2010年05月24日

掛布雅之・江川 卓「阪神−巨人論」+5/23のパ・セ交流戦とMLBの件も

本題に入る前に、時系列的にまずはMLBの件から。
松坂、惜しかったですね【レッドソックス5−0フィリーズ
野球松坂 残念…あと4つだったのに!(スポニチ)
レッドソックスの松坂大輔投手は22日、フィラデルフィアでのフィリーズ戦に先発、8回2死まで無安打投球だったが、8番カストロに遊撃手の後ろにポトリと落ちる安打を許し、ノーヒットノーランはならなかった。試合は5―0でレッドソックスが勝ち、松坂は3勝目を挙げた。
(中略)
 17日のヤンキース戦では捕手のマルティネスとの呼吸が合わず、5回をもたずにKOされたが、フィリーズ戦は松坂と相性のいいバリテックがマスクをかぶった。

阪神の首脳ナシ陣が当ブログを見ることはないとは思いますが、万一ご覧いただけた場合に、MLBのことなんてめったに取り上げない当ブログがここで書いた真意を理解できないとしたら高田さんより先に(以下r
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一方、NPBのセ・パ交流戦。昨日はドーム球場の2試合以外は雨天(某2か所は打てんw)中止でした。その2試合の結果を鑑み、これまでの結果を勘案し、前日のエントリーで「もうセ・パは再編成して一部・二部でええよ」という前言を撤回します。再編成いりまへんw
「パを一部、セを二部と呼びましょう」
でいいでしょう。まずは「日本生命セ・パ交流戦」という正式名称を
野球日本生命パ・セ交流戦
とすることかな。

ということで、前振りにオチをつけて本題へ。
この本も、本当のタイトルは「巨人−阪神論」ですが、管理人の立場上阪神を先にさせていただきました。
当然、著者の並びも江川が先、掛布さんが後ですが、何か(爆)
巨人‐阪神論 (角川oneテーマ21)

巨人‐阪神論 (角川oneテーマ21)

  • 作者: 江川 卓
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/04/10
  • メディア: 新書


この本は掛布さんと江川の対談形式を取ってますが、掛布さんのところを松村邦洋に読んでもらうといいかも(爆)

それにしても、掛布さん借金大変なんですね(爆)

それはともかく、自分は掛布さんから阪神ファンに入りました。
(江夏氏・田淵氏はあんまり記憶にない)
江川 卓と言えば、高校野球での怪物投手ぶりから記憶にあるところ。
「空白の一日」の件は、学校から家に帰ったら母親が「江川が巨人と契約した」と騒いでるので、「なんで?」と思った記憶が…

この件で、「巨人=悪」というイメージが自分自身に完全に定着して、当ブログの前身のひとつの「阪神タイガース世界一への道」が、ブログを始めた当初は「阪神優勝、巨人最下位」というタイトルだったのもその象徴みたいなもん。

巨人(特に一番偉い人と自分で思っている人)は嫌いですが、王さん、原さんと、江川だけは、「阪神戦以外で活躍せえよ」という気持ちにはなれました。

王さんは(世界のホームラン王ゆえ)別格として、原さんは同じ小学校の先輩であるし、江川には「ここまで無理して自分の希望をかなえたんだから、キッチリ結果は出せよな」という想いだったんです。

でも、長野には江川と同じような気持ちにはなれないのはなんでかな?
具体的なことは書かないけど、当時と今の自分のおかれた境遇の違いかな?

それと、掛布・江川両氏が選ぶ球団歴代ベスト9で、江川がピッチャー金田を選んでるんだから、掛布もレフト金本にしろよね<`〜´>

野球掛布雅之・江川 卓「阪神−巨人論」(角川書店)
伝説のライバル対決、再び・・・・・・。

<内容>
球史に残るライバル対決を演じた2人、元阪神の4番打者・掛布雅之と元巨人のエース投手・江川卓が、阪神とは何か、巨人とは何か、4番とは何か、エースとは何かについて熱く語り合う。注目の監督論についても言及

目次
第1章 阪神−巨人の情景
(甲子園という特別な舞台;甲子園のライトスタンドには近づけなかった ほか)
第2章 掛布対江川の名勝負伝説
(昭和54年6月2日。江川の鮮烈デビュー;一生悔いが残る掛布への初球カーブ ほか)
第3章 引退の真実
(早すぎた江川引退の理由;「もう僕の真っ直ぐは通用しない」 ほか)
第4章 阪神―巨人の伝統
(王貞治論;長嶋茂雄論 ほか)
第5章 監督論
(楽天・掛布監督はなぜ実現しなかったのか?;江川監督誕生の条件 ほか)
【注:各章のタイトルも実際とは違い、阪神が先、巨人を後にしてます】

