2009年11月15日

2009年度日韓クラブチャンピオンシップの試合結果を受けて、三橋貴明「本当はヤバくない日本経済」を紹介

(Ser.4398)
野球2009年日韓クラブチャンピオンシップ@長崎 2009.11.14
【●KIA(KBO)4−9 読売(NPB)○】
読売ジャイアンツ 000 001 701|9
KIAタイガース  100 020 001|4
[勝]野間口 [敗]郭正哲
◇開始 13時01分 ◇試合時間 3時間19分 ◇有料入場者 豊浦彰太郎さんはじめ14,331人

野球巨人が逆転勝ちで日韓クラブCSを制す(NPBニュース)
日本シリーズ優勝の読売ジャイアンツと韓国シリーズ優勝のKIAタイガースが対戦する「日韓クラブチャンピオンシップ」は14日、長崎県営野球場(ビッグNスタジアム)で行われ、読売が9−4で逆転勝ちし、日韓王者対決を制しました。
 試合は序盤、KIAが優位に進め、先発・梁弦種投手が巨人打線を5回まで2安打無失点に抑えると、羅志完選手の2本のタイムリーで3−0とリードしました。
 しかし、巨人は6回に小笠原選手のホームランで1点を返すと、7回には無死1、2塁から阿部選手がライトへ3ランを放って逆転。なおも、ラミレス選手、亀井選手、工藤選手の3連続タイムリーで、この回一挙7点を奪いました。
 巨人は先発・ゴンザレス投手から内海投手、野間口投手、オビスポ投手とつないで逃げ切りました。
 これで、昨年までのアジアシリーズでの4連覇に続き、今大会もNPB代表チームが "アジアの王者対決" を制しました。

昨年までは東京ドームでアジアシリーズが開催されていたわけですが、諸般の事情により今年は日本一と韓国一のチーム同士の一発勝負に。しかも、舞台を長崎に変更。
そんな訳で野球系ブロガー界を当たっても巨人ファン系ブロガー以外のエントリーが少なかったですね。
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14,331人という観客動員にしても、
<過去のアジアシリーズ決勝戦>
2005年 37,078人(ロッテ)ナイター
2006年 24,580人(日ハム)ナイター
2007年 21,091人(中日)ナイター
2008年 18,370人(西武)デーゲーム

<長崎NDスタジアム開催公式戦>
2009.4.21(火) 20,817人(巨人−ヤクルト)
2009.7.28(火) 17,356人(ホークス−オリックス)
2005.9.13(火) 20,848人(巨人−阪神)
(備考)すべてナイター。キャパは25,000人

と比較すると最少。
東京ドームでやっていたとしたら、多分この方をはじめ多くの巨人ファンが集結していたでしょうね。少なくとも、2005年の決勝戦の観客動員超えは確実だったような気が・・・
なんか、もったいない話ですね。

試合の方は、途中までKIAがリードしていたんでもしかしたらという期待もあったんですけど、結局は先発の梁弦種が打てなかっただけのこと。ピッチャーが代わったらあっさり逆転しちゃいましたね。

ともあれ、梁弦種には猛虎魂を感じるので、星野さん、坂井さん、すぐに韓国へ飛んで下さい(爆)


ということで、日本のプロ野球もまだまだ捨てたもんじゃないということが分かったので、こちらのポジティブ系経済関連本の紹介を。
本三橋貴明「本当はヤバくない日本経済 破綻を望む面妖な人々」(幻冬舎)
巷の「日本経済破綻」論は、データ無視の暴論ばかり――。韓国・通貨危機を分析、推論した著者が、正確な数値・指標を駆使し、日本経済への誤解を解消する。もうメディアにはだまされない。

