2010年03月03日

NAVI休刊と徳大寺有恒「間違いだらけのエコカー選び」

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昔はよく読んでたんですけどね

ということで、最新号(2010年4月号)買ってきました。
NAVI ( ナビ ) 2010年 04月号 [雑誌]

NAVI ( ナビ ) 2010年 04月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ニ玄社
  • 発売日: 2010/03/01
  • メディア: 雑誌

プレミア化するのを狙っている訳ではありませんけどね…
これも時代の流れなんでなしょうね。クルマが売れなければ関連業界も萎むの典型でもあるし、クルマ自体も趣味色が薄くなってるということもあるでしょうね。
⇒参考エントリー:[雑誌の休刊ラッシュ]二玄社 NAVI の休刊に思う(GUITARHYTHM never gonna stop!)
管理人がクルマ雑誌不振の大きな要因だと思っているのは、ブログの存在。車を購入する際に、自動車雑誌に専門家が書いたロードインプレッションより、一般ユーザーの人が書いたブログの方が目線が近い分より参考になると思っているのは自分だけではないでしょうしね。

そんなことも踏まえて今回は既に読了した自動車関連本の紹介を。
間違いだらけのエコカー選び

間違いだらけのエコカー選び

  • 作者: 徳大寺 有恒
  • 出版社/メーカー: 海竜社
  • 発売日: 2009/12/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


著者は、2006年1月に「間違いだらけのクルマ選び 最終版」を上梓して、1976年からの「間違いだらけのクルマ選び」シリーズを完結し、一線を退いていたはずが、さすがに昨今の情勢から何か言わざるを得ないと思ったんでしょうね。

従来の「間違いだらけのクルマ選び」シリーズとは違って、総論部分が長くて、各論(いわゆる各車ごとの評価)が少なかったですね。
もう御老齢なんで車を運転すること自体がしんどくなったんでしょうかね?

本徳大寺有恒「間違いだらけのエコカー選び」(海竜社)
1976年から2006年まで、30年にわたりベストセラーを連発した、徳大寺有恒の『間違いだらけ』がついに復活。最新刊のテーマは“エコカー”です。
「カッコ悪いから、死んでもエコカーなんて乗りたくない」と痛烈に主張する徳大寺節のクルマ批評で、いま話題のエコカーを詳しく解説。エコカーのどこが従来のクルマより優れて(劣って)いるのか? そもそもエコカーは、本当に環境に優しいのか? などなど、往年の『間違いだらけ』ファンのみならず、今まさにエコカーの購入を考えているユーザーにもオススメの一冊に仕上がっています。

<本書の内容>
■ハイブリッドは地球を救わない
■真のエコカーの普及を阻む「日本の壁」
■ハイブリッド以外のエコ技術にも目を向けるべきだ
■どこまで進む、日本のクルマの白モノ家電化
■徳大寺有恒の「日本クルマ列島改造論」
■エコカー30台徹底評論:
車(セダン)トヨタ・プリウス/SAI/iQ/レクサスRX450h、ホンダ・インサイト/フィット/ステップワゴン、日産キューブ/エクストレイル・20GTクリーンディーゼル/リーフ、三菱i-MiEV、マツダ・デミオ/アクセラ/プレマシーREハイドロジェン・ハイブリッド、スズキ・スイフトスポーツ、VWゴルフ/ポロ、メルセデス・ベンツSクラス・ハイブリッド、スマート・フォーツー、BMW7シリーズ、MINI、アウディA3スポーツバック、ポルシェ911、ルノー・カングー、フィアット500、アルファロメオ・ミト、ランドローバー・ディスカバリー、ベントレー・スーパースポーツ、シボレー・ボルト、テスラ・モデルS
+現役車100台通信通信簿

【著者紹介】
徳大寺 有恒
1939年茨城県生まれ。成城大学卒業。トヨタ自動車ワークス・チームの専属レーシングドライバーとして活躍した後、会社経営、フリーライターなどを経て自動車評論家に転身。日本を代表する自動車評論家として自動車専門誌や男性ファッション誌、テレビ、新聞、各種講演などを中心に幅広いジャンルで高い評価と知名度を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
<2010.2.15読了>

ということで、各章ごとにピックアップと管理人の見解を

総論
第1章 ハイブリッドは地球を救わない
・ハイブリッドの最大の「弱点」は「コスト」と「重量」
・現状のハイブリッド技術は従来型のガソリンエンジンの効率の悪い領域(アイドリング、低速走行時など)をあくまでもカバーしているにすぎない
・「ディーゼル化を推進するヨーロッパvsハイブリッド技術で先行する日本」というのは安易な図式、燃費をとことん追求するなら本来は融合されるべきもの
・現行のプリウス、インサイトはエコカーとしての燃費至上主義で作られれたクルマであるので、それ以上のものを期待すると裏切られる
・「将来はEV」という定説には疑いあり→完全電化はバッテリーの長寿命化と充電の効率化など課題が満載で相当先の話だし、砂漠地まで含め世界中電化する必要もない