<著者紹介>
掛布 雅之 (カケフ マサユキ)       
1955年5月9日、千葉県出身。習志野高を経てドラフト6位で阪神入団。小柄ながらパワフルな打撃とホットな三塁守備で「ミスタータイガース」と呼ばれ、オールスター戦に10年連続出場するなど人気を博した。阪神で15年間プレーし、本塁打王3回、打点王1回。通算1656安打、349本塁打、1019打点。現在はスポーツ報知、毎日放送の評論家として活躍

江川 卓 (エガワ スグル)       
1955年5月25日、福島県出身。作新学院高、法政大、南カリフォルニア大を経て、ドラフト1位で阪神入団、同時に巨人へ移籍。高校時代から「怪物」と騒がれ、豪快なストレートで三振の山を築いた。巨人で9年間プレーし、通算135勝72敗3セーブ。MVP1回、最多勝2回、最優秀防御率1回。現在は日本テレビ系でスポーツキャスターとして活躍
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
<2010.5.5読了>


以下、備忘録代わりに気になった部分をピックアップ

・掛布:巨人戦に勝った時のボーナスは他チームより高かった
(管理人:今はどうなの?)
・江川:対阪神というより、甲子園を意識、投げやすかった
・掛布:一度イレギュラーバウンドが肩に当たった時に、グラウンドキーパーの藤本治一郎さんが謝ってきた
・江川:甲子園のマウンドが一番風を感じた。左打者へのインハイも投げやすかった
・掛布:今は改修して風向きが変わったようだ
・江川:甲子園のライトスタンドには近づけなかった
・江川:阪神を意識と言うより、当時の強いチームに対して勝っていかなければという意識が強かった(管理人推定:広島>中日>阪神>ヤクルト・大洋)が、1985年の阪神は怖かった。でも、阪神戦ではあんまり打たれてない
・掛布:江川対策「高めのボールに手を出すな」しか言われなかった。ただ、掛布だけは許された
・江川:ストライクゾーンで勝負できる球がないとダメ
・掛布:江川は真っすぐをバッターに意識させてそこに怖さを感じた。打てないと「どうしようもない」。(Cf.フォークに空振りなら「しまった」)
・江川:1985年の阪神打線ならバース、掛布、岡田に最高出力(後は完投を意識して力をセーブ)
・掛布の弱点はインハイ
・掛布:江川の初球カーブは打たない
・掛布:江川は被害者だったと思う
・掛布:小林繁さんが阪神に来て最初に「阪神には伝統がない」と言われたのにはカチンときた〜後から思えば「勝利への執着心」のようなものか?
・掛布:田淵の後に4番となっておおむねホームラン狙いのバッティングをしていたが、1981年だけ常に試合に出ていることを優先して、率狙いのバッティングをした。その年だけは打席に入ってヒットゾーンが見えた
・江川:スライダーをこしひかり、遅くなったストレートをマスクメロンと命名したら、現物がたくさん贈られてきた。ただ、その頃から球には力がなくなってきていた
掛布:取材拒否をしたことがない
・掛布:現役時代は他球団の選手と話したことはなかった⇒今は交流がありすぎじゃないのか?
(管理人注:ダルビッシュは、良く知っている仲だからこそ力が入るとTwitterで言っていたような記憶が…)
・掛布:江川は危険球がなかった
・江川:手元が狂ったことはほとんどなかった
・アウトローの江夏とインハイの江川
〜掛布:それは江夏氏が砲丸投げをしていたことから、クロスファイヤーが苦手だったからだろう
・真のエースと真の4番はむやみにガッツポーズをしない
・江川:1984年のオールスターでは10連続三振を狙って、大石大二郎にカーブを投げて振り逃げさせようと思ったところ、当てられた
・江川:真っすぐが通用しないと思って引退を決意
・掛布:ケガを言い訳にする自分が許せなくなって引退を決意
・掛布:高卒1年目から体を作る間もなくレギュラーでいた自分には33歳で限界
〜清原にしても松井にしても34-35歳のところでヒザにきている
〜ヤクルトと大洋からの誘いは嬉しかったが、阪神で現役を終えたかった(引退試合をやってもらったのも球団史上初だったらしい)
・王さんについて、江川「すべてにおいてまじめ」掛布「厳しい人」、ホークスへ行ってからは優しくなった
・長嶋さんについて、掛布・江川ともあこがれの存在。特に掛布は同じ千葉の大先輩でもあるし。江川「長嶋さんは何を考えているかわからかった」
・巨人−阪神戦の伝統:いいかげんなことは出来ないと感じた
・掛布:2009年10月4日甲子園最終戦5−0とリードしてても、最後は球児で終わらせて欲しかった。
(←生観戦した管理人も同意見)
・2009年日本シリーズダルビッシュ登板の是非:掛布「投げさせるべきではなかった」江川「投げて欲しかった」
・2007年日本シリーズ最終戦の完全試合目前にして山井交代:掛布「岩瀬が3人できっちり抑えたことを評価したい」、江川「最後は岩瀬に投げさせるべき。エース川上憲伸なら最後までいかせるけど」
・野球は監督が目立っちゃいけない
・江川「初登板のとき、打席で山本和の打てそうな球が打てないのにプロのレベルの高さを感じた」
・江川「ピッチャーは打たれたことはよく覚えているけど、抑えた試合は覚えていない」
・掛布「バッターは打った時しか覚えていない」
・掛布「巨人、阪神の二遊間にはうまい人が多い。これは伝統」

