↓ ↓ ↓




今回は書評シリーズで、2010.10.24読了のこの本を紹介します。
いやあ、勝間和代って凄いおばはんや!
勝間さんの本読んで、変なスイッチが入って「カツマー」を目指すなんて無駄なことはやめとき。
⇒・私が「カツマー」をやめた理由
勝間さんみたいな生き方は勝間和代だけしかできないし、勝間さんくらいパワーがあれば世の中も変えていけるけどね。
普通の人は自分の「分」をわきまえてそこそこ生きてけばいいんじゃないですか?
ともあれ、この本はテンポがいいんで30分で読み終わったんですけどね…
勝間和代「チェンジメーカー」(講談社)
老人が支配し、ビジネスモデルが陳腐化した日本を変えるには、まずあなたが変わらなければならない。困難な時代を生き抜く自分になるための10の処方箋を提示。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ネットで大反響。「35歳独身限界説」のすべてが分かる。
【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 「チェンジメーカー」になろう
第1章 「シルバー資本主義」を打ち破ろう
第2章 「なごり政治」を改革しよう
第3章 政治家に政治を預けるな
第4章 結婚のすすめ─「35歳独身限界説」とは何か?
第5章 「労働一神教」から抜け出そう
第6章 勝間流「転職必勝法」
第7章 「終身雇用神話」にだまされるな
第8章 「ビジネスモデルの陳腐化」にどう対抗するか
第9章 「本当の経営者」を育てよう
第10章 「男女共同参画社会」が日本を幸せにする
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
勝間和代(カツマカズヨ)
1968年、東京都生まれ。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。経済評論家、中央大学大学院戦略経営研究科(ビジネススクール)客員教授。当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得、大学在学中から監査法人に勤務。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガン証券を経て独立。内閣府男女共同参画会議議員。ウォール・ストリート・ジャーナル「世界の最も注目すべき女性50人」選出。エイボン女性大賞(史上最年少)、第1回ベストマザー賞(経済部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
【備忘録】 (⇒が管理人のつっこみです)
・なぜ(WHY)を5回
・世の中の出来事は意外と少数の人たちの意志で動いている
・「強い思い」が世の中を動かす。
⇒例が竹中平蔵氏かよw
・「チェンジメーカー」はしたたかでないといけない
⇒そりゃあ、あんたくらいならw
・変化が起こるときは、考え方の交代、世代交代がおこるとき
・日本は老人男性の支配する国
<その弊害>
1.若い人たちのチャンスの減少による社会不安
2.女性力の未活用による競争力の減退
3.老人による老人のための政治の加速
(変化対応力、失敗力、我慢力がない)
・今の日本の若い人たちは社会的・精神的に飢餓状態
・それでいて、多くの老人が幸せなわけでもない。若者が老人の潜在力を引き出す
・日本の政治は「なごり(既得権益)」で行われていることが問題
・政治家の評価基準「SMARTな目標」設定
S:Simple(簡単)
M:Measurable(測定可能)
A:Achievable(容易ではないが達成可能)
R:Result-based(結果を成果として表せる)
T:Time-Oriented(期限を明確に)
・政治を自分たちに取り戻すためにはひとりひとりが自分の詳しい分野についてブログやTwitterで発言することが大事
・結婚生活を継続するなかで得られる自分自身の成長につながるメリット
1.ワーク・ライフ・バランスを考えざるを得ないから、生産性が向上する
2.パートナーと暮らすことにより、他人との学び合いの機会を得る
3.ダイバーシティ(社会の多様性)に対する理解が深まる
⇒2回も失敗しといて何をゆうwww
⇒もっとも、なんとなく独身でいる人は結婚に向けて努力した方がいいというのにはある程度同意できるかな?
⇒でも、死別した人はどないん?
・勝間式婚活必勝法
1.とにかく行動を起こせ
2.「弱いきずな」で広いネットワーキングを
3.自分の「結婚への考え方」を外部に発信しよう
(「生存」「愛・所属」「力」「自由」「楽しみ」の5つの欲求の優先順位は?
4.お互いを尊重できる関係を目指す
5.出口、離婚の可能性も意識しよう
・労働一神教も日本の政治と同じく「なごり」の賜物。同調思考
・自分の時間・資源を最大限有効に使う方法を考え実行することが大事
・会社選びの5つのポイント
1.ナンバーワンより、オンリーワン
2.スペシャリティ企業であり続ける会社
3.成長ステージにある
4.利益部門への配属
5.自分の強みを積み上げられる転職先
・チェンジメーカーになるためのスキル
第1段階:体系化した知識
第2段階:多くの経験
第3段階:具体的な成果
・環境変化に適応するための4つのポイント
1.変化を味方にする
2.早めに変化に対応する
3.自己否定をする(成功は失敗の母)
4.ビジネスモデルを生む仕組みを作る
・日本の大企業は「一発屋タレントに似ている」〜たまたま昔、時流に乗っただけ
(大企業のTOPの方が、社内調整力で出世してきただけに全体を見渡す能力がない)
・経営者的視点の「心・技・体」
1.心〜日常業務を超えた視点の長期的なビジョンと目標
2.技〜マーケティングを実行して顧客を開拓し、財務で価値を測ること
3.体〜自分がやるのではなく、まわりにやりきらせる実行力を持つこと
・ユニクロ柳井氏が実行している経営手法
1.長期的ビジョン
2.顧客の変化の見極め
3.顧客のニーズの先取り
・スーパーウーマン幻想、男女共同参画〜人の事情はさまざま。もっと柔軟な雇用体系を
・格差の原因は技術革新であって規制緩和ではない
・仕事の見える化とチーム化を
・読後感の半信半疑の理由
1.これまで変えてみようといろいろやってみたが変わらないことばかりだった
2.何かを変えようとすると、様々な人に反対されてうまく進まなかった
3.何かを変えようと思っても、勝間和代だからできるんでしょ
⇒管理人は3
もう一度繰り返しますが、勝間さんみたいな生き方は勝間和代だけしかできないし、普通の人は自分の「分」をわきまえてそこそこ生きてけばいいんじゃないですか?
って、それはこっちのスタンスか…
![しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書) [新書] / 香山 リカ (著); 幻冬舎 (刊) しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書) [新書] / 香山 リカ (著); 幻冬舎 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41Ssu%2Bsz4tL._SL160_.jpg)
こっちの本はまだ読んでないですけどね…



