2010年02月16日

吉田義男「牛若丸の履歴書」+α

(Ser.4526)
本題に入る前に、まずは
ssasachan / スーパーサウスポーあさちゃん。
巡回先のブログから「グッと来た写真」経由元記事⇒100207 星の王子さま http://ow.ly/17Dvs 〔オリックス宮古島キャンプ 2010年2月7日 14時 小瀬浩之選手の遺体を乗せた飛行機を見送る 坂口智隆選手(左)と一輝選手(右)〕 at 02/16 05:51
を紹介します。
その他、バンクーバー五輪関係とかプロ野球のキャンプ情報とか拝啓、石井浩郎氏が今度の参院選に出るらしいとか、サッカー関連とかはこちらを見てもらうとして、
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今回の本題はこちら
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牛若丸の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

牛若丸の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: 吉田 義男
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2009/04
  • メディア: 文庫


よっさんに望むのは、同世代の巨人関係者より長生きしてということ。

というのも、川上哲治のライバル藤村富美男は故人だし、長嶋茂雄のライバル村山実も既に鬼籍に・・・

さらに、掛布と江川、岡田と原も巨人関係者の方が長生きしそうだしね・・・

本吉田義男「牛若丸の履歴書」(日経ビジネス人文庫)
現役時代は“牛若丸”の異名をとった名遊撃手、引退後はバース・掛布・岡田のクリンナップで日本一に導いた監督として、ある意味阪神という球団を体現する野球人の自伝。「牛若丸の見た猛虎群像」も読み応えたっぷり!

【目次】
はじめに―私の原点
第1部 牛若丸の履歴書
 第1章 野球少年
    1 少年時代/2 学童疎開/3 野球部に入部/4 学制改革で廃校
 第2章 牛若丸の青春
    5 父親代わり/6 甲子園出場/7 主将で四番に/8 立命大入学
 第3章 牛若丸誕生
    9 大学中退/10 初キャンプ/11 松木監督の口癖/12 ヤンキース来日
 第4章 鍛え直す
    13 藤村監督排斥/14 プロ五年で結婚/15 天覧試合/16 大徳寺で修行
 第5章 栄光を経て
    17 優勝を初体験/18 今里純さん/19 奇跡の逆転優勝/20 現役引退
 第6章 爆発!猛虎軍団
    21 アメリカかぶれ/22 五年遅れの監督/23 江夏を放出/24 三連発トリオ
 第7章 すべては野球のために
    25 天国と地獄/26 フランスで指導/27 三度目の就任/28 これから

第2部 牛若丸の見た猛虎群像
藤村富美男/小山正明/渡辺省三/バッキー/山本哲也/三宅秀史/鎌田実/山内一弘/村山実/田淵幸一/江夏豊/掛布雅之/真弓明信/岡田彰布/平田勝男/木戸克彦/バース/ゲイル/中西清起/佐野仙好/今岡誠/井川慶/矢野輝弘/金本知憲/鳥谷敬

猛虎群像略歴

2010.2.7読了

文庫本ですが読み応えのある本です。

以下、気になったところをピックアップ。

・立命館を一年で中退し、プロ入り
〜殺し文句は2つ(藤村兄も金田もキミならプロでも十分やれると言っている/阪神電鉄はいずれ姫路から名古屋まで一本につながる大鉄道になる)

・フットワークは軽快だったが、エラーは多かった
〜松木監督が「人は失敗して覚える」と辛抱して使ってくれなかったらここまでにはなれなかった

・日米野球山内一弘(当時は毎日)さんと親しくなって、打撃の教えをこいていた

・藤村監督排斥運動はいったいなんだったんだろう
⇒その後の阪神のお家騒動体質の始まり
⇒その間、巨人と大きく差がついた

・天覧試合の負けは、村山が長嶋に打たれたサヨナラHRより、藤本も走塁ミス(牽制死)の方が悔やまれる

・大徳寺の修業で「徹する」ということを決心

・藤本定義監督が、巨人の初代監督だったことを生かして、敵将の権威をつぶす心理作戦で、阪神の巨人への苦手意識を払拭

・最近の内野守備の逆シングルゴロ捕球には違和感。
⇒あれは人工芝野球のもの。自分の時代は「正面に入って捕れ」と言われた

・1964年の逆転優勝の経験から、1985年は正式に決まるまでは優勝宣言を封印

・引退時に村山との確執はない

・引退後の渡米体験から、クローザーの必要性を実感
⇒新監督就任時の1975年は(広島から若生と交換で獲得した)安仁屋をクローザーに
⇒江夏は1年辛抱した
⇒査定の改善をフロントに提言したものの実現できす、逆に悪者にされた

