2009年08月04日

日下公人著・日本人の「覚悟」

赤星選手登録抹消ということは、精密検査の結果等のケガの詳細な情報は入ってませんが、少なくとも10日間は試合に出られない状態だと、首脳陣が判断したんでしょうね。
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さて、今回の本題は読書感想文なんですが。
本日下公人著・日本人の「覚悟」〜「芯」を抜かれた人は退場せよ! (祥伝社)

「新しい戦争」を勝ち抜くために!
――日本の「技術」と「精神」が、これからの世界を決める

今こそ「道徳」に裏打ちされた覚悟が必要だ(本書の内容)
■「知」が先走ると「覚悟」がなくなる
■「今がその時」を忘れ、問題の先送りをするようになった日本人
■昔の子どもは教科書で「思想戦」の準備をしていた
■「生産性の時代」から「消費性の時代」になった
■日本は国際会議を主導せよ
■「救国の外交」を実行できるリーダーの条件

内容紹介(by Amazon)
これから「新しい戦争」が始まる。「新しい戦争」とは「宗教」「文化」「資源」「食糧」「金融」などを対立軸とする。しかし最終的には「道徳戦争」「思想戦争」となるだろう。アメリカの金融崩壊は道徳崩壊に他ならなかった。
アメリカの一局支配が終わり、流動化する世界での「新しい戦争」は「国家間戦争」でありながら「価値観別の戦争」でもある。日本がそれに勝ち抜くためにはどうしたらよいのか。
著者は「日本は国としての自覚を持つべきである」「日本人は覚悟を決めるべき最終地点に来ている」と説く。昔から戦いの雌雄を決するのは、死をも恐れぬ「覚悟」だった。「新しい戦争」に「技術」が武器になることは言うまでもない。だが技術の奥には「精神」がなければならない。その完成した姿に対して日本では「徳」という言葉を与えた。道徳に裏打ちされた覚悟、すなわち日本人の「芯」を日本人は取り戻すべきである。本書では、
1.日本人の「覚悟」と「芯」とは何か。それはいかに醸成されたか。
2.なぜ、かつての日本人が持っていた「覚悟」は失われたのか。
3.「新しい戦争」に勝つために、いかに日本人の「覚悟」を発揮すべきか。
――を軸に、未来予測を踏まえつつ著者が提言する

例によって、日下節満載です。
日下節というのは

日本>>>(越えられない壁)>>>米国ほか諸外国

というのがベースになっているのだと、管理人は感ずるのですが。。。

で、この本から気づいた点をピックアップ

・この本について、スポーツ選手などが「覚悟」をタイトルにした本を出版しているのでそれに刺激されて、日本人の「覚悟」に関して書いてみた。⇒某スポーツ選手の「覚悟」本
・今こそ「道徳」
・「知」より大事なものは「発想」と「覚悟」
・「知」「情」「意」の三拍子そろってこそ
・俗信こそが最高
・日本返り⇒目先のもうけにとらわれず、長い目で信用を守り続ける
・日本人は世界で一番多く友達を持っている
・好奇心/集中力/相互扶助の精神にあふれている
・日本人の良いところ〜礼儀正しいことなど
・2000年の歴史の集積
・江戸時代の刑罰に民度の高さがうかがえる
・天皇の効用〜統一と多様化
・無常観と四季が日本人の「覚悟」のもと
・尋常小学校1年の教科書に「法律」とはなにかということが書いてあった
・今は「タダ」だから、教科書が粗末に扱われる
・「徳」を教えるべき
・首相イジメがビジネスになっている〜マスコミには東大・早大出身の人多く、成蹊出の安倍さん、学習院出の麻生さんをバカにして優越感に浸っている
・生産性を上げても人間を幸福にしない〜消費を増やせ
・この件について、小渕元首相が「自分の手で総選挙をやって支持基盤を固めたら検討する」と言っていたけど、その前に亡くなって残念
・高橋是清も消費が経済を動かすことを知っていた
・「うどんタクシー」のような発想が必要
・国際会議競争力も必要
・救国の外交を実行できる条件
@英語力、A諸外国を見下す気概、Bアピール力、C @〜Bを愛国心でつなげる、D無私、Eみんなで幸せになろうという愛の心
〜安倍さんと麻生さんにはあると思う>エェ〜

ともあれ、悲観論的な本を読むより、これくらいポジティブすぎる本を読んだ方が精神衛生上いいことは間違いないです。ハイ


日本人の「覚悟」

日本人の「覚悟」

  • 作者: 日下 公人
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2009/04/24
  • メディア: 単行本



著者について
日下公人(くさか・きみんど)
1930年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、ソフト化経済センター専務理事・理事長、東京財団会長を歴任。現在、日本財団特別顧問。三谷産業監査役。原子力安全システム研究所最高顧問。
ソフト化・サービス化の時代を先見し、つねに日本経済の名ナビゲーターとして活躍。正確な未来予測には定評がある。

ご参考:
【書評】『日本人の「覚悟」』日下公人著(MSN)
日下公人『日本人の「覚悟」 「芯」を抜かれた人は退場せよ!』(一日一冊)
日本人の覚悟(役員サロン)
『日本人の覚悟』日下公人(星塵抄)
日下公人「日本人の覚悟」(モートンの部屋)
日下公人「2009年の日本はこうなる」(ポロと旅する〜あさちゃん。と一緒)
日本の文化力が世界を幸せにする(ポロと旅する〜あさちゃん。と一緒)
竹村・日下・渡部「日本の黄金時代が始まる」(ポロと旅する〜あさちゃん。と一緒)

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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 00:04 | 🌁 | Comment(3) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>日下節というのは、

日本>>>(越えられない壁)>>>米国ほか諸外国

私は渡部節も同じ根っこだと思います。
Posted by エヌマ at 2009年08月08日 22:47
すいません追加。
でも実は大きすぎるコンプレックスの裏返しだと思う。1930年生まれなんでなおさら(1945年に15歳の思春期)
Posted by エヌマ at 2009年08月09日 00:43
>エヌマさん
コメントありがとうございます。

>渡部節
>実は大きすぎるコンプレックスの裏返し
石原慎太郎都知事にもつながるものがあるんでしょうね。
Posted by スーパーサウスポーあさちゃん。@管理人 at 2009年08月13日 13:32
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