第2章 真のエコカーの普及を阻む「日本の壁」
・エコカー減税が輸入車に対する障壁になっている→昨年の東京モーターショーに多くの外国メーカーが不参加だったはこのあたりに対する「集団ボイコット」であるという説も
・エコカーが売れても利益は出ない
・10・15モードが現実の運転状況に合っていない
・一番のエコは同じ車に長く乗り続けること
・自動車関連の税金は燃料税に一本化するか、せいぜいそれプラス累進的要素を取り入れた重量税に簡素化すべき
(日本のユーザーの走行距離は諸外国に比べ短い)
・軽自動車枠もいらない
(今の軽自動車は重くなりすぎていて、結局エコではない)

第3章 ハイブリッド以外のエコ技術にもしっかり目を向けるべきだ
・車はもっと軽量化すべき
(昔に比べて重くなっている)
管理人が1984.10-1987.8に乗っていたワンダーシビック
(1.5リッター、3ドアハッチバック、5MT、810Kg)
今の2003年式VW POLO
(1.4リッター、5ドアハッチバック、4AT、1050Kg)


・ディーゼルの見直しが急務
(大型車にはガソリンエンジンは非効率)
・ターボなどの過給技術はディーゼル向き
・低回転域を多用するのでガソリンより静か
>排ガスが黒かったのは燃料の軽油が悪質なものだったからで、ディーゼルそのもののせいじゃない

・アイドルストップと回生ブレーキはすべてのクルマに採用されるようになるだろう
>アイドルストップについては同意
>回生ブレーキは例のプリウスの件でミソがついた感じが…


・ガソリンエンジンだってまだまだ改善の余地がある
(VWのTSI技術=エンジンの排気量を小さくし、直噴と過給システムで効率改善)
・VWには、さらにDSI(=乗用車用直噴ディーゼル)とDSG(=画期的なメカニカル自動トランスミッション)を商品化済
・VWはハイブリッドは大型車向きという認識
>管理人もこの姿勢を評価
>なので、次のクルマはPOLOのTSI+DSG車が第一候補


・日本のメーカーでもマツダなどは内燃機関の効率化やボディの軽量化といった課題に真剣に取り組もうとしている
(しかも、VWのような過給技術も使わないで)
(生産工程の革新=混流生産ラインなど)
>管理人も本来そうあるべきと思っている

第4章 どこまで進む、日本車の白モノ家電化
・いままでの日本のクルマは機能ばかりに目が行って、文化的側面まで関心が及んでいなかったのではないか?
>NAVIはその文化的側面に力を入れてましたね。
→単なる移動の道具としてとらえると、日本の大都市圏ではクルマはいらない
・徳大寺氏自身は、人類にとっても個人にとっても自動車はとても有益なものであり、運転することを通じて、人は多くのことを学べると思う
>管理人もしかり。周囲の状況を読むとかいったことは運転で身に着くと思う。
・アメリカではクルマは必需品、仕方なく乗っている人も多い。
(クルマに特別な熱意を持たないユーザーに実用機能しかないクルマを大量に供給する方が肝要)
・ヨーロッパではパーソナルな移動手段
・日本はアメリカとは対極にあるマーケット。趣味性を求めるユーザーは多くなるはず
・なのに、トヨタは伝統的に突出した信頼性の高さと引き換えに乗り手の「やる気」をそぐようなクルマ作りをしている(若干の例外をのぞく)
→それがクルマ離れを促進している一因
>管理人がアンチTOYOTAなのは、その点。
・他の日本メーカーもトヨタに似たり寄ったり
>昔は日産もホンダもマツダも三菱もクルマ好きが作っていたんですけどね
>ホンダはオデッセイとステップワゴンあたりから白物家電化してるし、
>日産はどっかの万年2位で(経営陣が)満足しているプロ野球チームに通ずるものがあるし


第5章 徳大寺有恒の「日本クルマ列島改造論」
・高速道路の無料化の恩恵を受けるのはドライバーだけではない
・無料化したら道路会社は、SAのテナント収入や不動産開発で稼げばいい
・財源は「化石燃料税」で、これでガソリンが高くなっても構わない。その代わり「重量税」を除く自動車の保有に係る税金は撤廃して欲しい
人間の本性であり、歓びでもあるモビリティを否定してはいけない
(移動が活発になれば経済活動も活性化される。同時に自動車メーカーは崇高な理想を掲げて未来への果敢なチャレンジを行って欲しい)
>ここが著者の言いたかったこと

各論
1.厳選エコカー30台徹底批評
・プリウスは(エンジンを使うか、モーターを使うか)駆動力の配分はクルマ任せ
・インサイトはドライバーが主導権を持っている
→葉っぱの形をしたアイコンで運転を診断するデバイス等でエコな運転を意識づけるしかけが秀逸
・クルマらしいクルマとは、走ってナンボ、使えてナンボのクルマ
(走る、曲がる、止まる能力、さらに運転する楽しさと経済性のバランスが全体的に高くて、気持ちよく運転できるクルマ)
→国産車では現行アクセラ
・依然すべての面で小型の模範はVWゴルフTSI
・新型POLO→ゴルフよりさらにエコロジカルで若々しい魅力にあふれている
>管理人の使用環境ではゴルフはオーバークオリティ、新型POLOで十分(1.4リッターノーマルエンジン車試乗記

2.現役車100台通信簿
>各項目ごとの数値以外の情報はありません

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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 05:56 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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