・バースは安藤監督続投なら戦力外になるはずだった
⇒2回目の監督就任時にまずはバース残留を要請
⇒センターラインの強化。キャッチャー木戸固定/セカンド:岡田−ショート:平田

・勝った時こそ新風を吹き込まなければいけない。
⇒それを欠いたため、1985年の日本一から1987年の最下位となった

・3度目の監督就任時
⇒今岡の抜擢と中日から矢野獲得

・藤村富美男〜野球は器用だったが生きるのは不器用

・小山正明〜本当は繊細な男だったが、言動はぶっきらぼうだった

・バッキー〜ボールはひねくれて打ちにくかったが、ゴロまでひねくれて守りにくかった

・山本哲也〜野村や森のように捕手として、ズル賢い面がなかった。

・三宅秀史〜世話女房のようだった

・鎌田実〜中日入りするつもりが、担当スカウトと一緒に阪神入り

・山内一弘〜自分をアピールする力があったら球界の中枢で生きていけたはず

・村山 実〜本物のフォークは杉下と村山しか投げてない。兼任監督は選手寿命を縮めた

・田淵幸一〜新人の頃から将来性をかっていたが、監督になったときには関取になっていた。引き締め策でタイトルも取った

・江夏 豊〜低めの球でも伸びた。コントロールも良かった。ただ、甘やかされて乱れていた
⇒阪神は昔からスター選手を甘やかして助長させる傾向にある

・掛布雅之〜実に粘り強く、練習熱心。肩は強かったが送球ミスが目立った。ただ、ファーストに長身の選手が多かったおかげでカバーできた
>管理人評:シーツ、関本、新井につながる

・真弓明信〜空気が読める男
⇒監督は無難なだけでは務まらない
>管理人評:この本は2009年のシーズン前の上梓ですが、ほらよっさんの言ったとおり・・・

・岡田彰布〜まさに強運の男。阪神歴代のセカンドでは、守備なら鎌田、打撃なら岡田

・平田勝男〜岡田との二遊間は投手陣をずいぶんと助けた
⇒部員が多い東京六大学のキャプテン経験者は付加価値がある

・木戸克彦〜2度目の監督就任時に正捕手指名。度胸が据わっていいて、細かい気配りが出来て捕手向き

・バース〜観察眼に優れ、研究熱心
⇒外国人選手とグラウンド以外での接して、コミュニケーション不足にならないように心がけた

・ゲイル〜体は大きいが神経質な投手

・中西清起〜球威と度胸を備えていた

・佐野仙好〜川崎球場のフェンス大激突からよく立ち直った。掛布とのポジション争いに負けても黙々と練習。一枝コーチが外野への転向をすすめた

・今岡 誠〜野村監督は闘志が表に出ない選手を好まなかった(同タイプだと思うのに・・・)。プロの内野手は守れないとレギュラーに定着しないと思い、守備を徹底的に鍛えた

・井川 慶〜周りからは難しい存在と思われたのでは?
⇒関東出身の選手にとって阪神はやりにくい

・矢野輝弘〜どうしても正捕手として欲しかった。リードは奇をてらわず、外角低めを基本に投手の一番いい球を引き出している

・金本知憲〜3回目の監督の時の広島の選手としての印象は薄い。巨人に入らず阪神に来てくれてパワーバランスは保たれた

・鳥谷 敬〜運のいい男。岡田監督の期待に十分こたえたとは思う。守備はボールを保持する時間が長いし、早い送球と強い送球の使い分けができていないが。首位打者を狙えるはず

他の方の書評はこちらからも
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 06:25 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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