2009年12月26日

大穂耕一郎「関東ローカル線旅日記〈1両目〉」

小田急といえばこれ
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本大穂耕一郎「関東ローカル線旅日記〈1両目〉」(まつやま書房)
鉄道が好きな人すべてに読んでほしい鉄道書籍
 東急、小田急、中央本線。おなじみの首都近郊路線をはじめ、上毛電鉄(群馬)、銚子電鉄(千葉)、真岡鉄道(栃木・茨城)、秩父鉄道(埼玉)、茨城交通(茨城)、いすみ鉄道(千葉)など。
 日本のローカル線がこの先生き残るにはを問う、鉄道の今後を示した鉄道書籍。関東ローカル鉄道のうち9路線を著者自身がまわった体験記をもとにのんびり紹介。
(2009.12.20読了)

この本で取り上げられている9路線中管理人の乗車経験は、
【全線乗車済】
東急電鉄・小田急電鉄・中央本線
【未乗車】
上毛電鉄・真岡鉄道・茨城交通湊線ひたちなか海浜鉄道・秩父鉄道・銚子電鉄・いすみ鉄道

となっておりますが、東急、小田急、JR中央線がローカル線ですか!?
という疑問には、P216で「ローカル」を田舎の意味で使っているのではなく「その地方特有」という意味。すなわち「LOCAL(各駅停車または普通)列車が走っている路線」と意味合いで使っていると変な理屈つけてますが、あんまり気にはしてません。
そもそも鉄道の楽しみ方は人それぞれですし、他人に迷惑をかけない範囲で本人が良ければいいのです。

このブログの前身の「ポロと旅する〜あさちゃん。と一緒」の一番最初のエントリーが「今日はJR東海371系に乗りました」となっていることや鉄道カテゴリーを独立させていることからもわかるように、自分もいわゆる鉄ちゃんの一人であるわけです。
でも、「ポロと旅する」というタイトルがついているように、クルマ系もやっているし、青春18切符には関心ないし、全線完全乗車までやる気はないしという感じです。
ということで、多趣味の中のひとつに「鉄道」があるという認識してますが・・・

で、この著者は管理人が勝手に「三大テツ人」と名づける「宮脇俊三」「種村直樹」「川島令三」の中では、「宮脇俊三」と「種村直樹」の中間に位置する人なんでしょうね。
自分もそのあたりのスタンスで行きたいかなと。


ちなみに、自分が勝手に「三大テツ人」と名づける「宮脇俊三」「種村直樹」「川島令三」の中で、非鉄道ファンから受け入れられるのは、
宮脇>種村>(超えられない壁)>>>川島

の順だと思うのですが、その点でもこの本は鉄道に関心のない人でも抵抗なく読めると思います。

それと、本書とは外れますが、最近鉄道の写真を撮る人を良く見かけるようになったのは、鉄ちゃんが増えたというより、携帯電話にカメラが標準装備されるようになった影響が大きいと思います。

【ご参考】酒井順子「女子と鉄道」@ポロと旅する〜あさちゃん。と一緒


以下、本書から気づいた部分のメモです。
・大手私鉄が不採算ローカル線を切る動き
⇒第三セクター化での成功例(和歌山電鉄など)は、地元で経営に協力
・旧国鉄101系は頑丈に作られているので、秩父鉄道でも車暦40年を超えた今でも現役⇒103系でなくて良かったね
・ぬれ煎餅が銚子電鉄を救う
F1010653.JPG←上野駅でも売ってるし・・・
・鉄子(女性の鉄道ファン)が増えてますね
・鉄ドル(木村裕子=かなりの鉄道知識を持ってるねと評価)
・小湊鉄道がやる気になってくれないと、いすみ鉄道の存続も危うい
・等々力渓谷には驚き(こんなところに渓谷があるなんて)
・著者はつばめ好き(特急も鳥も野球も)
・P186の写真【愛甲石田−伊勢原間】は管理人の近所
image/2009-12-25T23:29:471
・小田急5000系がなくなるのはさびしい
⇒管理人も小田急色(白地の青)がなくなるのはね
・EXEはロマンスカーらしくない
D1000729.JPG⇒管理人的には、外観が×なだけですが・・・
・地下鉄を走るロマンスカー
D1007933.JPGD1007934.JPG
・JRの新型車への不満
⇒ステンレスに線別の帯が味気ない
D1000413.JPG
⇒シートが固い(特に209系、231系。E233系ではましになったが)
(管理人がおもに乗る小田急も3000系や8000系のシートだけ交換車×、4000系でましに)
D1000513.JPG
⇒バケットシートに区分けされているのもゆったり座れないし
⇒中間の握り棒もじゃま
・フォトショップで架線を消して加工するのは邪道
・201系には愛着がある
D1000198.JPG
・鉄道ファンには鉄道を守り育てるという役割があると思う

