いつものスコアのコピペはリンクだけにしときます。⇒サンスポ・Yahoo!スポーツ
で、一番困っているのは(10/6、7の阪神戦が消化試合確実で客の入りが心配な)横浜のフロントだったりして(^_^;)
実際のところ、昨晩はNHK BS1の広島−中日戦とBSフジのヤクルト−巨人戦の2試合をメインに、ほんの少しだけBS12のロッテ−ホークス戦を適宜切り替えて見ていて、ハマスタの試合はTwitterのTLを追っかけてただけなので、詳しいことはこちらをご覧ください。
↓ ↓ ↓
(Ser.4980)
前に「8/24 阪神4−5広島〜 @yonda4 4478012032[もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら] を真弓ちゃんたちも読め!」と試合のレビューにからめたエントリーをUPしたんですが、どうやら首脳
自分たちの本業がらみの内容だし、東京−新大阪、名古屋−広島の新幹線の移動の時間くらいで読み切れますので、「読む時間がない」という言い訳は通用しませんので…
<2010.8.23読了>
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 作者: 岩崎 夏海
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/12/04
- メディア: 単行本
野球関係者だけではなく、サッカーも陸上競技もブラバンも含め、営利非営利関係なく組織運営の基本がここに含まれているので、ひとりで生きられる方を除くすべての人におすすめとかな
これを読んで、このとおりに出来たら、横浜ベイスターズも来年は優勝できそうな気がするし、湘南ベルマーレもなんとかJ1残留可能なような気が…
でも、他のチームも同じことはじめたらなぁ…
セレッソとか既に取り入れてる?
岩崎夏海「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)
敏腕マネージャーと野球部の仲間たちが甲子園を目指して奮闘する青春小説。高校野球の女子マネージャーのみなみちゃんは、マネージャーの仕事のために、ドラッカーの『マネジメント』を間違って買ってしまいます。はじめは難しくて後悔するのですが、しだいに野球部のマネジメントにも生かせることに気付きます。これまでのドラッカー読者だけでなく、高校生や大学生、そして若手ビジネスパーソンなど多くの人に読んでほしい一冊。<関連ブログ>
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
岩崎夏海(イワサキナツミ)
1968年7月生まれ。東京都日野市出身。東京藝術大学美術学部建築学科卒。大学卒業後、作詞家の秋元康氏に師事。放送作家として「とんねるずのみなさんのおかげです」「ダウンタウンのごっつええ感じ」等のテレビ番組の制作に参加。アイドルグループ「AKB48」のプロデュース等にも携わる。その後、ゲームやウェブコンテンツの開発会社を経て、現在はマネジャーとして株式会社吉田正樹事務所に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ということで、いつものように気付いたところをピックアップ。
これらの中で、真弓ちゃんや久保コーチらには何が足りないのかは、当エントリーをご覧になった方々がそれぞれの視点で考えてみてください。
・マネージャーに必要な根本的な資質「真摯さ」
・「顧客は誰か」との問いこそ、個々の企業を定義するうえで、もっとも重要な問いである
・顧客が野球部に求めていたものは「感動」
・組織の目標を専門家の用語に翻訳してやり、逆に専門家のアウトプットをその顧客の言葉に翻訳してやることもマネージャーの仕事
・成長には準備が必要。いつ機会が訪れるかは予測できない。準備ができていなければ、機会は去り、よそへ行く
・マーケティングとは、顧客の欲求、現実、価値からスタートすること
・仕事を生産的にするのは
1.分析(作業と手順と道具を知る)
2.総合(作業を集めプロセスとして編成)
3.管理(方向づけ、質と量、基準と例外についての管理手段)
4.道具
の4つが必要
・イノベーション(科学や技術そのものでなく価値〜外の世界への影響)
・ピッチャーの気持ち
「フォアボールを出したくて出すピッチャーは、この世にひとりもいない」
・試合の魅力
1.競争
2.結果
3.責任
・加地誠が捨てるべきだと思っていたもの
〜野球をつまらなくさせている要因でもある
1.送りバント(アウト1つ取られる割には効果が薄く、失敗のリスクも高い)
2.ボール球を打たせる投球術(キレや勢いの軽視。相手にボール球を見送られたらなすすべもない)
・池田高校の蔦監督〜守りの野球から攻撃野球へ
・取手二高の木内監督〜管理野球を打ち破り、心の野球を実践
〜加地誠もイノベーションを起こす(送りバントと敬遠の排除)
【マネジメントの3つの役割】
1.自らの組織に特有の使命を果たす
2.仕事を通じて働く人たちを生かす
3.自らが社会に与える影響を処理するとともに社会の問題について貢献する
【マネジメントの正統性】
・人の強みを生産的なものにすること
・組織とは、個としての人間一人ひとりに対して、また社会を構成する一人ひとりの人間にに対して、何らかの貢献を行わせ、自己実現させるための手段
・市場において目指すべき地位は、最大ではなく最適である。
⇒という意味からすると、巨人は実績が、阪神はファンの数が最適規模を超過しているかも
・「真摯さ」を絶対視して、初めてまともな組織と言える
・集中の目標
〜この本の舞台となる野球部では攻撃面では「ボール球を見送る練習」、守備面では「エラーを恐れない」(大胆な前進守備))に集中。
〜ピッチャーには(スタミナ消耗を防ぐための)「打たせて取る」練習(低めへのコントロールと手元で鋭く曲がる変化球のための下半身の重点的な鍛錬)
・主力選手のキャプテン兼任ではなく、キャプテン(としてのマネジメント)専任者の設置
〜野球の技術的な上手さは関係ない
・足のスペシャリストをレギュラーから外す英断
・ぼくらは、みんながしてもらいたいと思うような野球をしたい
・マネージャーの意味の違い
(MLB、サッカーリーグでは「監督」。日本の野球界ではいわゆる「庶務雑用係」)
〜ここに着目して、野球部の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだらどうなるか?(どうするか?)というアイデアを構想
【参考記事】
・週刊ダイヤモンド2010年8月14・21日合併号〜岡ちゃんも「もしドラ」を読んで日本代表をベスト16入りさせた?