<江川の選ぶ巨人歴代ベスト9>
投手:金田
捕手:阿部
一塁:王
二塁:篠塚
三塁:長嶋
遊撃:広岡
レフト:高田
センター:柴田
ライト:松井

<掛布の選ぶ阪神歴代ベスト9>
投手:江夏
捕手:田淵
一塁:バース
二塁:岡田
三塁:藤村(掛布)
遊撃:吉田
レフト:真弓
センター:新庄
ライト:ラインバック

<管理人が選ぶ阪神歴代ベスト9>
投手:村山−江夏−藤川
捕手:矢野(田淵)
一塁:バース
二塁:岡田
三塁:掛布
遊撃:吉田
レフト:金本
センター:新庄
ライト:真弓

・掛布:プレーヤーの頃はお家騒動はあんまり感じなかった
・江川:巨人の選手管理の厳しさは、生え抜きの監督でないとできない
・掛布:現役時代にFAがあったら一度他球団の評価は聞いてみたいと思う
・江川:巨人は勝たなくてはいけない。それが故のFA、逆指名ドラフト導入だったことは否定しない
〜今は、フランチャイズ制が定着しつつあるから、巨人中心でもないような気がするが
掛布:今の阪神のチーム作りは一時期の巨人の後追い
・江川:原監督は「精神的に弱い選手はダメ」というスタンス。今は、外部から来た人が3、4番にいるが、ここが自前になってはじめて原野球の完成
・掛布・江川「どのチームもエースと4番は自前で育てて欲しい」
・掛布:三木谷さんから楽天の監督の話はあったが、監督に「黒字」を求めることに違和感を感じ断った
・掛布・江川「将来監督になるかどうかはタイミング」
・掛布「自分が監督になったら打ち勝つ野球をやりたいが、軌道修正を余儀なくされるだろうな(実際、田淵さんがそうだった)」
〜守りの野球が一番勝つ可能性が高いから
・掛布・江川:NPBを経ずにMLBには行って欲しくない
・掛布:2010年の阪神の弱点は後ろのピッチャー。城島が6番に入れば強い
・江川:2010年の巨人は先発が不安
・掛布:本人のことを考えれば山口の先発転向は間違いではない
・掛布・江川「中日は怖い」
・掛布:自分たちが現役の頃の甲子園の阪神−巨人戦は球場全体が、まるで紅白のように真っ二つに分かれていた。今は阪神一色で、本当に巨人と戦っているという雰囲気がないじゃない。
・掛布:阪神ファンの人には申し訳ないけれども、僕は、もうちょっと相手球団のファンの方が入れる球場であって欲しいなという思いがある。
 

なんてことが書いてありました。

他の方の書評はこちらでも
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こちらも備忘録
5/23のパ・セ交流戦
オリックス7−3巨人
 オリックスT―岡田が1回に先制適時打、2回に3点本塁打を放ち、序盤から6点の大量リードを奪って3連勝。巨人は西村健の立ち上がりが誤算。

◇楽天8―2中日
 楽天が快勝した。2回に山崎のソロで先制。3回に内村の適時打や鉄平の犠飛、4回に田中の犠飛など小刻みに加点。田中は6勝目。中日は2連敗。


例によって、球団名のところにリンクしてあるのは生観戦した当該チームのファンの方の関連エントリーまたは球団関係者のエントリーにしてあります。
さらに詳しいことはこちらで
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さらに、安藤もスタンリッジもキャッチャー矢野さんに代えたら(代えてもあかん)と思っている方はこちらへ
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 08:23 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(2) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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