とは言っても、相変わらず本田△。
でも、駒野が心配(>_<)
当ブログではこの程度の所感にとどめますので、さらに詳しいことはこちらをご覧ください。
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（Ser.5033)ということで、今回の本題は昨日衆院予算委員会で質問に立った河野太郎さんの本の紹介
- 作者: 河野 太郎
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2010/06/05
- メディア: 新書
この記事には載ってませんが、
河野さんが質問していた「天下り」と「現役出向」ってどう違うんですかね？
報道ステーションを見た限りでは、野党の突っ込み役としては太郎さん適任ですね。
もっとも、去年の衆院選で自民党が大敗した後の総裁選で河野太郎が当選していたら、自民党も変わったなあと見直ししたんですけどね…
それはともかく、管理人は前々から、民主とか自民とかの政党の枠を超えて、政策・政治理念を同じくするもの同士の政党に組み替える必要性があるなと思ってます。
そのためには、１つの選挙区から１人しか当選しない小選挙区では選択肢が２つに収斂され、政治のダイナミズムが失われるため、小選挙区制の廃止がベターな選択だと思っているんですが、河野太郎氏は小選挙区制維持派のようで…
この点だけ河野氏と管理人の見解が相違するところですが、あとはおおむね河野氏の主張に同意できる部分は多いです。
河野太郎「私が自民党を立て直す」（洋泉社）
出すぎる杭はむしろ打たれない!
自民党再生、そして政権奪回へ！
与野党という立場に縛られず、
心ある議員が国民の前に出て、活発に議論を行える国会へ。
人口減少社会への対応、インフラ効率性の向上、
機能する市場をつくるために不必要な規制を撤廃すること、
民間の経済を活性化させながら、手当てすべき部分には
しっかりとした社会保障を行う―。
難問が山積する日本の舵取りには、新しい力が必要だ。
さまざまな無駄や矛盾、ウソを糊塗してきたツケで傾き、
おかしくなりかけている日本を
元祖事業仕分け人、河野太郎が立て直す！
＜目次＞
第一章 自由民主党を変える
・冷戦終結時に党のビジョンを再定義すべきだった
・野党となった今こそ、自民党の目指すところを鮮明に
・「小さな政府」がなぜ必要か ほか
第二章 日本の存在感を上げよ
・日本の労働生産性を上げるために規制緩和は必須
・アジアの内需を日本の内需に
・女性のM字型の就業率の落ち込みを防げ ほか
第三章 温かい小さな政府を目指そう
・「温かい小さな政府」とは？
・与野党の有志7人で合意した年金制度改革案
・消費税を財源にした国民年金制度はこんなに合理的 ほか
第四章 元祖事業仕分け人として
・「無駄遣い撲滅なら河野太郎がうってつけだろう」
・河野チーム、事業仕分けを取り入れる
・「やめさせろ」という反対の声を押し切って、事業仕分けを始める ほか
第五章 外交政策をどう考えるか
・十数兆円を超えるコストをかけて、必要のないプルトニウムを取り出す？
・使用済み核燃料を再処理工場の貯蔵プールに運び入れるための口実
・莫大な広告宣伝費を使う電力会社に配慮して、もの言えぬマスコミ ほか
第六章 日本を本当の民主国家にするために
・なぜ候補者は連呼するのか―だれも知らない公職選挙法
・「インターネットは選挙に活用できない」は本当か
・議院運営委員会のシナリオ通りにしか進まない本会議 ほか
おわりに
＜2010.8.29読了＞
【備忘録】
・自民党は、競争を通じ強い経済をつくる「中道右派」の旗を掲げるべき
・負担のないままに給付をすれば、セーフティネットは破綻する
〜富はこれを創造してからでなければ分配できない（ジョセフ・ドッジ）
・英語で仕事のできない政治家は国際競争力がない
・負担と給付の世代間格差の解決が必要
〜国が借金をしなければもっと民間に金が回り、将来世代への配当が増える
〜消費税の増税は必至
・農業政策は、所得保障より補助金がなくても農業経営の自立を支援する政策が大切
（水田の面的集積など）
・「温かい小さな政府」とは
１．公務員の数を小さくすること
２．政府の財政規模を小さくすること
（富の再配分機能はいらない）
３．政府の権限を縮小し、地方で決められることは地方で決めてもらう
（道州制）
・年金制度も定額給付分（基礎年金）は消費税で、＋αは「積立保険料比例年金」制（自分で積み立てた分に利子がついて給付に回る）へ
・医療制度
「高負担高給付」「低負担低給付」「低負担低給付＋自己負担」のどれを選択させるか
・セーフティネット〜「敗者」と「弱者」は分けて考える
・核燃料リサイクルのように、ある時代には正しい政策も、時代が変わると合理的でなくなるものもある
・外交の基軸はあくまでも「日米安全保障条約」
（中国が完全に民主化されるまで日米同盟は切れない）
・公選法のポジティブリスト方式（やっていいことを法律で明記）を改め、ネガティブリスト方式（やってはいけないことを法律で明記し、それ以外はＯＫ）にすべき
・政策は政府に一元化するのが正しい姿だが、政府の一員とならなかった与党議員にまで党議拘束をかけるべきではない
・権力は腐敗する
・国会は民主的に議論する場
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