【著者紹介】
電車大穂耕一郎(おおほ・こういちろう)
1954(昭和29)年 東京都文京区に生まれる。
1976(昭和51)年 秋田大学教育学部卒業。卒論は「東北地方における鉄道交通の現状と将来」。
現在、あきる野市立屋城小学校教諭。
趣味は鉄道、旅、山登り、渓流釣りなど、空の下の生活を楽しんでいる。まつやま書房からは、他に『秩父鉄道新風土記』を出しており、また新刊として『春の小川でフナを釣る』を発刊した。 
<著書>
『峠を越えたヤマメはイワナになった』(のんぶる舎)
『鉄路の記憶 東北1969-1976』(無明舎)
「八高線は北風に負ケズ」(まつやま書房)
「秩父鉄道新風土記」(まつやま書房)
「駅前旅館に泊まるローカル線の旅」(ちくま文庫)
「東北ローカル線の旅」(無明舎出版)
「がんばれ!秋田内陸線」(無明舎出版)等々。

関東ローカル線旅日記〈1両目〉

関東ローカル線旅日記〈1両目〉

  • 作者: 大穂 耕一郎
  • 出版社/メーカー: まつやま書房
  • 発売日: 2009/04
  • メディア: 単行本



ちなみに、この本は<1両目>というタイトルにしているとおり、続きがあるようです。
著者のHPから:関東 ローカル線旅日記

2両目
JR吾妻線、JR烏山線、JR水郡線、鹿島臨海鉄道、小湊鉄道(五井−養老渓谷)、JR内房線(全線)、京浜急行電鉄(全線)、東武鉄道東上線(池袋−坂戸)、西武鉄道(狭山線、山口線、多摩湖線、西武園線、有楽町線全線・池袋線池袋−西所沢・新宿線西武新宿−新所沢)

3両目
JR日光線、わたらせ渓谷鉄道、東武鉄道日光・鬼怒川線(全線)、常磐線(上野−勝田)、武蔵野線(全線)、JR久留里線、上信電鉄、箱根登山鉄道(全線)、成田線(佐倉−成田空港)、外房線(全線)、青梅線、東北本線(上野−大宮)

4両目以降
JR信越本線(高崎−妙高高原)、横浜線(全線)、江ノ島電鉄(全線)、JR川越線、京成電鉄(柴又−京成金町間を除く全線)、京王電鉄(府中競馬場線を除く全線)、都電荒川線(面影橋−三ノ輪橋)、総武流山電鉄、東海道本線(全線)、JR相模線(全線)、伊豆箱根鉄道大雄山線(全線)、京浜東北線(全線)、JR八高線、上越線、関東鉄道(取手−下妻)
注:( )内は管理人の乗車済区間
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おまけ
posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 00:00 | ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ほう、こんな本がでていたんですか。
情報ありがとうございます。
早速、宣伝しないと。
(吉田)
Posted by ひたちなか海浜鉄道 at 2009年12月28日 10:37
>ひたちなか海浜鉄道さん
コメントありがとうございます。
この前、勝田までは行ったんですよ。
時間がなくて湊線には乗れませんでしたが・・・
Posted by 管理人 at 2009年12月28日 20:30
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