〜真摯さとは=組織を束ねる人間は、正直な気持ち、私心のない気持ちで考えて、正しいと思うことを徹底的に貫かねばならない
〜人間とは事なかれ主義の誘惑にさらされている⇒これが失敗につながる
〜相手のフォーメーションに合わせる必要はないじゃないかに気づき、5人完全フラットゾーンの構想
(他国にはないオリジナリティ)
〜日本人の言われたことをきちんとやることも長所
(弱点の隣りに長所がある)
〜やっとへの全面的な信頼、中澤から長谷部へのキャプテン交代も「もしドラ」を無意識に実践していたかも?
なお、ドラッカーの『マネジメント』についてもっと知りたい方は、こちらの本を
他の方の書評はこちらからも
↓ ↓
最後に昨日のプロ野球の結果
【9/15のパ・リーグ】
◇西武6―5オリックス(スカイマーク)
西武は1回、3連打で2点を先行。3回に中島の2ランなどで4点。継投で反撃をかわし、優勝マジックを5に減らした。オリックスは5位転落。
◇日本ハム7―5楽天
日本ハムが打ち勝った。8回、陽の2点三塁打で突き放した。ウルフが粘投で4勝目。楽天は9回の追い上げも及ばず、CS進出の可能性が消滅した。
◇ソフトバンク9―0ロッテ
ソフトバンクは1回、オーティズの犠飛などで5点を奪い、主導権を握った。和田は7回を無失点に抑え、金子千(オ)に並ぶ両リーグトップの16勝目。
【9/15のセ・リーグ】
◇巨人5―2ヤクルト
巨人が5連勝で2位浮上。6回、阿部の中堅への二塁打で均衡を破り、エドガーの3点適時二塁打で突き放した。ヤクルトは自力でのCS進出が消えた。
◇横浜7―5阪神
横浜は1回、スレッジの適時二塁打打で2点を先取し、2回には集中打で5点。3年目の田中がプロ初勝利を挙げた。阪神は5月22日以来の3位転落。
◇中日6―5広島
中日が競り勝った。1回にブランコが3ラン。その後、点を取り合い5回に追いつかれたが、8回に代打小池の適時打で勝ち越し。広島は中日戦11連敗。
パ・リーグが1位と2位はこのままいくんじゃないですか?
リーグ優勝西武で日本シリーズに出るのがホークスかな?
3位はまだわからないけど、ロッテがギリギリで逃げ切る可能性が高いと思います。
一方、セ・リーグに関しては第三者的立場で見る限り、中日が優勝、2位巨人、3位阪神でほぼ決まりでしょう。で、CSのファーストステージで巨人・阪神のどちらが勝ちぬけるにせよ、3試合すればファイナルステージとは中1日しか空いていない日程のキツさとナゴドの地の利(さらに巨人も阪神もナゴドが鬼門だし)で3試合で決まりかな?となると、土・日に試合がなくてナゴドの営業涙目(ToT)
ただし、このブログで客観的な予想をしてもしゃーないので、今日は試合があるか微妙ですが、今は死んだふりをしてるだけで、巨人と中日を油断させて、18日からの直接対決で逆襲や!
と根拠のない強がりを(爆)
↓ ↓
それにしても、本人がスタメン落ちした日に間の悪い…
【3か月後に追記した他の方の書評(TB先)】
・mingoh's 観戦レポートさん
・歳月 楽苦堂さん
・みやさとの感想文と(時々)感想絵さん
・なりゆき散策日記さん
・子供のプレゼント・おもちゃ選び 女の子雑貨さん
(注:この追記に合わせて記事タイトルを変更。その他の書評も発見次第随時追記予定)
タグ:もしドラ
小沢一郎と一緒です。
中日・巨人より試合が多いのですから。
両チームは絶対に落ちます。
コメントありがとうございます。
まだ、自力で優勝出来るのですからあきらめることはありません。
また、万一優勝出来なかったとしても、日本シリーズに出る道は残されているのですから、最後まで頑張って欲しいです。