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あまりにもDQNかつgdgdスグル件に
そもそも民主党に騙されて(前回の参院選で)投票した有権者も悪い。だから言ったじゃねーか!という話の関連本の紹介をメインに
![「テレビ政治」の内幕 [単行本(ソフトカバー)] / 三橋 貴明, 八木 秀次 (著); PHP研究所 (刊) 「テレビ政治」の内幕 [単行本(ソフトカバー)] / 三橋 貴明, 八木 秀次 (著); PHP研究所 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51VUT4D1KvL._SL160_.jpg)
この本を読了した2010.10.7の時点ではこんなことを下書きしてたんですが…
この本を読むと、多くの方は去年の総選挙で「民主党」に投票したことを後悔すると思います。
確かに民主党政権に変わってからとんでもないことばかりだけど、自民党政権を終わらせないと見えてこなかったこともいっぱいあるはずなんで、そのまま自民党政権を継続させてたら「(自分たちが行動しても結局世の中は変えられないと言う)閉塞感」が蔓延していたような気がします。
遅かれ早かれどっかで行き詰まることは見えてましたから…
ともあれ、TVやネットで流されている情報を鵜呑みにせず、自分の頭で考えてみることが大事。
当ブログでは、この手の民主党政権批判本の書評ではこのようなこと+「政策を中心とした政界再編に進むことを願う(そもそも、価値観が多様化している中で、小選挙区制で有権者の選択を二拓に収斂させようというのが間違い)」ということを一貫して書いてきたわけですが、最近では一旦政権交代をさせてみることに意義があったという点については自信がなくなってきたなぁ(^_^;)
かくなる上は大政奉還しかない(爆)
って、それは「龍馬伝」に影響され過ぎ(^_^;)
三橋貴明・八木秀次著:「テレビ政治」の内幕 なぜマスメディアは本当のことを伝えないのか(PHP)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
こんなヒドい政権だとは思わなかった…と、後悔、憤慨されている有権者の皆さん。でも、悪いのは皆さんではなく、意図的に「情報操作」をする人たちです。「ネットの神」と「40代保守派論客」が、マスコミ報道のウソを暴く。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 政権交代に貢献したマスコミの偏向報道(明確になった「日本国民のいちばんの敵」/ネット上の意見は社会を変えられるか ほか)/第2章 問題大臣の化けの皮を剥ぐ(本当に「国民の命令書」なのか/怖いものなしの「政治主導」 ほか)/第3章 「テレビ政治」によって曲げられている真実(自民党幹部の「保守」認識への疑問/タカ派的な議論をすると、テレビが寄ってたかって叩く ほか)/第4章 “見世物”としての「事業仕分け」(新政権発足一〇〇日で何が変わったか/政府が民間のビジネスを削った ほか)/第5章 民主党の暴走、テレビの迷走(多くの企業が資材発注後に工場建設を中止した理由/子供の夢を壊した鳩山政権 ほか)
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
三橋貴明(ミツハシタカアキ)
平成6年、東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業をはじめNEC、日本IBMなど計10社に勤務した後、中小企業診断士として独立。現在は、経済評論家、作家としても活動している。デビューのきっかけが論壇誌ではなくインターネット掲示板「2ちゃんねる」での発言という、既存の経済評論家とは一線を画すニュータイプの書き手として注目される。その語り口は主に、企業の財務分析で培った解析力をマクロ経済に応用し、経済指標など豊富なデータをもとに国家経済を多面的に分析する「国家モデル論」にある
八木秀次(ヤギヒデツグ)
