


(Ser.4764)
ブログネタがないとき用の
書評シリーズの在庫がこれも含めて10件もたまっているので、別ネタがあっても、1日1エントリー(Twitterまとめエントリーを除く)にこだわらず適宜消化していきます。
ということで、今回は2010.5.8-9読了の2冊まとめて。
10年くらい前に、白浜・熊野方面に行くつもりでツアーまで予約したのですが、諸般の事情でキャンセルに。その後、白浜温泉とか熊野大社とかをいずれという気持ちはあったものの、なかなかチャンスを得られず。
2009年7月和歌山電鉄の「たま」に会いに行って、その帰りに和歌山駅で和歌山ラーメンを食べて和歌山県初踏破しました。
でも、この本を見て改めて「熊野」へ行ってみたくなりました。
<ピックアップ>
・100年前とほとんど変化のない「熊野」
〜そこに懐かしさを感じて、それが多くの人が熊野にひきつけられるのか?
・もともと熊野は山岳修行者の入峯修行の地。平安末期に浄土信仰が広まっていくにつれて、阿弥陀の浄土として多くの人を呼び寄せるようになった。その後、室町末期に熊野詣がもっとも盛んになったが、江戸時代に伊勢参拝に取って代わられた。
・花山院の悲劇
〜おそらく人間にとっての最大の不幸は、何も得られなかった人生ではなく、誰にも手に入らないものを手に入れながら、そこから引きずりおろされて二度と復活できないまま不遇のうちに死ぬこと
・神道〜神と人間がきわめて近しい存在
・熊野と出雲に共通の地名が多い
・熊野の特殊性
〜熊野の神々はもとからそこに住む地主神、産土神の集合体。そこに神道、仏教、修験道などの影響が積み重ねられたもの
(鉱物資源、温泉、豊かな自然がさまざま霊感を得て新しい境地を開いていくことにつながっている)
次に、
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 05:43
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