目次
序章 間違いだらけの「日本経済破綻論」
第1章 円高脅威論の嘘
(「日本は外需依存国家」の嘘/実質実効為替レート/問題は円高ではなく、需要縮小/為替介入と外貨準備高の本当の意味/日本のIMF支援の意味/大切なのは、為替対策ではまく雇用対策)
第2章 オバマ・ショック(質への逃避)
(ブラディ・チューズデイ/苦悩するFRB/プリンティング・マネー
/ヘリコプター・ベン/ニクソン・ショック/オバマ・ディール政策のお金は誰が出すのか/オバマ・ショック)
第3章 円高最強国家への道
(SWOT分析/内需依存の成長戦略への転換/円高を活かす戦略への転換/持たざる者の強み/世界で最も安全な国で、犯罪件数が減少している現実/技術こそ、我らが全て/日本政府は国債を発行せよ)
最終章 鍵を持つ者
2009.9.27読了


以下、気づいたところをピックアップします。

・基本的にマスメディアの「日本経済破綻論」には、数値データの裏付けはほとんどない。もしあったとしても、それは各経済指標の一面しか見ておらず、多面的な分析は一切行われない。

・数値データに基づき何らかの判断を下す際、必ず守らなければならない「三つの原則」
 @絶対値で見ない(割合で見る)
 A流れで見る(瞬間で見ない)
 B他者と比較する

・世間の一般常識の誤り
 @日本は外需依存国家ではない
 A実質実効為替レートで見ると、現在の為替レートはそれほど円高とはいえない
 Bそもそも輸出企業が苦境に陥っている最大の理由は、円高ではない
 C未だかって、通貨高で破たんした国家はない。通貨暴落でならいくらでもある

・日本は輸出が減っても、内需はそれほど縮小しない(外需依存国でないため)

・日本の輸出の主役は耐久消費財ではなく、工業原料や資本財である

・米国自動車メーカーのビッグ3はGM、フォード、クライスラーとうより、むしろGM(シェア21%)、トヨタ(同17%)、フォード(同16%)

・中央銀行の為替介入=政府が証券を発行し、自国の金融機関などから自国通貨を購入

・日本が対外債権を取り立てやすくするための「IMF」

・大切なのは、為替対策よりも雇用政策

・円高により日本国民の購買力が上がれば、国内市場を相手に商売している中小企業の業績が向上する。日本の雇用の7割以上は中小企業が担っている

・金融危機が実体経済に波及

・米国の住宅価格と将来所得の二つのひずみが解消されるまでの期間、日本の輸出製造業にとって厳しい状況が続く

・FRB自体が公正なルールを捻じ曲げようとしている

・ドル基軸通貨制が維持できる水準のドル安であれば、アメリカはまったく気にしない

・日本国債は債権者が日本国内
 〜外債に頼るとデフォルトのリスト大になるが

・ドル基軸通貨制度を維持できている微妙なバランス
 @米国債の格付けがAAAを維持している
 A原油の決済がドル建てで行われる
 B外国が米国債を買い続ける
 C双子の赤字の穴埋めとなるドルが、アメリカにきちんと還流される

・政府財政支出の財源
 @増税
 A国債を発行
 B紙幣を増刷
 C政府の資産の取り崩し

・国内でお金が流れないこと自体が問題

・幻の共通通貨「アメロ」

・SWOT分析
(S=強み、W=弱み、O=機会、T=脅威)

・「○×だからダメだ」などと「できない」のではなく「やらない」ことに、後付けで理由を付け加える敗北主義はそろそろ捨て去った方が無難

・鉄道網が高エネルギー効率の源

・ロシアからの原油輸入を増やさず、中東依存度が高いことで中東諸国に好意を持たれている。

・エネルギー問題に対するソリューション
 @円高と購買力向上を活用し、資源そのものを確保
 A国富ファンドにより、資源の権益を確保
 B省エネルギー技術のさらなる発展
 C国内資源によりエネルギー自給率100%をめざす
  ⇒日本列島周辺海域のメタンハイドレードの実用化

・日本の犯罪発生率は諸外国と比較してもかなり低いし、発生率も下がってきているが、外国人犯罪だけは増えている。
(特に、来日中国人、韓国人)