昭和37年、広島県生まれ。早稲田大学法学部卒業。同大学院政治学研究科博士後期課程中退。専攻は憲法学、思想史。人権、国家、教育、歴史、皇室などについて保守主義の立場から幅広い言論活動を展開している。現在、高崎経済大学教授、フジテレビジョン番組審議委員、一般財団法人・日本教育再生機構理事長、RFラジオ日本「ラジオ時事対談」レギュラーコメンテーター。平成14年、第2回正論新風賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(2010.3.12上梓、オリジナルは月刊誌「Voice」(平成21年10月号)など)
【備忘録】
・肝心なことはテレビが取り上げない
〜「ヤミ法案」(外国人参政権や夫婦別姓)
・「情報が止められる」あるいは「意図的に間違った情報が流される」ことによって、知らないうちに社会もわれわれ自身も変えられてしまう恐怖
・民主党の支持基盤は、労組の連合(特に自治労や日教組などの官公労)+左翼市民団体
・ネット上の意見が現実の社会に与えている影響度はせいぜい(あるいは既に)6%くらい
〜6%の力でも社会は変えられる
・民主党の2割が保守、2割が左翼、6割がノンポリ
・民主党内の左翼主義者は、政権が代わっても影響力を行使できるようなものを短期間で残していくだろう
(外国人の地方参政権や夫婦別姓や皇室典範の改正など)
・教育政策は日教組路線まっしぐらか
・今は、一般の人たちがインターネットで情報発信できる
・民主党の公約のうち「記者クラブの開放」は実現しなかった(マニフェストには入っていない)
〜既存マスメディアが何を書くかわからないと脅したのか?
・一番の少子化対策は「経済成長」であって、ばらまきではない
・民主党礼賛報道がますますTV局の経営をダメにする
・民主党のアメリカと日本の「核密約」非難は、中国や北朝鮮を利する行為
・アメリカの核の傘は、中国や北朝鮮の核から日本を守るためにある
〜自主的に核武装する覚悟はないはず
・自民党が総選挙で負けたのは「何をしたいのかよくわからない、基軸がはっきりしない」から
〜もっと保守色を強く出すべき
・「生活が第一」なんて醜いスローガン
〜日本の価値観や国柄を論点にすべき。お金のことは大事だが、もっと大事なことがある
・生活の大前提に「国の安全」(安全保障)がある
・テレビは「わかりやすさ」が一番
・国民は民主党に失望しても自民党には帰らない。新しい国民大多数の健全な保守感覚を体現してくれるような第3の選択を求めている
・いままでの自民党は足して2で割るようなことばかりやってきた
・民主党の経済政策は「日本経済は成長しない」ことが前提になっているに思える
・町工場の社長「お金を貸してくれるより、仕事をくれ」
・ヤミ法案を通そうとするのは詐欺行為〜それを報道しないテレビ
・結婚するときに夫の氏を名乗る人が圧倒的に多いのはどちらかを名乗れる状況下での選択の結果であって、男女差別とは違う
・非嫡出子の相続分が少ないのも、法律婚の尊重と非嫡出子の保護の調整
〜法律上の結婚と愛人関係を平等に扱う方がおかしい
・民主党内のノンポリ層への訴えが効果的
・ネット情報中心の人の方が自民支持率が高く、情報源がTVしかない人は民主党への支持率が高い
・事業仕分けは見世物
〜古代ローマ時代のパンとサーカスのようなもの
〜民間のビジネスを削っている
・国策を家計簿のレベルに矮小化するな
・バラマキは国民のためにならない
・民主党をいまだに擁護している人は、振り込み詐欺にだまされた後も間違ったことはしてないと思いこんでいる人と同じ思考回路(認知的非調和)
・最近の民主党は全体主義政党化している
〜ナチスがドイツを支配したときと似たようなもの
・テレビが民主党寄りの姿勢を示せば示すほど視聴者は離れ、広告費は削られ、インターネットに抜かれ沈んでいく
・総括すると民主党は「小沢全体主義政権」
>とは言っても、表向き小沢は排除されているが…
>どう整合性を取る?三橋さん?




ちなみに、管理人は前回の総選挙では小選挙区は「(同一選挙区での世襲反対という観点から)民主党の候補者」、比例区では「みんなの党」へ投票。参院選では地方区は「みんなの党の候補者」、比例区も「みんな党」へ投票しました。