2010年08月14日

渡部昇一「国民の見識―誇りと希望のある国を取り戻すために」

【おことわり】
8/12から15まで広島・大阪・神戸方面へ旅行のため、その間ネット環境にアクセスできない場合に備えて、既に読了した本の書評シリーズを指定の時間に自動UP設定にしておいてあります。

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今回は、2010.7.1読了のこの本です
国民の見識―誇りと希望のある国を取り戻すために

国民の見識―誇りと希望のある国を取り戻すために

  • 作者: 渡部 昇一
  • 出版社/メーカー: 致知出版社
  • 発売日: 2010/02
  • メディア: 単行本


・いまの民主党の実態は、第2の社会党
(政権奪取が成功したいま、日本は取り返しのつかない惨状に足を踏み込んでいる)
「小沢氏は政権奪取のために、日教組に魂を売った」とまでは書いてませんが、自分も「小沢氏って(かっては)タカ派じゃなかったのか?」と違和感を感じるんです。

本書からは外れますが、管理人的には、民主か自民かという選択ではなく、
・改憲派か護憲派か
・財政再建優先か景気浮揚優先か
とかいった政策軸で(既存政党をガラガラポンして)まとまってくれと思うのですが、今の小選挙区制では、仮に自分が神奈川第16区から衆院選に立候補しようとするならば、民主は自分に近い年代の後藤さんが現職ですから、自民からでないと可能性がない。現に後藤さん自身もかっては出身地の相模原市の神奈川14区の自民党候補者の公募に落選したらしいしね。
何が言いたいかと言うと、政策・政治信条ではなく選挙区事情で所属政党が決まってしまうのが今の小選挙区制の欠点だということ。価値観が多様化する中、二大政党に収斂させようとするのが間違いだということ。

例えば、税制に関しては管理人は
「消費税の基本税率を10%に上げることは賛成。ただし、給与・配当・利子からの源泉徴収課税の廃止が条件。」
税金が知らない内に天引きされているので、税の負担感が薄れ、使途にも関心なくなるし、それに企業に税務署の下請けをさせていいのかよと思うんです。
消費税なら買い物をするたびに、税金を払っていることを意識しますから、税金の使いみちについてもシビアに見るようになると思うんです。(とはいっても内税方式が主体だからそうでもないか…)

ところが、昨今の総選挙でも参院選も自分の考えに近い主張を代弁してくれる政党はないんです…

それはそれとして、渡部氏の主張が右方向にかなり偏っていると言って毛嫌いせず、一度先入観を持たずにこの本を読んでみてください。目から鱗です。

野球渡部昇一「国民の見識―誇りと希望のある国を取り戻すために」(致知出版社)
公式ファンクラブ「昇一塾」にて、毎週配信されるニュースレターが1冊にまとまりました。
このニュースレターは、時事問題について著者が発してきたコメントであるため一過性の話題が多いのですが、その中でも今こそ再読すべきテーマ、また時間が経っても意義を失うことのないものを
31項目厳選、加筆・再構成いたしました。
通読することで、著者の「物の見方」を理解することもでき、「流行」のコメントの中に「不易」の価値を見出すことができます。
特に第1章の「政治の分岐点を迎えて」では、政権交代以降の民主党や野党となった自民党に鋭いメスが入れられます。
その他、「備えなき国家の危機」「経済と道徳を両立させる道」
「歴史を改悪してはならない」「報道の向こう側にあるもの」など、我々を取り巻く社会問題についての著者の考えが広く網羅されています。
流動する現代において真の見識を養うために読んでおきたい1冊です。

目次】(「BOOK」データベースより)
1 政治の分岐点を迎えて
(民主党政権で本当に大丈夫か/自民党再生への提言)
2 備えなき国家の危機
(真の外交力を高めなくてはいけない/核議論を恐れてはいけない)
3 経済と道徳を両立させる道
(経済危機で問われる外交のあり方/日本発の経済道徳を確立しよう)
4 歴史を改悪してはならない
(誤った歴史に惑わされるな/韓国の歴史捏造を糺す)
5 報道の向こう側にあるもの
(真実を見極める目を養う/マスコミは真実を伝えているか)

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
渡部昇一(ワタナベショウイチ)
昭和5年山形県生まれ。30年上智大学文学部大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.,Dr.phil.h.c.平成13年から上智大学名誉教授。幅広い評論活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

以下、ピックアップ
・外国人参政権を認めることは危険
(対馬や隠岐諸島が韓国のものになる)
・自民党が2009年の総選挙で大敗した理由
1.日教組の横暴を憂える中山成彬氏を斬った
2.田母神問題⇒「日本をいい国である」といってなぜ悪い?
3.麻生氏が靖国神社参拝をやめたこと
⇒自民党は保守の原点(日本はサンフランシスコ条約を締結して国際社会に復帰した事実を認識)に戻らないといけない
・もともと台湾は中国の領土ではない⇒ひとつの国家として認めるべき
・核兵器の最大の抑止力は核兵器
⇒第2次世界大戦では、毒ガスは相互に使用・報復可能だったため、結果的には使われなかった
・ドルは現代の「藩札」
⇒これからはひとりひとりが、自分が損をしないような仮説を立て、その仮説に自分で責任をもってやっていくしかない。
・東京裁判は日本という国家を裁いたのではなく、戦争を指導した被告個々人の罪を裁いたもの
・歴史的事実は無数にある。歴史はどのようにでも書ける
・国民がその歴史を誇りにし、それを人間形成の糧にしていけるような歴史が国民の歴史
・竹島問題は国際法廷の場に出られれば、日本固有の領土だったと一気に解決するはず
・国境・領土問題は退いた方の負け
・日本に帰化する外国人に要求すべき5項目
1.憲法を尊重すること
2.国民統合の象徴である皇室を崇拝すること
3.市民の義務を果たすこと
4.日本の国に忠誠をつくすこと
5.国旗国歌を尊重すること
・「蟹工船」の話は、今ではありえない(労働関係法が整備済み)
・共産主義の実態は人間軽視
・未開の地・台湾を立派に開拓した日本
(NHKの偏向報道に異議あり)
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 12:00 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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