・イギリスBBCの調査
 世界に良い影響を与える国:1位 日本
 世界に悪い影響を与える国:トップタイ 中国&韓国

・今後日本が注力すべき技術分野
 @直接的な内需拡大が見込める分野(リニア新幹線)
 A石油代替エネルギーに関連する分野
  (バイオ燃料は稲藁から製造)
 B国民の知的水準の高さを生かしたコンテンツ産業、ソフト分野
 (同質化された高い知的水準に基づく)
 (活字は新聞や書籍では読まなくなっているが、ネットで読んでいる=ブログの使用言語のトップは日本語)
 (新しい技術、製品を早く受け入れる)
 (携帯電話がガラパゴスでもかまわない=世界的競争力の源泉)
 C金融・不動産サービス分野
 (国債は政府の借金であって、国民の借金ではない。国民は債権者。日本のマネーを活用して日本国民を富ませる方に使うべき)

・日本はまずは自国に可能な内需拡大策を毅然として実行すべき
 〜マスメディアの悲観論に乗せられ、過度に消費を委縮してしまう方が問題

著者略歴:三橋 貴明
1994年、東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部卒。外資系IT企業をはじめNEC、日本IBMなどに勤務後、2004年、中小企業診断士の国家資格を取得。07年ごろ、インターネット掲示板「2ちゃんねる」上での韓国経済に対する分析、予測が反響を呼ぶ。掲示板内で書籍化の計画が発案され、その経緯もネット上で報告される珍しいプロセスを経て、同年6月『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社)を刊行。企業の財務分析で培った解析力をマクロ経済に応用し、経済指標など豊富なデータをもとに国家経済を多面的に分析する「国家モデル論」が注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

本当はヤバくない日本経済 破綻を望む面妖な人々

本当はヤバくない日本経済 破綻を望む面妖な人々

  • 作者: 三橋貴明
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2009/04/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



『景気も「気」から』

悲観論より、楽観論の方が、後味がいいと思うんですね。

日本人ってどんだけドMなんだろう(爆)

なお、来年は台湾開催でアジアシリーズ復活とか、工藤さん背番号「50」で西武復帰とかのニュースの詳細はこちらで
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 09:24 | ☁ | Comment(4) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
それにしても、それにしても巨人ファソとはなんとも贅沢な人たちよ。

見せてくれ。圧倒的に強いジャイアンツを。
何年も、何年も。オレがジジイになってもだ。

って、自分なんて平均して6年に1回リーグ優勝、12年に1回日本一でええと思ってるんですけどね。
Posted by 管理人から追記 at 2009年11月15日 09:46
昨日の日韓CC、CS放送で生中継していたので初めの方だけチラッと見たのですが、好天なのに空席が目立ちましたね(特に三塁側)。
まぁ、巨人もフルメンバーで戦って負けたらシャレにならないので、勝って良かったですね(棒読み)。
KIAタイガースの中継ぎ投手陣は、日本で言うところの「俺達」だったようですねw。先発の梁投手は21歳とまだ若いし、是非とも日本のタイガースに来て欲しいですww。
Posted by ぴゅあらっく at 2009年11月15日 11:56
>ぴゅあらっくさん
コメントありがとうございます。

>巨人もフルメンバー
逆に、KIAはガトームソンが帰国してたり、他にもレギュラーの一番バッターが軍役に取られたりと、ベストメンバーではなかったようで。
そんな中、途中までリードできたのにはアッパレかなと・・・

それにしても、韓国のタイガースはユニが赤いのは、日本の近未来の球界再(以下自主規制
Posted by スーパーサウスポーあさちゃん。@管理人 at 2009年11月15日 12:37
日曜日のデイリーのこの試合関係の見出しが

・長崎はきょうも阿部だった…逆転3ラン
http://www.daily.co.jp/baseball/2009/11/15/0002516478.shtml

この見出しはウマいと思いつつも、この試合の結末に
「(デイリーが歌詞のパクリなら、こっちはアベシのヒーローインタビューのいつもセリフのパクリで)最低で〜す!」
と突っ込んでいたアンチ巨人の人どんだけ〜?

ちなみに、自分が10年くらい前に長崎市内へ行ったときに、初日も二日目も雨で、
「ああorz、長崎は♪今日も雨だった♪」
とぼやいていたことがあります。
Posted by さらに管理人から追記 at 2009年11月16日 09:41
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