
・エラーしたときこそ普通に練習(当事者が一番責任を感じているはず)
・マイナス思考とは、悪いときの対処法を常に想定していくということ
⇒監督はそれでいいが、ファンはそれをしちゃダメ。ホンマに悪い方が実現するからw
・あわよくばと期待を抱いてはいけない
⇒間接的真弓批判乙
⇒逆にファンはそういう妄想期待しちゃってくださいw
・勝負事は勝ち続けたらあかん
⇒いわゆる帳尻w。ひいきチーム以外についてはこの思考でね
・新人投手には勝てる可能性の高い状況で投げさせ自信をつけさせることが大事
・リベンジの機会は早めに与えてやった方がいい
・差別はしないが、区別はする
・二軍で終わった選手でも地元に帰って野球の素晴らしさを教えるようになって欲しい
・二軍はまず技術⇒心⇒体
・全員が同じ野球を目指さなければいけない
⇒間接的2010年の某球団批判乙
・「少しだけ」の意識が後で大きな差になる
・チームは三位(球団、現場、選手)一体でないといけないが、仲良しグループはダメ
⇒新井さんの北京五輪での件も含め、間接的某球団新監督+新ヘッドコーチ批判乙
・組織には必ずトップに反論できる人間が必要
・数字に現れない貢献度を査定に反省させる仕組みが必要
・コーチが専門分野を超えてアドバイスするときは慎重に
・コーチは技術を教える職人。育てる意識はない。勝利という目的を共有出来てればよい
・選手をちゃんづけ・愛称で呼ばない
・トライアウトはさらし者みたいで好きではない
・外国人選手の扱いは難しい(2007年はボーグルソンのおかげで優勝できなかったようなもん)
・マスコミを「育てる」意識(情報発信者としてしっかりとした野球観に基づいた記事を書いて欲しい)
・阪神の監督時代には試合前の準備を大切にし、試合中は極力動かないようにした
(選手の勝ちへの意識が高かったし)
・オリックスの場合は、積極的に動いていい流れを作る必要性を感じている
<その他どん様関連本>




